「ドコモで契約したiPhoneを持っているけど海外で使えるの?」「キャリア経由でない格安スマホって海外で使えるの?」
フィリピン留学をはじめ海外留学、海外駐在で海外に長期間行く人がだれでもぶつかる疑問です。
結論から言うと、キャリアで申し込んだiPhoneやその他のAndroidスマホはキャリアでSIMロック解除手続きをしなければならず、一方の格安スマホは特に複雑な手続きは必要ありません。
今日はそこらへんを詳しく説明したいと思います。
海外旅行者がSIMフリーiPhoneやAndroidを持つメリット
手荷物が減る
まず国内で利用していたスマホを海外でも使えるので、単純に持っていく荷物が減ります。端末だけでなく充電器も不要になるのも大きいです。
同一の電話帳が使える
端末を切り替えないため電話帳は同じものが使えます。LINEのアドレス等、わざわざ打ち直す必要が無くなります。
LINEアプリの移行
LINEと言えば基本的に1アカウント1端末なので、海外用の端末を新たに手に入れると、LINEの移行手続きが煩雑になります。
ドコモ経由でない格安スマホを海外で使う
ドコモ等のキャリア経由ではなく、オンライン通販や家電量販店の窓口で直接端末を購入したような、格安スマホは多くの場合、SIMロックがかかっていません。
この場合、海外のSIMキャリアのバンドがiPhoneに対応していたら現地のSIMを入れて現地で使用が可能です。
この場合念のため、現地SIMのバンドがお使いの端末のバンドに合致しているか確認したほうが良いです。
ドコモ経由で購入したiPhoneやAndroidスマホを海外で使用する
ドコモ経由で購入したiPhoneやAndroidスマホは基本的にSIMロックがかかっていて、他の国内外のSIMを挿しても通信ができない仕様になっています。
しかしながら、下記で紹介するように簡単な手続きでSIMロックを解除でき、解除したあともドコモSIMを挿して通信や通話はできるので、海外に渡航することが決まったらできるだけ早めにドコモショップに行って手続きしましょう。
ドコモ端末のSIMロック解除手続き
ドコモ端末のSIMロック解除は、発売日別で下記の2パターンで手続きが異なります。
- 2011年4月~2015年4月に発売された機種の手続き
- 2015年5月以降に発売された機種の手続き
2011年4月~2015年4月に発売されたドコモ端末のロック解除手続き
端末を持って最寄りのドコモショップへ行きます。その際身分証とロック解除料3,000円も忘れずに持って行きましょう。その他の注意点、対象の端末は下記URLでチェックできます。
2015年5月以降に発売されたドコモ端末のロック解除手続き
2011年4月~2015年4月に発売された機種の手続きと同様、ドコモショップにて3,000円を支払いロック解除が可能ですが、スマホに関しては、電話(3,000円)やパソコン上(無料)で手続きが可能です。
近くにドコモショップが無い人や、列に並ぶ時間が無い人はパソコンで手続きしたいところです。
ただ、ドコモを解約している場合は全てドコモショップ経由でのロック解除になることと、端末購入日から100日経過していない場合及び解約から100日を経過している場合はロック解除できないので注意。
SIMロック解除後のiPhoneやAndroidではMVNOを契約する
SIMロック解除後は、ドコモ契約のiPhoneやAndroidにソフトバンクSIMを挿そうが、MVNOのSIMを挿そうが自由です。しかしながら、せっかくなので、既存のドコモ契約は解約して、料金が劇的に低く抑えられる、格安SIM会社のSIMを手に入れたいですね。
iPhoneを海外で使用する
そして、いよいよ海外渡航。SIMロック解除後の最大の醍醐味、海外で、いつも使っているスマホに現地のSIMを入れて使用する!
海外旅行や海外出張等で何度か現地に通うようになり、飛行機の中で、SIMを変更する作業は、ちょっとしたスパイのような感覚で、意外に興奮するものです。
また、ほとんどのドコモ契約のスマホは海外で利用できます、まれに周波数が対応していない場合もあります。可能な限り自分の端末がカバーしている周波数帯を把握し、現地でSIMカードを購入する際は店員に聞くなどしたい。
端末の対応周波数を確認
ドコモで購入した自分の端末の対応周波数帯域は、ホームページの仕様のページで確認できます。
コメント
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