フィリピンのマニラ。カジノリゾートとしても有名な都市です。2009年にリゾート・ワールド・マニラ、2013年にソレアリゾート、2015年にシティオブドリームスマニラ等、毎年ぞくぞくと巨大カジノ施設が誕生しています。
そして2016年にわれらが日系資本の入ったオカダマニラ・ホテル&カジノリゾートが誕生しました。会社やサービス名に経営者の名前が入るのは、その人物がナルシストなのであまり長くは続かないイメージがありますが、日系ということで応援はしていきたいところです。
そして、最近そのオカダマニラで、ゴージャスな噴水ショーが観れるという噂を聞きつけたので早速、現地に飛んでリポートしていきたいと思います。フィリピン渡航中やフィリピン留学中のかたも、見聞を広げるためにも一度いってみたほうが良いと思います。この記事を読めば、オカダマニラで迷うことなくカジノを楽しめると思います。
オカダマニラの基本情報
オカダマニラの魅力
オカダマニラは、エンターテイメントシティの450,000m2とカジノエリアの26,410m2とで構成されています。オカダマニラのホテルはパールウィングとコーラルウィングで構成されていて、各翼は2つのスカイブリッジで接続されている15階建の建物です。建物のガラス張りの外観は、マニラ湾の夕日の色合いを表す金色となっており、オカダマニラの重要なコンセプトのひとつとなっています。
24億米ドル規模のオカダマニラプロジェクトには993のホテルの客室が含まれていて、 カジノ施設には3,000台以上の電子カジノゲーム機と500台のテーブルゲームが設置されています。カジノリゾート内には、8,409m2のショッピングエリアもあります。
オカダマニラへの地図・営業時間
オカダマニラ周辺には、まったっくもって何も無いです(笑)。シティオブドリームスも周辺に何も無いですがそれ以上に何も無いです。周辺は広大な空き地になっているので将来的には商業施設やコンドミニアムが建ってくると思いますが、誰もが最初にいくときは、必ず、「え、何もないじゃん」という感想に必ずなります。
ただ、この辺りのマニラベイ一帯は途方も無い開発ポテンシャルをもっていて、モールオブアジアやその周辺のコンドミニアムの建築を皮切りに、様々な開発プロジェクトが進行中でもあります。
そういう意味では、将来への投資としては、オカダマニラは絶好の立地であると言えるでしょう。また、バクラランというエリアにできた日本食レストラン横丁もタクシーですぐのところにあるので、小腹が空いた場合は、軽く行ってみるのも良いと思います。
また、オカダマニラへの電話番号は(02) 888 0777、営業時間は24時間となっています。
オカダマニラへのアクセス方法
オカダマニラへ行く方法はいくつかあります。お金に余裕がある人はタクシーかグラブ、ウーバーを使ったほうが良いですが、お金の無い人(余裕はあるが節約したい人)は、公共の交通機関を使っていくしか無いでしょう。
オカダマニラから最も近いモール、「モールオブアジア」までは、何とか行けるものの、そこからは果たしてどのようにオカダマニラへ行けば良いのでしょうか。正解は、リムジンバス。モールオブアジアからオカダマニラまでリムジンバスがでているのです。しかもそのお値段は無料。
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モールオブアジアからの無料シャトルバス乗り場
1番目の写真の風景を見ることのできる場所、一つ前の地図上のマークのところにオカダマニラへのシャトルバス乗り場があります。2番目の写真が、オカダマニラへのリムジンバス乗り場の目印。オカダ家の家紋(!?)が気品の高さを表しています。しかし、これを見つけて安心してはいけません。
画面を引くと、このとおり。フィリピン名物の大行列。時間を持て余しているので、並ぶことにそれほど抵抗が無いのであります。
オカダマニラ・ホテルカジノリゾートへ到着
遠くから見るとなんともなかったオカダマニラのエントランス。近くから見るとさすがに迫力があります。
ホテル並みの厳格なセキュリティ。ドレスコードもあるらしいのですが、そこまで明確ではなく厳格でもありません。ですが、一応ドレスコードは頭に入れておきたいですね。
