みなさんこんにちは。最近フィリピン編が続いていますが、今日もフィリピン編です。フィリピン編とその他の国編を交互に公開しようと思ったのですが、いまいち気が乗らないため、順番は気にせず自由気ままに公開しようかと思います。
さて、前回より公開しているアンヘレスTOEIC遠征編。今日は、その概要ともいえるアンヘレスやクラークエリアの観光スポットを紹介したいと思います。
アンヘレスTOEIC記事
- クラーク・アンヘレスの和食レストラン「ゆふいん」の近況報告をしてみたいと思います。
- アンヘレスのJOCSON大学でTOEICを受けに行ったらマカティ会場とえらい違いで驚きました
- アンヘレスで泊まったホテルのコスパが最高に良かった件とその他おすすめホテル情報
- マニラ(NAIAターミナル3・ケソン市)からアンヘレスへストレスフリーなP2Pバスで行く行き方
アンヘレス・クラークと言えば夜遊びのイメージが強いのですが、観光やビジネスに焦点を当てても興味深い部分がけっこうありましたので、夜遊びの合間に実際にそれらスポットを巡るのも良いかも知れません。ただ、その前に、クラークの範囲や定義的なものがいまいち不透明でしたので、マラテ・エルミタ同様、定義づけをはっきりさせて各種観光地を案内していこうかと思います。
▽過去記事▽

認識違いのクラーク経済特区
ひとえにクラーク経済特区と言えども、その範囲を正しく言える日本人はほとんどいないでしょう。実は、クラーク空港を含むパンパンガ州にあるエリアはクラークフリーポートゾーン(CFZ)と言われ、ターラック州側にあるクラーク経済特別区(CSEZ)とは別のカテゴリーになります。
このクラークフリーポートゾーン(CFZ)とクラーク経済特別区(CSEZ)を合わせたエリアが、クラークフリーポート経済特区(CFEZ)と言われます。似たような略語が3つもあり、ちょっとややこしいですが、私たちが思っていたクラーク空港周辺のエリアは実は、クラークフリーポートゾーン(CFZ)で、クラーク経済特区は、実はターラック側にあったというから調べていて驚きました。そしてその2つを総称したものが、クラークフリーポート経済特区(CFEZ)というわけです。
「クラーク経済特別区(CSEZ):ターラック側」
「クラークフリーポートゾーン(CFZ):パンパンガ側」
↓↓↓
クラークフリーポート経済特区(CFEZ):CSEZとCFZを合わせたもの
パンパンガ州のCFEZは、アンヘレスとマバラカット(Mabalacat)、ポラック(Porac)の町が含まれており、ターラック州のCFEZには、キャパス(Capas)とバンバン(Bamban)の町が含まれています。
クラークフリーポート経済特区(CFEZ)は、クラークフリーポートゾーン(CFZ)とクラーク経済特別区(CSEZ)の2つのエリアに分かれていますが、後述するニュークラークシティはクラーク経済特区(CSEZ)の一部です。
クラークフリーポートゾーン(CFZ)は、以前の米国空軍施設であるクラーク空軍基地のエリアをカバーしていて、この空軍基地のほとんどはクラーク国際空港に変換され、一部はフィリピン空軍の管理下にありました。また、クラークグローバルシティは、クラークフリーポートゾーンの一部でもあります。
- ニュークラークシティ:クラーク経済特区(CSEZ)の一部
- クラーク空軍基地、クラーク国際空港:クラークフリーポートゾーン(CFZ)内
