みなさんこんにちは。私は先日マニラでのTOEICを無事終了し、本日から第2フェーズの勉強に取り掛かっています。さて、今日はタイ編、タイ鉄道チケットの取り方について、みなさんとシェアしたいと思います。
タイは鉄道網が発達していて、タイ国内の様々な地方に鉄道で行くことが可能です。また、車両自体も寝台列車もあり、ミャンマーなどに比べて格段に国内鉄道旅行が可能です。しかしながら、このタイの鉄道というのが、いまいち、どのタイプのチケットを買えばどのタイプの座席になるのか、どのような設備がついているか、いまいちわかりにくく、予約の際に旅行者を悩ませています。
チェンマイ行きの寝台列車に乗った記事
そこで今回、バンコクーアユタヤ間及びアユタヤーチェンマイ間の鉄道チケット購入の詳細を記事にすることで、少しでもタイ旅行者の参考になればと思います。基本的に、アユタヤから寝台特急に乗るのも、バンコクのフワランポーン駅から寝台特急に乗るのも、手続きはあまり変わりませんので、バンコクから寝台特急に乗りたい人も是非参考にしてもらえばと思います。
タイ国鉄(SRT)について
タイのすべての鉄道線路は、国有企業のタイ国鉄(SRT)に属しています。線路は1メートルという狭い鉄道幅で国中を行き来していて、多くの地域では、1本の線路しかありません。そのため、列車の発着が遅れることが多々あります。停車中、乗客は電車にとどまらなければならず、通常は10分以下の待ち時間です。線路の全長は約4180 km。鉄道網の主要なハブはバンコクにあり、すべてのルートがバンコクを通ります。
もちろん、最新の列車のスケジュールに関するすべての情報は、下記ウェブサイトで入手することが可能です(場合によっては、SRTの公式ウェブサイトである列車のスケジュールよりも最新だそうです。)下記サイトで、列車のスケジュール、費用 、出発時間と目的地を入力して、所要時間と列車の種類を入力します。
→https://12go.asia/jp/travel/thailand
ヨーロッパの駅と比較すると、タイの鉄道駅はもう少しまばらです。多くの場合、駅は屋根で覆われていますが、チケットを購入できるチケットオフィスを除き、壁はなくオープンな感じです。ほとんどの場所には、座って列車を待つことのできる小さな待合室があります。レストランや売店も利用可能な駅もあります。
バンコクとチェンマイの駅は他の駅より規模が大きく、より近代的です。バンコク駅とチェンマイ駅にはレストラン、旅行代理店、コーヒーショップなどが併設されています。チェンマイでは、下記12Go.Asiaで予約したチケットの搭乗券を鉄道駅の隣のボソテル(下記地図参照)というホテルまで受け取りに行かなければならず、また予めその旨を連絡する必要があり、チケットはリクエストされたピックアップポイントで発行されます。たとえば、チェンマイでピックアップのチケットを注文した場合、チケットは印刷されてそこに保管されます。したがって、バンコクではピックアップできません。逆の場合も同様です。
→https://12go.asia/jp/travel/thailand
アユタヤ行きの鉄道チケットをバンコクで買う
タイ国鉄のチケットはオンラインでも購入可能ですが、今回は駅の窓口で購入することにしました。
→タイ国鉄オンライン予約「thairailwayticket.com」
バンコクのフワランポーン駅。正面チケットカウンターでチケットを予約します。
アユタヤまで345ペソ。以前、エアコンなしの車両で死ぬほど暑くて、途中でギブアップ、途中下車しようと、出発直後の電車から飛び降りたところ、意外にスピードが出ていて、着地に失敗、右手首を負傷した苦い思い出があるので、エアコンは必ずつけてくれと窓口の人に伝えました。下記で拡大したものを解説します。
- SPECIAL EXPRESS(特別急行)
- TRAIN(電車番号):3
- DEPARTURE DATE(出発日):02SEP19
- DEP. TIME(出発日時):10:50
- ARR. TIME(到着日時):12:15
車両番号が別にあるので、TRAIN(電車番号)は路線の番号だと思われます。電車番号と車両番号と間違わないように注意です。私は車両を間違えて乗って、途中で車両を移動する羽目になりました。
- ORIGIN(出発地):バンコク
- DESTINATION(目的地):アユタヤ
- CLASS(クラス):2
- COACH TYPE(座席タイプ):APN76
- CAR(車両番号):2
- SEAT NO.(座席番号):24
- PRICE(料金):345
- ADULT01-01
座席タイプのAPN76がいまいち何を意味しているのか謎です。Aはエアコン付という意味なはずですが、後のPNとはいったい何なのでしょう?
