バンコクの飯のうまさに舌鼓を打っているティケージー@バンコクです。
さて、今日はバンコク飯の中でも有名なカオマンガイの美味しいお店を何軒か回ってきましたのでそのことをレポートにまとめたいと思います。
カオマンガイについて
カオマンガイとは俗にいう、海南鶏飯のことで、茹でたチキンと味付けしたライスの料理で、チリソースが添えられており、通常はキュウリが添えられています。これは、中国南部の海南省からの移民によって作成され、海南料理の文昌鶏(ウェンチャンジー)という料理からインスパイアされたものです。シンガポールの郷土料理の1つと考えられ、シンガポール料理と最も一般的に関連していますが、それが料理の定番にもなっているマレーシアでも見うけられます。
海南鶏飯はタイでは一般的な料理で、カオマンカイと呼ばれ、文字通り「チキンファットライス」を意味します。タイでこの料理に使用される鶏は、地元品種の放し飼いの鶏で、タイの旧国名「シャム」に由来する軍鶏(シャモ)肉が主流です。赤身なのでよりおいしい料理になりますが、近年大規模な養鶏場の肉鶏が使用されてきているので、純粋な意味でのカオマンガイも年々減少傾向にあります。
カオマンカイには、きゅうり、時には鶏の血豆腐と新鮮なコリアンダーの飾りが添えられ、ナムスープ(スライスされた大根が入っていることが多い鶏肉スープ)が添えられています。付随するソースは、ほとんどの場合、タウチュウ(黄色大豆ペーストとも呼ばれる)、濃厚醤油、唐辛子、生姜、ニンニク、酢で作られます。
タイ語で「カオ」はご飯、「ガイ」は鶏肉を意味します。
ピンクピンクしたカオマンガイ(ゴーアン)

バンコクで最も有名と言っても過言ではないのが、このピンクがコンセプトカラーの「ゴーアンカオマンガイプラチナム」です。他ブログでは「ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム」という名前で親しまれていますが、私が行った時は看板に違う名前があったのでそちらを優先しています。
ここの特徴は、なんと言っても鶏肉の圧倒的な柔らかさ。スプーンに乗せると、置かれていない方の半身がだらーんと垂れてしまうほどの質感は、一度は体験する価値があります。タレはさっぱり系で、朝からでもスルッと食べられる味付けです。
【その他基本情報】
- 営業時間 :05:30 ~ 14:30、17:00~04:00
- 最寄り駅:BTSチットロム駅、BTSサイアム駅
- 電話番号:02 252 6325
- フェイスブック:https://www.facebook.com/GoAngChickenRiceChokChai4/
詳しい行き方や地図、メニューはこちらの記事
エンポリウム4階・ゴーアン(ピンクのカオマンガイ系列)

BTSプロンポン駅直結の「エンポリウム」4階フードコート(Gourmet Eats)内にあるのが、超有名店「ピンクのカオマンガイ」のブランチである「ゴーアン」です。本店まで行く時間がない時や、涼しい場所で手軽に名店の味を楽しみたい時に重宝します。
カオマンガイ(レギュラー)は80バーツと、路面店よりは少し高いですが、デパート内としては良心的な価格。味は本家譲りの安定感があり、しっとりした鶏肉と旨味の凝縮されたライスが絶品です。ここのスープは他店と違い、後から辛さが来る「追いスパイシー系」なのが特徴。食後のデザートまで一箇所で完結できるのも魅力です。


【その他基本情報】
- 営業時間 :10:00 ~ 22:00(施設に準ずる)
- 最寄り駅:BTSプロンポン駅(駅直結)
- 電話番号:02 269 1000(エンポリウム代表)
- フェイスブック:なし
詳しい行き方や専用カードの注意点、デザートの実食レポはこちらの記事
オンヌット・テスコロータス内フードコートのカオマンガイ

