みなさんこんにちは。自主隔離中の食事がマニラで一人暮らしをしていたときの食事と全く同じになったティケイジイです。
さて、今日は資格編の英文簿記・会計系の紹介です。英文会計と言えばUSCPA(米国公認会計士)やCIA(公認内部監査人)が有名ですが、それらの資格は取得をするのに、時間がかかりすぎるので、本記事では学習時間が1~3ヶ月程度の比較的短期でとれる英文簿記資格・検定を中心に紹介しようと思います。
確かにUSCPAよりもネームバリューが劣るものばかりですが、転職の際に履歴書に書くことで、1万円でも月給の高い仕事に就くことができるのなら1年くらいで元はとれるので、考えてみるととても効率的な給与アップの方法だと思います。
また、正社員で無くとも、英文簿記ができる人材を探している人材派遣会社は首都圏にも多いので、取っておくだけで、競争率の高い派遣先争いにも比較的優位に立つことができるでしょう。フィリピン留学や海外留学から帰ってきてとりあえず派遣で食いぶちをつなぐのも良いでしょう。
※コロナの影響のため試験日が軒並み延期となっていることにご注意ください。
BATIC®国際会計検定
BATICという世界でも通用しそうな英語表記の検定ですが、グーグルで検索してみると世界的にはあまり認知されてなさそうです。
しかしながら、試験の内容は、英文簿記を使いこなすには十分で、880~1000点を獲得したコントローラーレベルになると日商簿記1級ほどの強烈な資格になります。
他の検定のように合格基準点というものがなく、TOEICのように必ずスコアが出る仕様の資格ですので、不合格にならない分、継続した学習ができる検定と言えましょう。
- 試験科目:英文簿記、国際会計理論、IFRS
- 試験形式:マークシート方式及び記述式
- 学習時間目安:-
- 試験時間:1時間30分(Subject1)、2時間30分(Subject2)
- 合格基準:無し、1000点満点のスコア制
- 合格率:-
- 検定料:10,340円(Subject1のみ5,500円、Subject2のみ8,140円)
- 試験開始時刻:10時(Subject1)、13時(Subject2)
- 開催時期:
- 参考URL:BATIC(国際会計検定)®

英文会計入門
これは特に検定試験ではないですが、資格学校のTACが開講しているコースになります。上位コースのUSCPAの準備段階の勉強として最適です。
- 受講内容:英文会計の基礎から簡単な英文財務諸表の作成まで
- 学習時間目安:各3時間(合計6時間)
- 受講時間:全2回
- 合格基準:-
- 合格率:-
- 受講料:10,200~12,400円
- 試験開始時刻:-
- 開催時期:-
- 参考URL:英文会計入門、資格試験・資格取得の情報サイト>経理実務/税法実務/経営法務>経理実務/税法実務/経営法務|英文会計入門
英文会計検定
英文会計検定協会が閉鎖したため、2009年を最後に英文会計検定は無くなってしまいました。
IFRS検定試験(国際会計基準検定)
アメリカで適用されている会計基準がUSGAAPなことに対して、IFRSはEUをはじめ140カ国以上で運営されている会計基準です。日本の上場会社も徐々にIFRSへ移行していっているというニュースを見たことがある人もいるのではないでしょうか?
実はこのIFRSにも検定試験があり、しかも世界的な会計士協会であるICAEWという団体が主催している「IFRS Certificate」という検定が日本でしかも日本語で受けることができます。
ある程度の英語と簿記の知識があれば、比較的簡単に受かる検定で、新しもの好きの私も第1回試験を受けましたが、対策テキストは1、2冊と比較的少なく、勉強時間のとれないビジネスマンにとっても、おすすめの検定試験です。
- 試験科目:IAS及びIFRSに関する問題
- 試験形式:問題60問(マークシート形式)
- 学習時間目安:100時間~400時、3ヶ月
- 試験時間:2時間
- 合格基準:60%
- 合格率:81.0%(2020年2月)
- 検定料:47,300円(先着30名早期割引価格40,700円)
- 試験開始時刻:
- 開催時期:年3回(2月・6月・11月)
- 参考URL:国際会計基準検定(IFRS Certificate)
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