参考:Clark Freeport and Special Economic Zone From Wikipedia, the free encyclopedia
▽フィリピンの経済特区についてはこちらの記事▽

ニュークラークシティ
ニュークラークシティは、フィリピンのターラックのキャパスにある開発中のコミュニティです。面積は約9,450ヘクタールで、最大120万人を収容できます。このニュークラークシティは、Bases Conversion and Development Authority(BCDA)によって管理されています。ニュークラークシティは、マレーシアの連邦行政首都であるプトラジャヤの発展を模したものです。
参考:ニュークラークシティ計画に複数の日本企業が参入表明(フィリピン)
クラークグローバルシティ
クラークグローバルシティ(旧グローバルゲートウェイロジスティクスシティ)は、フィリピンのパンパンガ州マバラキャットにあるクラークフリーポートゾーンで計画された複合用途の中央ビジネス地区開発です。
Udenna Corporationは、2017年以来、クラークグローバルシティの開発を担当しています。この開発は、当初はクウェート投資の結果として行われ、グローバルゲートウェイロジスティクスシティとして知られていました。 開発の草分けは2008年に行われました。
大まかなエリア定義も判明したところで、下記でアンヘレス・クラークエリアにある戦跡やアミューズメントパーク、温泉地などの観光地を紹介したいと思います。
戦跡を巡る観光
カミカゼウエスト
関行男大尉率いる敷島隊が最初に飛び立ったとされるマバラカット西飛行場跡。通称カミカゼウエストと称されています。カミカゼイーストとは異なり私有地にあるため、「クラーク空港で許可証をとってこないと入れることができない」とガードマンに言われる場合がほとんど。運が良ければ入れるというフィリピンあるあるです(地図)。
クラーク博物館
クラーク国際空港の西に位置する博物館。西側には大きな広場クラーク・パレード・グラウンズがあります(地図)。
平和観音(Goddess of Peace Shrine)
観音像がポツンと置いてあるだけのスポット(地図)。
フォートストッツェンブルグ(Fort Stotsenburg)
第二次世界大戦時代のフォートストッツェンブルグは、下記フィリピン師団の本拠地でした(地図)。
- 第1フィリピン砲兵連隊
- 第23野戦砲兵連隊
- 第24野戦砲兵連隊
- 第26騎兵連隊
- 第86野戦砲兵連隊
- 第88野戦砲兵連隊
- 第12砲兵中隊
- 第12クォーターマスター連隊小隊
フォートストッツェンブルグは、アンヘレス市のバリオサパンバトにあり、マニラの北約80kmにあります。これは、1935年の国防法に基づいて野戦訓練が行われた場所の1つでした。第6アメリカ騎兵隊のキャプテンであるジョン・M・ストッツェンバーグ大佐と、1899年4月23日にフィリピンのブラカン州クングア付近で連隊を率いる際に殺害されたネブラスカボランティアの大佐にちなんで命名されました。
戦争で戦った勇敢な人たちを称える彫刻があるということで、結構な数の彫刻があると期待していったのですが、あったのはまあまあ少ない感じの彫刻数。公園自体に意味があって、そのエントランスにある彫刻にはお出迎えの意味を成しているように思います。
アンヘレスの昼観光に「クラーク博物館」からの「クラーク・パレード・グラウンズ」はいかが?