BTSオンヌット駅直結という抜群の立地にある、テスコロータス(現在はLotus’s)のフードコート。ここのカオマンガイは、私がバンコクで食べた中でも一、二を争う美味しさです。「フードコートだから」という先入観を良い意味で裏切ってくれます。
特におすすめなのは、茹で鶏と揚げ鶏の両方が楽しめる「ミックスカオマンガイ」。肉の火入れが絶妙で、ライスもしっかりとした味付けで満足度が非常に高いです。朝早くから深夜まで開いているので、オンヌット周辺に滞在している時の強い味方になります。
【その他基本情報】
- 営業時間 :06:00 ~ 00:00
- 最寄り駅:BTSオンヌット駅(直結)
- 電話番号:02 741 4444
- フェイスブック:なし
詳しい行き方や注文システム、メニューはこちらの記事
プロンポンの実力派「ヘンヘン・カオマンガイ」

日本人居住区のプロンポンで不動の人気を誇るのが「ヘンヘン・カオマンガイ」です。すぐ隣にある「グレート上海」と店構えが似ており、初見では間違えやすいので注意が必要ですが、ここは丁寧な調理と清潔感のある店内で、女性一人でも入りやすい雰囲気があります。
サイズがS・M・L(60/70/90バーツ)から選べるのが特徴で、おすすめは蒸し鶏と揚げ鶏の両方が楽しめる「ミックス」。しっとりした茹で鶏と、甘辛ソースが絡む揚げ鶏の対比が絶妙です。また、付け合わせのスープには豪快に鶏ガラが入っており、最後まで「鶏」を堪能できる職人魂を感じる一軒です。


【その他基本情報】
- 営業時間 :10:00 ~ 16:00(※売り切れ次第終了)
- 最寄り駅:BTSプロンポン駅
- 電話番号:089 888 0000(※目安)
- フェイスブック:なし
詳しい行き方やグレート上海との見分け方、全メニューはこちらの記事
フワランポーン駅・中華街近くのピ・チャイ・ガイ・トーン

中華街(ヤワラート)エリアにも、隠れたカオマンガイの名店があります。メディアでも紹介され、日本人のリピーターも多い「ピ・チャイ・ガイ・トーン」です。ここの最大の特徴は、テーブルに置かれた「秘伝のタレ」がかけ放題なこと。自分好みの味付けでがっつり楽しめるのが最高です。
1皿50バーツという良心的な価格設定も、物価が上がり続けるバンコクでは非常にありがたい存在。気さくなママさんが迎えてくれるアットホームな雰囲気も、この店の大きな魅力の一つですね。
【その他基本情報】
- 営業時間 :不定期(事前確認推奨)
- 最寄り駅:MRTフワランポーン駅
- 電話番号:+66 2 238 3778
- フェイスブック:なし
詳しい行き方や地図、メニューはこちらの記事
サパーンクワーイの老舗「スリー・ルアン・ポチャナ」

BTSサパーンクワーイ駅近く、縞模様のひさしが目印の「スリー・ルアン・ポチャナ」。ここでは定番の「茹で」に加え、香ばしい「揚げ」や珍しい「焼き(グリル)」など、多彩な鶏肉のバリエーションが楽しめます。
特筆すべきは鶏肉の圧倒的なしっとり感。旨味を吸った艶やかなご飯との相性は抜群です。ポーション(肉の大きさ)に関しては、後述する「グレート上海」と比較するとやや小ぶりな印象を受けますが、しっとりとした肉質を重視するなら、ここは絶対に外せない一軒です。
【その他基本情報】
- 営業時間 :08:00 ~ 17:00(※目安)
- 最寄り駅:BTSサパーンクワーイ駅
- 電話番号:02 270 1769
- フェイスブック:なし
詳しい行き方や地図、メニューはこちらの記事
プロンポンの初心者向け名店「イムチャン」