座席はリクライニング式。
全く想定していなかった、食事が出てきました。
アユタヤで泊まったホテルは快適でした。
チェンマイ行きの鉄道チケットをアユタヤで買う
アユタヤ観光後、次はチェンマイ行きの鉄道チケットをアユタヤ駅窓口で購入しました。
「ゴーイングチェンマイ、トゥモロー」と受付カウンターの駅員さんに言うと、まず出発時刻を教えてくれます。2つくらい選択肢があったと思うのですが、チェンマイに朝に着く19時の便を購入しました。料金は1,016バーツ。料金は駅員さんによって言うことが違いますので、何が本当なのかわかりません。チケットを発行してもらっているので、ぼったくられてはいないと思いますが、聞いていたよりやや高かったです。チケットに掲載してある項目を下記で紹介します。
- パスポート番号/名前
- MAN(性別:男性)
- LOWER(座席位置:下)
- ADULT01-01(年齢、人数:大人、1名)
フワランポーン駅で購入した際は無かったパスポート番号や性別などの記載があります。
- TRAIN(電車番号):9
- DEPARTURE DATE(出発日):05SEP19
- DEP. TIME(出発日時):19:45
- ARR. TIME(到着日時):07:15
電車番号は車両番号でないことに注意。
- CLASS(クラス):2
- COACH TYPE(座席タイプ):ANSCN
- CAR(車両番号):5
- SEAT NO.(座席番号):12
- PRICE(料金):1,016
一番の謎、座席タイプのANSCN。ネットで検索してみると、Air-Conditioned Second Class Day & Night Coach(エアコン付2等寝台)の略のようです。
参考:STATE RAILWAY OF THAILAND 115 NEW CRRC CHANGCHUN COACHES: A PREVIEW
タイ国鉄座席タイプ
上記サイトに他の座席タイプの正式名称が記載されていたので、下記で紹介します。
- ANFCN:エアコン付1等寝台
- コンバーチブルシートとマットレスを備えたツイン共有キャビン
- 読書灯
- 個別の220ボルト電源ソケット
- LEDタッチスクリーンエンターテインメントおよび食品注文システム
- 電車情報テレビシステム
- キャビン内の個々のシンク
- トイレ
- 小便所
- シャワー室
- ANSCN:エアコン付2等寝台
- コンバーチブルシートとマットレス
- 読書灯
- 個別の220ボルト電源ソケット
- 情報モニター
- 電車情報テレビシステム
- トイレ
- 小便所
- 洗面台エリア
- ANSHC:エアコン付2等寝台身体障害用設備付き
- コンバーチブルシートとマットレス
- 読書灯
- 個別の220ボルト電源ソケット
- 情報モニター
- 電車情報テレビシステム
- トイレ
- 小便所
- 洗面台エリア
- ハンディキャップ施設付きの2つの特別な2段ベッド
- ARCCN:エアコン付レストラン車両
- 32名用座席エリア
- 電車情報テレビシステム
- 飲食物を表示するLEDディスプレイ
- バーカウンター
- コーヒーマシン
- キッチン
- フリーWi-Fi
実際に寝台列車に乗った様子の記事はこちら。
コメント
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