バンコク

タリンチャンから徒歩でハシゴ。ソンクローン水上マーケット散策&古刹の霊廟巡り

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活気とカオスに満ちたタリンチャン水上マーケットを歩き回った私は、看板ゲートの横から伸びる細い路地裏へと足を踏み入れました。可愛らしい壁画が描かれた小道を抜け、徒歩感覚ではしごした次なる目的地が、今回のタリンチャン地区水上マーケット巡りの本当のラストとなる「ソンクローン水上マーケット(Song Khlong Floating Market)」です。

▶ Googleマップ:地図で見る

ここは「ワット・タリンチャン(Wat Taling Chan)」というお寺の敷地内にひっそりと広がる市場で、観光地化された騒がしさは一切なく、美しい霊廟や静かな水路が織りなす極上のガチローカル空間でした。25バーツの激安ココナッツプリンや、夕方の運河に差し込む息をのむような光芒など、旅の締めくくりにふさわしいエモい散策の様子をお届けします。バンコク旅行の全体像やエリア別の移動術はバンコクまとめもあわせてご覧ください。

それではレポートをサワディカップTJKがお届けします。

※BMA Feederや水上市場は休日のみの営業の場合もあるので、事前に公式で要チェックです。

 

 

1. ワット・タリンチャンの境内に佇む隠れ家市場

Song Khlong(ソンクローン)水上マーケットの案内マップ(Wat Taling Chan/ワット・タリンチャン周辺)

路地を抜けて敷地内に入ると、まずはワット・タリンチャン周辺を記したソンクローン水上マーケットの案内マップが見えてきました。お寺の広大な敷地と運河がどのように隣接しているのかが、これを見るとよく分かります。

 

BMA Feederバス停とソンクローン水上マーケット周辺の道路風景

お寺のすぐ前にはBMA Feederのバス停もあり、周辺の道路風景はとても穏やか。タリンチャンから歩いてすぐの距離ですが、あの観光地特有の喧騒が綺麗に消え去っていることに驚かされます。

 

ワット・タリンチャン敷地内の装飾建築(木々越しの眺め)

敷地内を見渡すと、豊かな木々の向こうにワット・タリンチャンの立派な伝統装飾建築が見え隠れしています。緑に包まれた静かな境内を歩いているだけでも、心がすっと落ち着いていく。

 

ソンクローン水上マーケット近くの駐車場エリア

市場のすぐ近くにある駐車場エリア。大型の観光バスなどが並ぶような場所ではなく、地元の参拝客や買い物客の車が数台停まっているだけの、非常に落ち着いたローカルな空気に満ちています。

 

ソンクローン水上マーケットの屋根付き休憩スペースとベンチ

通路の脇には、屋根付きの休憩スペースと素朴な木製ベンチが設置。通り抜ける風が心地よく、急ぐ旅ではないので、ここに座ってしばらく境内の静寂を味わうことに。

 

2. 息をのむ美しさ、寺院エリアのきらびやかな霊廟

寺院エリアのきらびやかな霊廟(黄金の装飾)

市場へと向かう途中で目に入ったのが、この寺院エリアにある圧倒的にきらびやかな霊廟。眩いばかりの黄金の装飾が施されており、夕方の光を反射して厳かに輝く姿には思わず圧倒されました。

 

霊廟と納骨棚が並ぶ通路(ワット・タリンチャン)

さらに通路を進むと、霊廟の壁面に細やかな納骨棚が整然と並ぶエリアに出ました。ここはお寺の歴史と、地元の人々の祈りが深く刻まれた神聖な場所であり、観光地ではない「生きた信仰」が今も大切に守られています。

 

3. 運河沿いの食堂ゾーンと25バーツの幸せグルメ

運河沿いの食堂ゾーン(屋台とテーブルが並ぶ通路)

参拝を終え、水辺へと下りていくと運河沿いの食堂ゾーンに到着。木造の屋根付き通路に簡素な屋台とテーブルが並んでおり、夕方に近づいているためか、非常にのんびりとした時間が流れています。

 

ココナッツプリンの販売(25バーツ、クーラーボックス入り)

