内科医「工藤」と詐称し健康食品を販売していた金岡荘次氏。速攻で医療専門家の指摘を受け謝罪に。

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日本初のバイラルメディアである「netgeek」によると「医師が教える長生きのための食事術」というサイトを運営している内科医の工藤氏が実は架空の人物で、実際は金岡荘次という医療関係とはなんのゆかりもない一般人が偽名を使い運営していたことがわかりました。

本記事では、なぜ金岡氏がそんなことをしたのか、被害状況はどうなのか等を今後このようなフェイクサイトの被害者がでないように解説していきたいと思います。

 

内科医工藤氏と医師が教える長生きのための食事術

出典:http://netgeek.biz/archives/127762

こちらが内科医工藤氏のツイッター(現在は削除)。プロフィール欄には「工藤クリニック院長。専門は癌、糖尿病、高血圧の治療。長年にわたって食品の機能性成分の研究をしており、「医師が教える長生きのための食事術」で情報を発信。日本消化器学会専門医、日本内科学会認定内科医。」という記載があります。

 

出典:http://netgeek.biz/archives/127762

2018年7月ごろから運営が始まった「医師が教える長生きのための食事術」(現在は削除)というサイトには、上記のようにブロリコを摂取し、手術を2回受けたら体の中からガンがなくなったという体験談もあげられていました。見たことも聞いたこともないこのブロリコとはいったい何なのでしょうか?

 

ブロリコとは

出典:https://www.buzzfeed.com/jp/seiichirokuchiki/ishi-sasho-blog-uragawa?utm_source=dynamic&utm_campaign=bfsharefacebook&utm_term=.prZ133RazE&ref=mobile_share

上記は「医師が教える長生きのための食事術」の記事の一部。ブロリコというものは実際にある成分で、ブロッコリーに含まれる植物由来の自然成分で、その効果はプロポリスの200倍以上とのことです。

 

そしてそのウィキペディアには、下記のような記載があります。

一方2017年に日本ではブロリコの広告が優良誤認にあたるとして、埼玉消費者被害をなくす会から広告を修正するよう申し入れを受け[4]、後にイマジン・グローバル・ケアは広告に誤認を与える表示があったとしてお詫びの社告を新聞に出している[5]。

 

この工藤氏が運営する「医師が教える長生きのための食事術」は現在閉鎖中で、中身を見ることはできません。果たして、この内科医工藤氏のツイッターと「医師が教える長生きのための食事術」というブログがなぜ閉鎖されたかについてまずは順を追ってみていくことにしましょう。

 

本物の医療関係者からの指摘

出典:http://netgeek.biz/archives/127762

出典:http://netgeek.biz/archives/127762

現在は閉鎖されている「医師が教える長生きのための食事術」というサイトの「医師の私がすすめる癌に効く食べ物10選【癌に悩む方は必見】」という記事を医療関係者の方がみて、下記のとおり、かなり批判的な意見を述べています。

  • ひどくインチキで非科学的な記事。どこの医師なのでしょう。
  • 糖尿病、高血圧、がん治療の「専門」とかいう時点でダウトでしょう。治療の影響で食べない方が良い物以外、好きなもの食べなよ!でいいしょ。

 

その後、ネット上では徐々に「逮捕レベルが複数見つかる」「医師検索でヒットしない」「存在するのか?」などとざわつきが広まっていったらしいです(出所: 【炎上】アフィリエイトで月収500万を目指す金岡荘次、医者になりすましていた悪事がバレる)。

 

ブログ、フェイスブックの閉鎖

そして、それらの批判を受け、上記謝罪文がフェイスブック(閉鎖)とブログ(閉鎖)上に掲載されました。下記で書き起こします。その後ブログ、フェイスブック、工藤氏のツイッターがすべて閉鎖、金岡氏自身もイマジン・グローバル・ケアを2018年9月26日付で解雇され、この件については一旦収束を向かえました。

参考:医師と詐称しブログで健康食品を販売していた男性、現在の胸中を語る「将来への備えが…」

【当ブログ閉鎖に関する経緯のご説明とお詫び】

このたびは、ブログ閉鎖の経緯についてご説明を申し上げます。

当ブログは、内科医工藤という人間が運営し、「病気と食事の関係について情報を発信するブログ」としておりましたが、そのような人物は存在せず、金岡荘次という医師資格を持たない一個人が運営し、記事を作成しておりました。また、一部の記事において、アガリクス、フコイダン、プロリコといった健康食品を、購入に誘導して広告収入を得るため、薬事法を逸脱する文言を用いて効果を過大に説明していました。

