みなさんこんにちは。今日は、先日、世界自然遺産に事実上登録された沖縄県西表島のバスについて紹介しようと思います。
西表島へ船が出ている石垣島のユーグレナ離島ターミナルへ行くと、西表島へのパッケージツアーのパンフレットがたくさんありますが、ツアーには申し込まず、路線バスを駆使してのんびりするのも一つの醍醐味。
私は下記のように今まで、アジアの色んなところでバスを利用しましたが、バスでしか味わえない旅の面白さがそこにはあります。
今回も西表島のバスに関する情報を網羅したいと思いますので、西表島の大自然を自分のペースで楽しみましょう!!
西表島のバス停マップ
まずは西表島のバス停マップ。バスがどこに停まるかを知っておかないと話になりません。そして意外とバス停付近に隠れ観光スポットがあるかも知れないので、早めに抑えておきたいですね。
- 白浜(しらはま)
- 祖納(そない)
- 干立(ほしたて)
- 浦内川(うらうちがわ)
- 星野リゾート西表島ホテル
- 浦内(うらうち)
- 住吉(すみよし)
- 星砂の浜(ほしずなのはま)
- 中野
- 上原小学校前
- 上原
- 上原港
- 船浦(ふなうら)
- 大見謝ロードパーク(おおみじゃ)
- ホテル パイヌマヤ前
- 由布水牛車乗場
- 美原(みはら)
- 野生生物保護センター
- 古見(こみ)
- 大富(おおとみ)
- 大原
- 大原港
- 大原診療所前
- 豊原(とよはら)
西表島のバス停の時刻表・料金
西表島のバスの本数は1日4便。2時間かけて東西を横断します。端から端まで大人1470円。途中下車するなら、1日フリー乗車券が1,050円、3日間フリー乗車券が1,570円で購入可能です。
下記で各バス停周辺にあるみどころを紹介します。西表島の路線バスは1日乗車券があるので、それを買えばいくらでも途中下車することが可能です。
西表島北西部のバス停みどころ
白浜
白浜港には、船浮集落へいくための定期船が出ています。運行時間は1日往復5便、運賃は片道大人520円、小人260円です(船浮海運)。対岸の内離島(うちばなりじま)はニッパヤシの生息地で有名です。
祖納
西表島にある2つある郵便局の1つがこの祖納バス停の近くにあります。
干立
国の重要無形民俗文化財に指定されている「節祭(シチ)」が催されるエリア。節祭は毎年旧暦の10月前後の己亥に行われています。また干立集落内には御嶽や井戸など神聖な場所が点在していますが、観光感覚でむやみに立ち入ることは控えましょう。
浦内川(うらうちがわ)
日本最大のマングローブ林が両脇に広がる浦内川のすぐそばにあるバス停。ジャングルクルーズ、カヌーツアー、トレッキングツアー、ルアーフィッシングが楽しめる遊覧船乗り場もすぐ近くにあります(ツアー申込 [Klook公式サイト])。
また歩いて20分ほど川沿いに登ると、明治から太平洋戦争後まで操業していたウタラ炭鉱の跡地をみることができます。
星野リゾート西表島ホテル
自然環境を保護し、持続可能な観光の仕組みを作るため、日本初の「エコツーリズムホテル」を目指す、「星野リゾート西表島ホテル」。そのエントランス前にバス停があるので、ホテルに宿泊する際はリムジンバスのように使うことが可能です(ホテル予約 アゴダ)。
浦内
白浜南風見線(しらはまはいみせん)沿いのバス停。ちょっと東側に入るとホテルや果樹園、工房があるエリアになります。
住吉
駐車場や公園を完備しているにもかかわらず観光客の少ない絶景の夕日スポット「うなりざき公園」の最寄りバス停。ただ、公園に歩いて行くには少し遠いかも。
星砂の浜
その名の通り、星砂の浜ビーチの最寄りのバス停。星砂の浜には星の形をした砂があるので探してみましょう。目の前に小島があるのでシュノーケリングで熱帯魚をたくさんみることもできます。
中野
中野ビーチの最寄りバス停。シュノーケリングも楽しむことができます。風が強いと海も荒れるので注意。
上原小学校前
上原小学校とうえはら幼稚園の最寄りバス停。中野海岸はこの辺りまでも続いています。
上原・上原港
上原バス停と上原港バス停は距離が近いので一緒くたにしています。石垣島からの船が到着する上原港。ここから西表島の旅が始まると言っても過言ではありません。
上原港沖に浮かぶバラス島。地図には載っていないサンゴのかけらでできた幻の島ということで有名です。行く際は上原港で行ってくれる船を探すか、予めツアーを組みましょう(ツアー申込 [Klook公式サイト])。
西表島東部のバス停みどころ
船浦
今では上原港にその座を明け渡していますが、昔は船浦の船浦港に旅客船や貨物船が発着していました。しかしながら、この船浦は環境省の世界自然遺産サイトに「船浦湾からの景色」ということで紹介されているのです。
あまり知られていませんが、船浦湾に注ぐヤシ川沿いに日本では西表島と内離島(うちばなりじま)にしか生息していない「ニッパヤシ(水椰子)」群落があり、昭和47年5月15日には国の天然記念物に指定されているのです。
上記地図のがヤシ川、が上からイモト川、マーレ川、ヒナイ川、西田川、緑色がニッパヤシの分布場所になっています。
大見謝ロードパーク
大見謝ロードパークはマングローブの中をのんびり歩く遊歩道。駐車場や展望台もあります。バス停は目と鼻の先にあるので便利。
ホテル パイヌマヤ前
星野リゾートのようにホテルのド真ん前に停まるかと思いきや、バス停から降りてけっこう歩きます。ホテルから5分のところにツアー専用施設「パイヌマヤアドベンチャーパーク」がありますので、ツアーと宿泊、両方が1か所で完結可能です(ホテル予約 アゴダ)。
また、このホテルパイヌマヤ前バス停と大見謝パークロードのバス停の間に、鉄栄丸という船が座礁している様子が見えるスポットもあります。
由布水牛車乗場・美原
島全体が、南国の草花が生い茂る亜熱帯植物楽園になっている由布島への水牛車乗り場がある由布水牛車乗場バス停。
野生生物保護センター
イリオモテヤマネコの標本や映像資料を見学することができる野生生物保護センターの最寄りバス停。バスを降りてからもしばらく歩く必要があります。
古見
古見集落内のバス停。
大富
大富地区内のバス停。
大原・大原港・大原診療所前
西表島に2つある石垣島からのフェリーターミナルの一つが大原港。郵便局や警察署もあり、西表島の東側の要所となっています。
豊原
日本最南端のバス停。
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