ここで見つけたのが、クーラーボックスでひんやりと冷やされたココナッツプリン。なんと1個25バーツという激安価格。一口食べると、ココナッツの優しい甘みとまろやかなコクが口いっぱいに広がり、歩き疲れた体に最高のエネルギー補給になりました。

 

運河を走るロングテールボート(ソンクローン水上マーケット周辺)

プリンを味わっていると、目の前の運河をロングテールボートが激しいエンジン音を立てて豪快に走り抜けていきます。静寂と躍動感が隣り合わせにある、これぞタイの水辺の日常風景。

 

ドリンク屋台のカウンターと黒板メニュー(ソンクローン水上マーケット)

隣にはオシャレな黒板メニューが掲げられたドリンク屋台のカウンターもありました。文字はタイ語メインですが、どこか素朴で温かみのある手作り感が、この隠れ家市場の雰囲気にぴったりマッチ。

 

Song Khlong(ソンクローン)水上マーケットのカラフルな入口サイン

通路の途中で、ソンクローン水上マーケットのカラフルな入り口サインを発見。派手な演出こそありませんが、地元の人たちが手作りでこの市場を盛り上げようとしている温かさが伝わってきます。

 

4. 寺院建築の美と夕暮れの水路风景

青いモザイク装飾の三角壁(寺院モチーフ of レリーフ)

再びお寺の建築に目をやると、お堂の三角壁に施された美しい青いモザイク装飾と細やかなレリーフが目に飛び込んできました。職人のこだわりが詰まった見事な伝統工芸に、思わずじっと見惚れてしまいます。

 

運河の見晴らし(ソンクローン水上マーケット周辺の水路)

お堂の裏手から眺める運河の見晴らし。真っ直ぐに伸びる水路の両脇には緑豊かな木々が茂り、先ほどのタリンチャンの騒がしさが幻だったのではないかと思えるほどの静けさ。

 

夕方の運河と光芒(雲間から差す光の水路風景)

そして、今回の旅で最も感動したのがこの景色。雲間から差し込んだ夕方の光が光芒となり、静かな運河の水面を優しく照らし出していました。この幻想的な水路風景を見られただけでも、はるばる路地裏を歩いてきた甲斐があったというものです。

 

5. ワット・タリンチャンのディテールを歩く

Wat Taling Chan(ワット・タリンチャン)水上マーケットの木製看板

境内の中心部に戻ると、「Wat Taling Chan」と誇らしげに刻まれた重厚な木製看板がお出迎え。文字の剥げ具合に、このお寺が刻んできた長い歴史の重みがしっかりと滲み出ています。

 

ハーブドリンクやシロップ類の瓶が並ぶ売店カウンター

売店のカウンターには、カラフルなシロップ類やハーブドリンクの瓶が綺麗に整列。タイのお寺の境内には、こうした参拝客が喉を潤すための素朴な売店がよく溶け込んでいます。

 

Wat Taling Chan(ワット・タリンチャン)記念碑とお供え(敷地内スポット)

敷地内にあるワット・タリンチャンの重要な記念碑。足元にはたくさんのお供え物が丁寧に並べられており、地元の人々の深い敬意と信仰の篤さが、この何気ないスポットからも静かに伝わってきます。

 

運河沿いの歩道と屋台エリア(ランタン飾りとベンチ)

運河沿いの歩道には、可愛らしいランタン飾りが吊るされたベンチエリアもありました。夕暮れ時になると灯りが灯るのでしょうか。地元のカップルがのんびりと語らうのに最高の特等席ですね。

 

寺院ホール内の仏像群と礼拝スペース(ワット・タリンチャン)

寺院ホールの中を覗くと、神聖な光に照らされた美しい仏像群と、静かな礼拝スペースが。私もここに座り、1日かけてたくさんの素敵な水辺の風景に出会えたことへの感謝を込めて、静かに手を合わせます。

 

色鮮やかな装飾の霊廟(寺院の納骨エリア)

別の納骨エリアにも、色鮮やかなタイルや彫刻で美しく彩られた霊廟が立ち並んでいました。ただ歩いているだけで、タイの伝統建築の美意識の高さに何度も驚かされるお寺。

 

