不動産管理を任せているスタッフから連絡が来た。水道を引くので給料の前借りをしたいとのことだ。理不尽、無計画な前借りは即時却下だが、快適な生活を送ることに関しては出来る限り協力したい。
しかし、給料の前借りに関しては、常に、1「理由自体が嘘」、2「トンズラ」、3「お金落とした」、4「追加料金が必要になった」などのストレスがつきまとう。まずは1のストレスを潰すため、実際に水道を引く現場を見に行くことにした。今まで水道がなかったこと自体が不思議だが、ローカルエリアに住んでいるとそういうところも多い。
バリンタワック(Balintawak)
細かい場所は言えないが、そのスタッフの住んでいるエリアはバリンタワック(Balintawak)という、メトロマニラからルソン島北部へ伸びるNLEXの経過地点として有名だ。
バリンタワックのモールとコンドミニアム、今後のエリア戦略
バリンタワックは外国人にとって、これといって行く理由は今までは無かった。ただ、最近はアヤラモールやコンドミニアムもでき、投資対象エリアとして、足を運ぶ価値も出てきた。
できたてほやほやのアヤラモール。ロビンソンやユニクロも入っている。
FX、シープニー乗り場も整備されている。今後は北部へ行く際の要所になることは間違いない。写真奥に見えるバスの路線にもなっている。
山頭火もナウオープン。
かつ空もエントランス近くに、店舗を構えている。山頭火とかつ空は、もうニコイチと言っても過言では無い。グリーンヒルズでもお互い、近くに店舗を構えていた。
モールの裏には建設中のAvida Towers Cloverleafが見える。
Avida Towers Cloverleaf – Avida Land ホームページ
ちなみに、近くにもアルベオ(ALVEO)やアヤラランド(Ayalaland)のコンドミニアムが建設予定。東にちょっと行った、NorthアベニューのVertis Northのように、価格帯によってブランド名を変えて販売する、アヤラが得意とする街を作る不動産戦略だ。
ちなみにアヤラランドはAirbnbは禁止にしているようなので、不動産購入の場合はそのあたりも考慮しなければいけない。
※アヤラランドはまだAirbibは禁止しているみたいです。
超ローカルエリアを探索
そんな成長過程のエリア近くにスタッフの家がある。
金網に覆われたサリサリショップ。フィリピン初心者だった時は度肝を抜かれたが、今では普通の光景。タバコ1本5ペソ。都心では7ペソに値上がりしていたので、その安さは懐に優しい。
インターネットなど、家には無いのでローカルネットカフェで用を済ます。
最近はコインランドリービジネスが盛ん。ただ、店員が常駐しているので、純粋な意味でのセルフサービスでは無い。
車庫証明、公共の福祉という言葉の無い国フィリピン。他人のものは俺のもの、俺のものは俺のものというどこかで聞いたことあるような格言がぴったり当てはまる。
鶏以外の鳥にニーズがあるのが不思議だが、よく見る鳥販売業者。
ローカル娯楽の一つ、違法DVDも堂々と販売してます。
優秀なフィリピン人は海外で稼いでくるので、両替所や送金サービスの店は、そこら中にある。
フィリピンの格安パン。1個10円20円レベル。調子に乗って買っていると、まれに100円レベルが登場するので要注意。
ローカルスーパーマーケット。サリサリショップの卸売も兼ねている。大量に購入しているのは、サリサリの在庫補充のためだ。
そんな中でも、小綺麗なアパートメントもある。賢い投資方法だ。
東南アジアの熱気が感じられるローカルエリア。治安が不安という声もあるが、昼間に行けば何ら心配は無い。
肝心の水道設置場所を確認し、その場を後にした。
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