フィリピンやタイなど東南アジアに滞在していると、日本とは比べものにならない強烈な日差しを日々浴びることになります。「日焼け止めは塗っているけれど、気づいたらシミや色素沈着が増えていた……」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私自身も南国生活の中で紫外線ダメージやシミ対策について色々調べていたのですが、その中でよく目にしたのが「BIHAKUEN(ビハクエン)」という海外のスキンケアブランドでした。
今回は、東南アジア滞在中のシミ対策や美白ケアの選択肢として知られるBIHAKUENについて、特徴や製造メーカー、代表的な成分、購入できる場所、初心者が最初に選ぶべき組み合わせ、実際に取り入れる際の注意点などを詳しくまとめました。
BIHAKUEN(ビハクエン)とは?製造メーカーについて
BIHAKUEN(ビハクエン)は、アメリカ発の本格的な美白・エイジングケアブランドです。日本のドラッグストアや一般的なコスメショップでは市販されておらず、主に個人輸入代行サイトなどを通じて入手されています。
製品の製造は、アメリカ・カリフォルニア州に拠点を置くスキンケアメーカー「Ca Botana International Inc.(CAボタナ・インターナショナル)」などが手がけています。1980年代設立の長い歴史を持つメーカーで、植物由来の成分研究や皮膚科学に基づいたサロン向け・プロ仕様の製品開発を得意としているのが特徴です。
市販の一般的な美白化粧品と大きく異なるのは、医療機関で処方されるレベルの高濃度な有効成分を配合した製品を展開している点です。そのため、「市販のコスメではなかなか実感が得られない」「濃くなってしまったシミを集中的にケアしたい」という方から注目を集めています。
BIHAKUENの代表的な成分と製品ラインナップ
BIHAKUENのシリーズで特に知名度が高く、多くの方が取り入れているのが「ハイドロキノン」と「トレチノイン」の2つです。
1. ハイドロキノン(美白クリーム)
ハイドロキノンは「肌の漂白剤」とも呼ばれる強力な美白成分です。メラニン色素を作る酵素(チロシナーゼ)の働きを抑え、メラノサイトそのものの減少を促します。できてしまったシミを薄くする目的や、新たな色素沈着の予防として使われます。
2. トレチノイン(ビタミンA誘導体)
トレチノインはビタミンA(レチノール)の誘導体で、肌のターンオーバー(代謝)を強力に促進します。肌の生まれ変わりを早めることで、表皮の深い層にあるメラニン色素を外へと押し出して排出させる働きを持っています。ニキビ跡や小じわのケアとしても知られる成分です。
トレチノインとハイドロキノンの併用療法
美容皮膚科などで行われている「トレチノイン・ハイドロキノン療法」をセルフケアとして実践するために、この2つをセットで使用するケースが定番となっています。トレチノインで肌の代謝を促してメラニンを追い出しつつ、同時にハイドロキノンで新たなメラニンの生成をブロックするという、相乗効果を狙ったアプローチです。
その他のラインナップ(サプリやデイクリームなど)
集中ケア用のクリーム以外にも、BIHAKUENブランドからは以下のようなアイテムが展開されています。
- デイクリーム・ナイトクリーム: 保湿や日常的な肌ケアを目的としたトリートメントクリーム
- 日焼け止め(UVケア): 強い日差しから肌を保護するための紫外線対策アイテム
- インナーケアサプリメント: コラーゲンやビタミンC、トラネキサム酸など、内側から肌環境を整えるサプリメント
BIHAKUENはどこで買える?購入方法について
BIHAKUENの製品を使ってみたいと思った場合、どこで購入できるのかを事前に知っておく必要があります。
日本の一般ドラッグストアや通販では買えない
主力のハイドロキノンやトレチノイン製品は、日本の薬事法上の規制があるため、マツモトキヨシなどの一般的なドラッグストアやドン・キホーテ等の実店舗、さらにはAmazonや楽天市場などの通常の通販サイトでは取り扱いがありません。
個人輸入代行サイトを通じて入手するのが一般的
BIHAKUENを入手するには、海外医薬品やスキンケア製品を専門に扱う「個人輸入代行サイト」を利用するのが一般的なルートとなっています。知名度の高い代行サイト(オオサカ堂など)を利用して、海外から直接配送してもらう形になります。