寺院敷地の給水タンクと小さな建物(裏手の設備エリア)

お寺の裏手にある給水タンクや小さな建物が並ぶ設備エリア。観光客が普段あまり立ち入らないような、こうした生活感のある舞台裏を覗き見ることができるのも、裏路地散策ならではの醍醐味。

 

トイレ通路の内観(タイル床と手洗い設備)

こちらはトイレへと続く通路の内観です。タイル床や手洗い設備は非常に綺麗に掃除されており、ローカルなお寺でありながら、安心して利用できる衛生的な環境が整っているのは旅行者にとって大いに助かるポイント。

 

6. 帰路の足:79番バスで夕暮れのバンコク市内へ

ソンクローン水上マーケット付近のバス停と周辺道路

夕闇が迫ってきたので、そろそろバンコク市内へ戻ることにします。ソンクローン水上マーケット付近のバス停へと移動し、のんびりとした周辺道路を眺めながら帰りのバスを待ちます。

 

VIA BUSアプリに表示されている路線バス79番とソンテウの表示

ここで何気なくVIA BUSアプリを立ち上げ、79番バスを待っていると、なんとソンテウの表示が出てきました。なかなか便利なアプリです。

▶ タイのバスアプリVIA BUSの使い方|インストール・路線検索・リアルタイム追跡の見方を解説

 

路線バス79番とタクシー(ワット・タリンチャン周辺の道路)

しばらくすると、お馴染みのオレンジ色の79番路線バスがやってきました。行き先交渉の要らないこのエアコンバスに乗り込めば、カオサンやサイアム、セントラルワールドといった市心の主要スポットまで一本で帰ることができます。

 

夕方の街角風景(電線が多い通りと飲食店・タトゥー店の並び)

宿はプロンポンでしたが、カオサンで下車。空を埋め尽くすほど無数に走る電線と、飲食店やタトゥー店が軒を連ねる夕方の街角風景。これぞバンコクという懐かしい景色を眺めながら、大満足だったタリンチャン地区の水上マーケットはしご旅を静かに締めくくりました。

 


今回のまとめ:ソンクローン水上マーケットの過ごし方

  • 徒歩はしごが正解:タリンチャン水上マーケットから路地裏の壁画を抜けてすぐ。無料バスを待つより歩いた方が圧倒的に早くておもしろいルートです。
  • エモい水辺:夕方近くに訪れると、運河に差し込む美しい光芒や、静かな水路の絶景を独占できます。
  • 激安ローカルスイーツ:25バーツの絶品ココナッツプリンは必食。散策のお供に最高です。
  • 抜群の帰路:ワット・タリンチャンの目の前から79番の路線バスに乗れば、中心部まで快適に一本で戻れます。

タリンチャンの強烈な熱気とカオスを楽しんだ後は、そのすぐ隣にあるこの「ソンクローン」へ。そこには、静かに息づく寺院の美と、どこまでも優しいタイの素朴な夕暮れが、あなたの旅をやさしく包み込んでくれます。

 

あわせて読みたい:バンコクの人気水上マーケットを徹底比較!あなたに最適な行き先ガイド

ソンクローン水上マーケットの優しくエモい夕暮れに癒やされたら、次はバンコク近郊に点在する他の個性豊かな水上マーケットにも目を向けてみましょう。水上マーケットと一言で言っても、カラフルな小舟がひしめき合う王道の観光地から、週末に地元民で大活気を見せる食い倒れ市場、さらには今回ご紹介したソンクローンのように静かな寺院の境内にひっそりと息づく完全ローカルなエリアまで、その個性は本当に様々です。

 

当サイトでは、タリンチャンから徒歩ではしごできるこのソンクローンをはじめ、圧倒的な知名度を誇る王道のダムヌンサドゥアックや、私が直前に満喫したクローン・ラット・マヨムなど、主要な水上マーケットの魅力を一挙に整理した完全まとめ記事を用意しています。「移動の距離」「開催曜日」「ローカル度」といった失敗しやすいポイントをしっかり比較しながら、あなたの旅のスケジュールに最もフィットするマーケットをスマートに選んでみてくださいね!

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