ついに2連勤4セットの3セット目に突入しました。しかしながら、今月末又は来月頭にも祝日があるというようなことを聞き浮かれ気分のティケージーです。
さて、今日は、以前ボロクソに批判した、マニラの香港ファーストフード店「香港ヌードル」へ、仕方がナシに行ってきたところ、思いの他、別メニューが絶品でしたので、汚名返上すべく、その様子をシェアしたいと思います。
【過去記事】「マニラで中華料理食べたい」と言って、この店へ行くことがないようにしたい(とも言えない)
香港ヌードル点心ハウスの基本情報
地図
以前は、グーグルマップで香港ヌードル点心ハウスを検索してみると、マニラ近郊には4店舗しかありませんでした。
店舗数はどうせ増えていないだろうと思い、新規マップはのせずにいようと思ったのですが、面倒くさがっていては、散歩マイスターの名がすたるということで、再度新しく検索した地図が上記。な、なんと店舗数が格段に増えています。
前回の調べ方が悪かったのか、劇的に拡大戦略をとっているのか謎ですが、店舗数が増えることで、近所に気軽に中華料理(広東料理?)が食べれるのは良いことですね。ただ、よくよく見てみると、香港スタイルヌードルという別の店も混ざっている様子。
使い古されたメニューの最後のページにブランチ名の記載があります。ショウブリバード(本記事)、チノロセス、キアポ、キアポその2、クバオ、メイカワヤン(ブラカン)、ロビンソンズダスマリニャス、SMシティBFパラニャーケにそのブランチがあるようです。
今回はそのうちのショウブリバード店へ。晩飯難民になっていたので、勇気を振り絞って再度ドアを叩きました。
フェイスブック
メニュー
朝食メニュー(コーヒー付き)
- HKホットドックとガーリックライス:145ペソ
- HKロンガニーサとガーリックライス:200ペソ
- HKスモークバンガスとガーリックライス:155ペソ
- HKビーフタパとガーリックライス:220ペソ
- HKゴーヒオンとガーリックライス:130ペソ
でました。なぞのHK文字。前回も指摘しましたが、今回も健在です。
あと、これも前回でいわくのついたゴーヒオン。ネットで検索しても読み方すらわかりません(笑)。謎の肉です。犬の肉でないことを願います。
点心・マミ
- マンタオ:30ペソ
- ブチ:69ペソ
- 巨大ポークシオマイ:175ペソ
- 巨大ハカオ:195ペソ
- アサドシオパオ:79ペソ
- ボラボラシオパオ:89ペソ
- 鶏の足:95ペソ
- ポークシオマイ:85ペソ
- 日式シオマイ:89ペソ
- フカヒレ団子:80ペソ
- 春巻き:95ペソ
- ニラ団子:85ペソ
- ワンタン麺:90ペソ
- 鶏ガラ醤油麺:95ペソ
- ゴーヒヨン麺:99ペソ
- ポークアサド麺:105ペソ
- 牛肩ばら肉麺:105ペソ
- 牛肩ばら肉とワンタン麺:110ペソ
でました、ゴーヒオン麺。下記のように前回はボロクソに言われていましたね。
写真はあいにく撮れませんでしたが、麺が超細く、スープが人工甘味料くさい、洗剤くさいです。
これを食べ続けたら間違いなくあの世行きだと思います。
また、肉もご丁寧に入っているのですが、回りにまかれた湯葉のような皮が剥がれて、それがいっそうグロテスクで見た目も味も最悪という悪循環に陥っています。
調理法の問題か、食材保存の問題の可能性も否めませんが、もうこれは2度とたのみません。
中華粥・麺類
- ボラボラ粥:85ペソ
- 豚と皮蛋(ピータン)粥:95ペソ
- ポークアサド粥:95ペソ
- 鶏粥:95ペソ
- フィッシュフィレ粥:85ペソ
- 特製粥:100ペソ
- ロミ:135ペソ
- パンシットビホン:110ペソ
- ミキビホン:110ペソ
- パンシットカントン:110ペソ
- クリスピー焼きそば(肉/野菜):130ペソ
- 誕生日ヌードル:135ペソ
- ホファンヌードル:150ペソ
いっちょ前に中華粥もあります(笑)。あと謎の誕生日ヌードル。誰か今度注文してください(笑)。
ビホンは以前、クバオのアリモールのバッチョイで議論しました。
麺の種類は、下記を参照ください。上記メニューにミキビホンとありますが、麺に麺をトッピングしてどうすんねやというツッコミはおやめください。
PANSIT(パンシット) | タガログ語で「麺」という意味。レストランだと焼きそば全般を指しているような。 |
---|---|
CANTON(カントン) | 広東(カントン)風の黄色い小麦麺のこと。 |
BIHON(ビーフン) | 細麺のビーフン。 |
MIKI(ミキ) | ラーメンとうどんの中間の様な麺を指すようです。 |
LOMI(ロミ) | スープがとろっとした煮込み系スープヌードルのこと。 |
GUISADO(ギサド) | タガログ語で「炒め物」の意味。「おかず」のニュアンスもあるよう。 |
CHICHARON(チチャロン) | 豚の皮をカリカリに油で揚げたもの。 |
出典:1度はトライしたいフィリピン料理のローカルレストラン。プエルトガレラのBURP STATIONでローカルフードを食べよう!
スパイシー焼きそば最強説
とりあえずは、意地でもゴーヒオンは避け、ちょうどポップで宣伝されていた、スパイシー焼きそばとモンコックで知ったにわか仕込みの中華料理知識を最大限にフル活用してヤンチャオ焼飯を注文しました。
ヤンチャオ焼飯は私が求めている究極のチャーハンとは異なるもののなかなかイケる味です。
最近はヤンチャオに当たる確率が高いです。和食「三代目」でも食べたような気がします。時代はタピオカミルクティーならぬ、ヤンチャオチャーハンなのです。
人参の存在感が半端ないです。
圧巻はこのスパイシー焼きそば。激ウマです。99ペソなので一度食べてみてください。スパイシーと名は付きますが、フィリピン特有の辛さではなく、日本人好みのソースの辛さです。下手したら2杯はいけるかもしれません。
お口直しには中華スイーツのチョコバナナをどうぞ。一瞬バナナの中にチョコが入っているという芸当を目の当たりにしたかと思いきや、チョコバナナを生地で包んだものでした。
熱々で出てきてもすぐ冷めてしまいますので、食事が終わるか終わらないかというタイミングで追加注文するとホッカホカのものが出てきますので、注文タイミングは注意してください。
あと、何も考えずかぶりつくと、生地の穴からチョコが吹き出す場合もありますので、ゆっくりと、それでいて味わいながら吟味するのが吉です。
店内の様子
場所柄とネームバリューのせいか、人はまばらです。チョウキンの慌ただしさに飽きてきた人にはうってつけの中華ファストフードです。中央下の黄色い注意書きプレートで子供が騒がしく遊んでいたので、激写しようとしましたが、タイミングを逃しました。
窓にはおすすめのスパイシー焼きそばの広告が貼ってあります。メニューにはなかったと思いますので、指さして注文するのもありです。
コメント
https://en.wikipedia.org/wiki/Ngohiong
Ori.様
なるほどですね。中華料理かと思ったのですが、フィリピン料理だったのですね。
「揚げ物である薄い卵のクレープで5つのスパイスパウダーで味付けされたひき肉またはエビの味付けがされたまたは立方体の野菜で構成されているフィリピンの前菜です。」
ただ、「Ngohiong derives its name from the Hokkien dish ngo hiang」とありますので、もともとは福建料理なのでしょう。