マニラの夜遊びといえば、マカティのブルゴスやパサイのエドコン、KTVなどを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、カジノリゾートを中心とした大型ナイトクラブ文化もマニラを語る上で外せない魅力の一つです。
なかでも、マニラ湾沿いの巨大IR「シティ・オブ・ドリームス・マニラ(City of Dreams Manila)」内にオープンし、国内外のパーティーピープルを沸かせた名門メガクラブが「Chaos(ケイオス)」でした。
現在は惜しまれつつも営業を終了していますが、当時マニラでトップクラスの設備と熱気を誇ったChaosや併設ラウンジ「Pangaea(パンゲア)」の潜入レビューを、当時の貴重な写真とともに詳しく振り返ります。
シティ・オブ・ドリームス・マニラ(City of Dreams)の施設概要

シティ・オブ・ドリームス・マニラは、マニラ空港(NAIA)からほど近いパラニャーケのエンターテインメント・シティに建設された大型カジノ複合リゾートです。ゴールドに輝く外観デザインと、中央にそびえるドーム状のシンボル「フォーチュン・エッグ」が印象的なランドマークとなっています。

敷地内には複数の最高級ホテル(ハイアット、ノブホテル、ヌワ)をはじめ、巨大カジノフロアや高級ブランドショップが並びます。フロア中央には豪華な吹き抜け空間やアートオブジェが配置され、非日常感あふれる空間が広がっていました。
伝説の大型ナイトクラブ「Chaos(ケイオス)」潜入レビュー

ゴールドのフォーチュン・エッグ内に位置していた「Chaos(ケイオス)」は、世界的なクラブプロデューサーが手掛けたことでも知られる超大型ナイトクラブです。厳重なセキュリティチェックを抜けてエントランスをくぐると、洗練されたエレクトロニックな異空間へと繋がっていました。
入場料・ドレスコード・システム
イベント日や曜日によって料金設定は変動していましたが、通常時はおよそ500ペソ前後のエントランスフィー(ワンドリンク付き)で入場可能でした。カジノリゾート内ということもあり、サンダルやショートパンツなどはNGとなるスマートカジュアルのドレスコードが適用されていました。
圧巻の音響設備とDJステージ演出

メインフロアでひときわ目を引いたのが、DJブースの背面に設置された超高精細の巨大LEDスクリーン。

世界的トップDJの招聘イベントも頻繁に開催され、最新のEDMやハウスミュージックが地響きのような重低音とともにフロア全体へ響き渡っていました。
熱気あふれるフロアと紙吹雪の演出

深夜0時を過ぎる頃には、地元フィリピンの富裕層から観光客、各国のエクスパットまで多様な客層でフロアが埋め尽くされます。

クライマックスになると天井から大量のCO2ガスや紙吹雪が噴き出し、フロアの熱気は最高潮に達していました。
空中パフォーマンスと豪華なレーザーショー

Chaosのもう一つの代名詞が、空間全体を切り裂くフルカラーレーザーとアクロバティックな演出。

吹き抜けの天井からはプロのダンサーによる空中パフォーマンス(エアリアルシルク)が披露されるなど、単なるディスコの枠組みを超えたラスベガス級のエンターテインメントが展開されていました。
隣接の高級ウルトララウンジ「Pangaea(パンゲア)」との関係
Chaosと同じ施設内には、姉妹店となる高級ウルトララウンジ「Pangaea(パンゲア)」も併設されていました。
重厚な洋書が敷き詰められた隠れ家風のエントランスを抜けると、大音量で踊るChaosとは対照的に、上質なソファ席とカクテルをゆったり楽しむ大人の社交場が広がっていました。腕にスタンプを押してもらうことで両フロアを自由に行き来でき、ダンスに疲れたらパンゲアで落ち着いて談笑するといった贅沢な使い分けが可能だった点も、当時のCODナイトライフの大きな強みでした。
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今回ご紹介した伝説のナイトクラブ「Chaos」があったシティ・オブ・ドリームス・マニラ(City of Dreams Manila)をはじめ、マニラのエンターテインメント・シティ(オカダマニラ、ソレアリゾート等)には、世界屈指のスケールを誇る巨大カジノリゾートが集結しています。
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