BTSプロンポン駅から徒歩0分という好立地にある「イムチャン(Im Chan)」は、タイの食堂に慣れていない方でも安心して入れる一軒です。大きな特徴は、席に着けばスタッフが注文を取りに来てくれる「座って注文できる」スタイル。メニューもテーブルに完備されており、注文のハードルが非常に低いです。
カオマンガイの鶏肉はしっとり系で、みずみずしいきゅうりとの相性が抜群。スクンビット通りに面したオープンエアの席は、バンコクらしい熱気と排気ガスを感じながら「これぞタイの昼飯」という雰囲気を満喫できます。カオマンガイ以外にもメニューが非常に豊富なので、グループでの利用にも最適です。


【その他基本情報】
- 営業時間 :07:00 ~ 22:00(※目安)
- 最寄り駅:BTSプロンポン駅(徒歩0分)
- 電話番号:089 814 3000(※目安)
- フェイスブック:なし
詳しい行き方や店内の様子、豊富なメニュー写真はこちらの記事
プロンポンの“初見殺し”名店「グレート上海」

プロンポン駅近く、ヘンヘン・カオマンガイのすぐ隣に位置する「グレート上海」。ここは「席で黙って待つと詰む」という、初心者泣かせの注文システムで知られています。私は初回、座って待てど暮らせど注文を取りに来てもらえず撤退した苦い経験がありますが、リベンジ戦で「自らカウンターへ行き、紙に書いて渡す」という攻略法に辿り着きました。
カオマンガイ自体は、茹でと揚げの「ミックス」が60バーツと非常に良心的。鶏肉のしっとり感はもちろん、みずみずしいきゅうりとパンチの効いたソースの相性が抜群です。会計は食後にカードを持って出口で支払うスタイル。味のクオリティもさることながら、バンコクの食堂を自力で「攻略」する楽しさを味わえる一軒です。


【その他基本情報】
- 営業時間 :08:00 ~ 15:00(※売り切れ次第終了)
- 最寄り駅:BTSプロンポン駅
- 電話番号:なし
- フェイスブック:なし
何も起きない店内で私がどう推理し、注文に成功したかの詳細はこちらの記事
行ったことがないけど話題の店
ミドリのカオマンガイ
こちらはピンクのカオマンガイをグーグルマップで調べたところ、近所にあったミドリのカオマンガイというカオマンガイ屋さん。
ネットで調べてみるとけっこう有名で、味はピンクのカオマンガイ屋さんとあまり変わらないそうです(笑)。
その他基本情報
- 営業時間 :24時間
- 最寄り駅: BTSチットロム駅、BTSサイアム駅、エアポートリンクラチャプラロップ駅
- 電話番号:02 251 8768
- フェイスブック:https://www.facebook.com/kuangheng1932/?rf=307628979365346
再移転した訳あり!?カオマンガイ屋さん
有名店モンコンワッタナーが移転後、再度移転したソムジャイというお店。
その他基本情報
- 営業時間 :7時00分~15時00分
- 最寄り駅: BTSサパーンクワイ
- 電話番号:不明
- フェイスブック:不明
- 参考記事:再移転した美味しいカオマンガイのお店 モンコンワッタナー
番外編
特におすすめではないですが、カオマンガイ自体外れが少ないので、バンコク滞在中に私が食べたカオマンガイをここで紹介したいと思います。
フアランポーン駅構内のフードコート

バンコクの鉄道駅フワランポーン駅にフードコートがありますが、そこでもカオマンガイを食べました。お店のカウンターは店の並びの左から2つ目でちょっと見つけにくいかもしれません。タレもつけ放題のローカル仕様です。
フードコート全体で引換券システムを採用しているので、あらかじめレジで料金の40バーツ分引換券を購入する流れです。

カオマンガイ自体は可もなく不可もなくという感じでしょうか。このカオマンガイを後々少しだけ後悔する話はまた別の記事でお話します。
プロンポン駅、JPゲストハウス近くのお店


ここは日本人経営のゲストハウス「JPゲストハウス」近くの屋台。昼間はやっていないので、夜に行くのがベストです。柔らかい鶏肉がウリ。




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