多くのご批判を受けるような行為をしてしまい、誠に申し訳ございませんでした

本来なら、最新の注意を払って扱うべき医療情報を、このような不適切な目的と形態で提供していたことを深くお詫び申し上げます。

本当に申し訳ございませんでした。

金岡荘次

 

驚愕の金岡氏の行動

金岡氏の経歴

storys.jp みんながストーリーを持っているによると金岡氏の経歴は下記のとおりです。

  • リクルートに営業として就職
  • コンサルティングファームで戦略・財務・組織のコンサルティング
  • 起業
  • D2Cのベンチャーにマーケティングマネージャーとして入社
    • 代理店に任せていたマーケティングの戦略立案・分析・デジタル広告の運用をすべて内製化に変更
    • CRMと集客データを連携させ、セグメントごとに最適なマーケティングを展開
  • 外資系の事業会社でグローバルに連携をとりながら、自社ECサイトの運営・マーケティング・オムニチャンネル戦略に従事

 

ツイッターアカウントで月収500万円に挑戦

出典:http://netgeek.biz/archives/127762

この「医師が教える長生きのための食事術」の首謀者である金岡氏は2010年より「ゴリラ@月収500万円に挑戦中」というツイッターアカウントでお金を稼いでいました。このゴリラ氏がNoteで運用する「週刊サードプレイス」は5つの記事を書いた後に更新は停まっています。

 

出典:http://netgeek.biz/archives/127762

このゴリラが金岡氏であるという証拠に、ゴリラのアイコンには金岡と書かれている時期もあったようです(サロン用のアイコン?)。

 

自社の製品についてもアフィリエイト記事を書いて収益を得ていた

さらに金岡荘次はイマジン・グローバル・ケア株式会社(木下弘貴代表)の社員でもあることが分かった。

http://netgeek.biz/archives/127762

また、BuzzFeed Japan Medicalの調査で、運営者は紹介していたうち一つの健康食品を販売する企業の社員だったこともわかった。

医師と詐称しブログで健康食品を販売していた男性、現在の胸中を語る「将来への備えが…」

上記2つの記事から金岡氏が当該会社の社員であることがうかがえますが、ちょっと理由付けが薄いですね。。。

 

また、A氏は都内の健康食品の販売企業の社員で、自社の商品も取り扱っていた。会社が把握していたかどうかについては「私個人の行動で会社は関係ありません」。自社の商品で、詳しかっただけだという。

医師と詐称しブログで健康食品を販売していた男性、現在の胸中を語る「将来への備えが…」

ただ、このゴリラ氏、BuzzFeed Japan Medicalの取材に対し上記のことを述べているので、イマジン・グローバル・ケアに在籍した可能性が一気に高まりました。

 

出典:http://netgeek.biz/archives/127762

そこで再度netgeekのサイトを見てみると、しっかりと「イマジン・グローバル・ケア株式会社 金岡様」ということでグーグルの広告に出ていたことがわかりました。

 

アフィ料の発生を「恣意的に非承認にする」と発言

出典:http://netgeek.biz/archives/127762

出典:http://netgeek.biz/archives/127762

このゴリラ氏、イマジン・グローバル・ケアに勤めていただけなら良いのですが、商品を紹介される側の会社のアフィリエイト担当者として、恣意的に成果承認を少なくしたり多くしたりする発言をして、ツイッター上でたたかれたこともあります。

この商品を紹介される側の会社がイマジン・グローバル・ケアかどうかは定かではありませんが、自分のブログで商品を紹介して、自分が成果承認を行う立場であれば、成果承認率は100%になるに決まっているでしょうね。

 

まとめ

この「医師が教える長生きのための食事術」事件では、医師でないのに、医師の名をかたり医薬品を売ろうとした医師法問題と、アフィリエイターがアフィリエイトされる会社のアフィリエイト担当者だっとたという2重の問題をはらんでいました。医師法に抵触する部分については、起訴されるレベルであるので、今後の動向に注力していきたいと思います。

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