以前、紹介した「フィリピンマニラにいながら日本のアマゾンで買い物をし、海外転送サービスを使って海外発送」がぼちぼちの反響であったので、それを参考にそろそろ次の仕入れを行おうとした矢先、とんでもない事実が発覚した。日本のアマゾンから直接フィリピンの自宅へ送ることが可能で、しかも格安というのである。
amazon Japan
今の世代、アマゾンを使ったことのない人は少ないかもしれない。無くても生活には困らないが、あれば非常に便利。私が日本にいた時も、書籍の購入をメインに使い倒していた。本に関しては、書店でも購入が可能だが、専門的な分野で書店にないものは必然的にアマゾンに発注し、自炊活動に勤しんでいた。
普通にアマゾン本体(マーケットプレイスでない)に発注すれば、早ければ翌日に品物は届くが圧巻はアマゾンプライム。通常であればお急ぎ便、お届け日時指定便は追加料金が発生するのだが、月500円の月間プランまたは年4,900円の年間プランのアマゾンプライムを申し込むとそれが全て無料。30日間のお試し期間もあるから安心だ。
Amazonプライムで動画を観る方法とAmazonギフト券を支払い方法にする使い方
このアマゾンプライムが日本の宅配業界に負荷をかけてしまい、人手不足、サービス残業が問題になっているくらいだ(参考:このままではアマゾンとセブンイレブンとヤマトが全滅する!)。
また、アマゾンプライムの他に年会費1,900円で動画が見放題のプライム学生割、食品や日用品の宅配が可能なアマゾンフレッシュのほか、下記の通り様々な割引サービスが提供されている。
ペットボトル飲料からインスタントラーメンまで。数量限定なので、なくなり次第終了するというフィリピンライクなオンラインショップ。類似ストアに昔どこかで見たようなカウントダウンタイム付きの「タイムセール」、クーポンを使うと最大50%引きになる「クーポン」特集などがある。
食品、飲料、日用品ほか対象商品をお得な割引価格で定期的に届けてくれるサービス。表示価格からさらに最大15%OFFで配送料は圧巻の無料(代引手数料、取扱手数料除く)。
サイズ、味などのバリエーション、配送頻度、数量などの変更やキャンセルはいつでも可能。同じ月の配送を3件以上まとめると、おまとめ割引になる。
グラブフードやウーバーイーツも良いが、このアマゾンの定期おトク便が流行らない理由はないと思うのだが、アマゾンさんはすこしマーケティングにも力を入れたほうが良いのかも知れない。
実施中のお得なキャンペーン
「4ヶ月99円で聴き放題ャンペーン」
月額780円〜で6,500万曲以上が聞き放題になる音楽配信サービス。
プライム会員限定のこのキャンペーンは、来月開催される「アマゾンプライムデー」の先行キャンペーンとして開催されているもので、4ヶ月間(780円 x 4 = 3,120円)を99円で利用できる。
フィリピンのアマゾン「LAZADA」
フィリピンにもラザダやOLX等の通販サービスはあるが、フィリピン人のいい加減さと交通事情でアマゾンのようなレベルになるには半世紀くらいかかるであろう。ちなみに米アマゾンのカスタマーサービスはフィリピンに一部アウトソースされている。
フィリピンにおけるアマゾンジャパンの必要性
家電や日用品に限っては、フィリピン国内でクオリティが低いが入手可能、しかし日本語の本を買おうと思うと、フィリピンに住んでいるとかなりキツイ。バンコクやシンガポールには紀伊国屋や旭屋書店等、日系の本屋があるが、フィリピンにはなぜか無い。
日系書籍店がフィリピンにできる可能性が出てきた。
日本帰国時に大量に購入すれば良いが、飛行機に乗る際にかさばるし、追加料金もかかり、何より日本に実家等の居住地が無いとアマゾンで発注するのは難しい。
そこで私が独自に発見したのが前掲の「フィリピンマニラにいながら日本のアマゾンJPで買い物をし、海外転送サービスを使って海外発送」である。
アマゾンジャパンで海外発送する際の過去と現在の価格比較
しかし、転送コムは商品価格のだいたい倍くらいの手数料がかかる。そこで何か、格安の輸入方法が無いかと暗中模索していたところ何とアマゾンジャパンの海外発送料が変更になっていたのである。
これは前回アマゾンで発注しようとした金額。商品が6,224円、配送料・手数料が3,666円、輸入税等前払金が4,104円。商品よりそれ以外の費用が高かった。海外発送費率125%。
これが今回注文した際の請求書。商品の小計が10,480円、配送料・手数料が2,700円、前回あった輸入税等前払金が無くなっており、海外発送費率は25%と格段に格安になっていた。
アマゾンでの海外発送料金確認方法
たまたま本は、輸入税等前払金がかからなくなったのかも知れない。もし他のカテゴリを海外発送してもらう際の料金の確認方法をお知らせする。
まずいつものように欲しい商品をカートに入れてレジに進むボタンをクリック。
すると発送先住所を選択する画面に飛ぶ。ここで事前または新規でフィリピンの住所を登録し、そのフィリピンの住所を発送先として「この住所を使う」をクリックする。
その後発送オプションの選択画面になるので、「できる限り商品をまとめて発送(最小限の配送料・手数料がかかります)」を選択する。
この時、商品によっては「通常配送2018/**/** ◯曜日にお届けします」と表示される場合がある。それは国内用の配送オプションであって海外発送に対応していないので、選択できたとしても後日、発送不可のメッセージがくるだけなので、海外発送は諦めよう。
その後支払い方法を確認。
いい感じで行くと、輸入税等前払金はかからない。今のところ書籍、家具部品は輸入税等前払金は発生しないようだ。
アマゾンジャパンで発注からフィリピンで受け取り
配送はDHLが担当し、随時サイトで状況をチェックできる。到着間近になるとメールが届くので、配送日の変更、ご近所への配送依頼、配送先変更等を必要に応じて調整できる。
コンドミニアムだとレセプションに受け取りに行き、業者のスマホ上で受け取りのサインを指で手書きする。
懐かしき茶色のダンボール箱。
海外発送でもぶれない梱包クオリティだ。
日本からフィリピへ発送できないもの
基本的に書籍は、日本からフィリピンへ発送できるが、電化製品や精密機械等は海外発送できないと思ってよいだろう。
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コメント
LAZADAと比較するとアマゾンは圧倒的に早い
かばんを注文したら翌日に発送、その次の日に到着
LAZADAだとマニラ内に在庫がある場合でないとこんなに早くなく
たいてい中国発送だから7日以上かかる
[…] […]
LAZADAだと、この5年間で実際にクレジットカード決済した商品が5回、未到着です。
(合計損失額 約2万円)
到着しても、5個注文したが3個しか入っていない、到着時には既に商品は配達の雑さで破損している。(これが一番多いトラブル)
配達員は貧乏なので、裕福な人の荷物は余計に雑に取り扱う。(嫁の親戚に配達員がいて、本人たちから聞いている)
基本は着払いにして、配達到着時に配達員の目の前で開梱して中身を確認する以外に安全では無い。
shopeeも同様のレベルである。