注文後は国際郵便やヤマト国際便などで発送されるため、一般的な国内通販とは異なり、手元に届くまでおおよそ1〜2週間程度の配送期間を見込んでおく必要があります。
【迷ったらこれ】初心者が最初に選ぶべき組み合わせ
オオサカ堂などの販売ページを見ると、単品やクリームの濃度違い、サプリメントなどがずらりと並んでおり、「結局どれを選べばいいのか分からない」と迷ってしまいがちです。
結論から言うと、シミや色素沈着の集中ケアを始めたい初心者が最初に選ぶべき商品は実質1択です。
「ハイドロキノン4%+トレチノイン0.025%」のセット一択
初めてBIHAKUENを試す場合、迷わず「[BIHAKUEN]ハイドロキノン4%+トレチノイン0.025%」のセット商品を選んでください。理由は大きく2つあります。
- 2つ同時に使わないと意味がないため: シミ取り療法は「トレチノインでメラニンを排出し、ハイドロキノンで新たな生成を抑える」という両輪で成り立っています。どちらか片方だけを使っても本来の効果は期待できません。
- トレチノインは一番低い濃度(0.025%)から慣らす必要があるため: トレチノインには0.025%・0.05%・0.1%といった濃度があります。数字が大きいほど強力ですが、そのぶん激しい皮剥けや赤み、ヒリヒリ感(A反応)が出ます。いきなり高い濃度を使うと肌が耐えきれず炎症トラブルになるリスクがあるため、初心者は必ず最も穏やかな0.025%からスタートするのが鉄則です。
サプリメント(トラネキサム酸など)やデイ・ナイトクリームのセットも販売されていますが、まずはこの基本セットで肌の反応を見ながら進めるのが一番安全かつ確実です。
海外在住者や初心者が知っておくべき注意点・リスク
BIHAKUENの製品は効果が期待できる反面、作用が非常に強力です。特に東南アジアなどの南国にいる場合、日本国内以上に気をつけなければならないリスクがあります。
1. レチノイド反応(赤み・激しい皮剥け)
トレチノインを使用し始めると、数日から1週間ほどで肌の赤み、ポロポロとした皮剥け、ヒリヒリ感、極度の乾燥といった「レチノイド反応(A反応)」が高確率で起こります。これは肌の代謝が活性化しているサインでもありますが、刺激が強すぎると肌トラブルに発展することもあるため、少量から慎重に試す必要があります。
2. 南国の強烈な紫外線対策が絶対に必須
ハイドロキノンやトレチノインを使用している期間は、古い角質が剥がれ落ちて皮膚が非常に薄く無防備な状態になっています。この無防備な状態で東南アジアの強い紫外線を浴びると、かえってシミが濃くなったり、炎症後色素沈着を起こして肌が黒ずんでしまう危険性があります。外出時の徹底した日焼け止め、帽子、サングラス、日傘などのUV対策は必須です。
3. 連続使用はNG!必ず休薬期間を設ける
高濃度のハイドロキノンを長期間使い続けると、白斑(肌がまだらに白く抜ける)などのリスクが高まります。一般的には2〜3ヶ月使用したら、必ず同期間(2〜3ヶ月程度)の休薬期間(クーリング期間)を設け、肌を休ませるサイクルを守ることが基本とされています。
4. 個人輸入は完全な「自己責任」
個人輸入代行などを利用して購入した海外製医薬品・スキンケア製品は、日本の「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となります。肌に合わなかったり思わぬ肌トラブルが起きた場合もすべて自己責任となるため、成分の濃度選びや用法・用量を正しく理解し、無理な使用は控えることが大切です。また、個人輸入した製品を他人に転売・譲渡することは法律で禁止されています。
まとめ
BIHAKUEN(ビハクエン)は、東南アジアの日差しで濃くなってしまったシミや色素沈着に対して、本格的なアプローチができる海外スキンケアブランドです。実績のあるアメリカの老舗スキンケアメーカー(Ca Botana International等)が手がけており、トレチノインとハイドロキノンの組み合わせは非常に強力ですが、そのぶん肌への負担や紫外線対策、休薬期間の管理が欠かせません。
購入する際は、まず「ハイドロキノン4%+トレチノイン0.025%」のセットから無理のないペースで試し、肌の様子を慎重に見極めながら取り入れてみてください。


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