カジノで旅の資金を荒稼ぎ
ロイスホテル&カジノ
クラーク博物館からエアフォースシティの方角へ行くと、角っこにこのロイスホテル&カジノが見えてきます。
ホテルのエントランスを入ると左手にカジノが見えてきます。カジノ自体はコンパクトにまとめられて、小綺麗な感じ。
1階のカジノを一回りして、こんなものかと思って帰ろうとしたら、2階へと続くエスカレーターが有ったので上ってみると、写真には撮りませんでしたが、けっこう広めのテーブルコーナーがあり驚きました。施設もできたばかりできれいなので、ちょっとした息抜きに泊ってみるのもありかもしれません(地図)。
カジノフィリピーノアンヘレス(Casino Filipino Angeles)
ウォーキングストリートから南へ徒歩10分のところにあるカジノ。カジノの1階はスロット、2階はテーブルゲームとVIPコーナーがあり、3階ではショーなどが行われています(地図)。
参考:カジノフィリピーノ アンヘレス Casino Filipino Angeles
Fontana Leisure Parks And Casino
50mのプールがある、落ち着いた隠れ家的遊園地(地図)。
異国のアミューズメント施設を実体験
ズーコビア(Zoocobia Fun Zoo)
ズーコビアは、家族向けのアクティビティと、誰もが楽しめる教育的なアトラクションを備えたアミューズメントパークです。このアドベンチャー系動物園の敷地内にはスリル満点の乗り物や、カラフルな鳥に実際に餌をやったりするコーナー、野生動物を間近で見るコーナーなどがあります。
迷路のような中庭に入ると、動物の形に刈り込まれた植物やヤギ、羊、ブタなどに哺乳瓶で餌をやったりできるコーナーがあります。子供から大人までが楽しめる動物園です(地図)。
ダイナサウル・アイランド
恐竜を題材にしたテーマパーク。7Dシアター、ジュラシックパーク、超小規模の博物館、恐竜にえさやり体験などを楽しむことができます(地図)。
エアフォースシティパーク
フィリピン空軍が使用していたジェット機やヘリコプター、高射砲などが展示されている公園。遊具や広場もあり市民の憩いの場所となっています(地図)。
参考:Air Force City Park エアフォース・シティ・パーク
エアフォースシティパークの近くに似たような名前のエアフォースシティというところがあるのですが、ここには何もありませんので、グーグルマップで検索して、間違えて行かないようにしましょう(地図)。
ただ、このエアフォースシティという場所の近くには、メケニゴルフ練習場があります。
スポーツ・温泉で文字通り汗を流す
メケニゴルフ練習場
クラーク国際空港の近くにあるゴルフ練習場がこのメケニゴルフ練習場です。ちょっとした空き時間に気軽にできるので、クラーク観光の合間に来るのも良いかもしれません。料金は50球55ペソ、アイアンレンタル100ペソ(地図)。
このメケ二ドライビングレンジ、当初はエアーフォースシティというイカしたネーミングのスポットをグーグルマップで発見してそこへ行こうとした際の賜物でした。
ニノイアキノアベニューを歩いているとバリケードのようなものがあり、そこに入っていくと、何の変哲もない荒廃したエリアに来ました。
エアーフォースシティなどという、アメリカンチックなスポットなどない、そう確信した矢先、ゴルフ練習場の屋根みたいなところがうっすらと見え、引き寄せられるように近づいていくと、そこがメケニゴルフ練習場でした。日本人もちらほらといて、現地では有名なところなのでしょうね。
ネコちゃんも応援してくれました。
FA Korea C.C. Driving Range Hotel
韓国系ゴルフ練習場(地図)。
プニン温泉
プニン温泉は、マバラカット市に隣接するシティオターゲット(Sitio Target)にあるサパンバトゲート(Sapang Bato)からわずか10分の距離にあります。プニン温泉という名前の由来は、アエタ言語で「木がいっぱい」という意味の「punang」から来ています。1991年の大噴火にもかかわらず、荒涼とした荒れ地の中で活気と生命が溢れている場所の一つです。
敷地内では4WDのジープに乗ったり、温泉・砂風呂に入ったり、泥パックをすることが可能です。注意点としては入場システムが特殊で3名以上の入場料を払わないと入れないシステムになっています(地図)。
参考:フィリピン・クラークを観光してみた。ワイルドなスパと砂風呂に癒される
マウンテンクラークシューティングレンジ(Mountain Clark Shooting Range)
ウォーキングストリートのマクドナルドから東に行ったマーキーモールの近くにある射撃場(地図)。トライシクルで約10分。Grabトライクだと100ペソ(片道)未満。料金は下記のとおり。
- 入場料:400ペソ
- 銃レンタル:600ペソ
- 1発:25ペソ
- 的:35ペソ
例えば一人で行って50発撃つと400ペソ+600ペソ+1,250ペソ+35ペソで2,285ペソになる計算です。
参考:アンヘレスで射撃
▽ケソン市のクバオで射撃した話▽

コメント
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