ホテル並みというか実際にオカダマニラにはホテルも入っているので宿泊することも可能。ホテルに宿泊すればカジノまで徒歩1分!!また、ホテルに泊まると噴水ショーも特等席で観覧することができるのであります。
オカダマニラのエントランスには「ワールドオブワンダーズ」という名称がついていて、絶世の美女が向かい入れてくれるのをコンセプトとしているようです。この日はオカダマニラでは中国のお祭りで賑わっていました。フィリピン人はこのようなお祭りが大好きなのです。天井を見上げると、おいしそうな装飾で埋め尽くされていて、見ていたらお腹が空いてきました。
勇気を出して、拝み倒して写真撮影の許可をもらいました。きれいな従業員のかたが多くてビックリのオカダマニラでした。 pic.twitter.com/J2BJy08MRk
— TKジイ@マニラ/ASEANをお散歩するアセアニスト (@tiger_phili) November 20, 2019
キッズ向け施設「プレイ」。何もカジノまできてという感はありますが、シティオブドリームスにも子供向け施設があったような気がしたので、お父さん→カジノ、お母さん→カフェ、子供→キッズ施設というマーケティング戦略をオカダマニラはとっていると思われれます。

館内見取り地図
オカダマニラ館内にはところどころデジタル案内板があります。一刻も早くカジノの席につきたい読者のかたのために、案内板の内容を下記でシェアしておくことにします。
どうも道がわかりにくく、毎回迷子になると思ったら、コーブマニラとザ・ファウンテン(噴水ショー)用のプールがあるがために、どうしても湾曲した道を造らないといけなかったっぽいです。噴水近くの「VIPゲーミング」、「カフェミュージアム」、左下の「ゆうれい(お化け屋敷?)」、右下の「ダイニング」、「ベイサイドビュッフェ」がカミングスーン(2018年3月現在)なことが興味深いものです。
オカダマニラのWi-Fi接続方法・電源
オカダマニラでは無料でWi-Fiに接続することができますが、クラブ会員、ホテルゲストは時間無制限なのですが、デイビジターは4時間しか使えません。下記で接続方法を紹介します。
△まずは該当するSSIDに接続すると上記画面が出てきます。出ない場合はこちら。
△「日本語」を選ぶと上記画面になるので、該当する項目をタップ。
△規約に同意したら「同意します」をタップ。
△ゲスト又はメンバーは無制限、デイビジターは4時間のワイファイが利用できます。
オカダマニラでスマホのバッテリーが少なくなった場合、お手軽に充電できる場所が上記スポット。コーラルウイングエントランス近く、ドリームそばの1800ペソのお菓子の家が売っている売店の正面ソファの裏にコンセント差込口があります。また、後述のスタバにも充電するところがあります。
オカダマニラで両替する
もしオカダマニラ内で日本円やその他の外貨をペソに両替したい場合は、両替所もしっかりとあります。上記は、敷地内ほぼ中央の地下にある両替所。「Tivoli Money Exchanger」は以前、マニラのおすすめ両替所を案内したときに紹介した優良両替所です。
コーブマニラ周辺にも両替所があります。地図の左の赤枠の両替所は、ちゃんとした店舗「EZ EXCHANGE」があったのですが、右の赤枠の両替所は単独店舗では見つかりませんでした。おそらく、その地点にあるキャッシャーで両替できるのだと思います。
こちらはパールウイング近くの両替所の地図ですが、実際の場所に行っても見当たりませんでした。ただ、近くにBDOがあるのでそこで両替しても良いかもしれません。
オカダマニラのレストラン・カフェ
カジノに夢中になって、食事を忘れてしまわぬよう、オカダマニラにも上記のとおりいくつかのレストランがあります。
- 高麗
- ロビーラウンジ
- ラピアザ
- 炎舞
- キアポ
- 今村
館内見取り図の横にレストラン一覧あり。
- ベイサイドビュッフェ
- 銀座ながおか
- 高麗韓国ダイニング
- 日本割烹今村
- キアポ
- ロビーラウンジ
- メドレービュッフェ
- プレイヤーズキッチン
- レッドスパイス
- 幽霊(!?)
もれなくカフェ一覧もあり。フレンチベーカーやマリーグレースはフィリピン鉄板カフェ。
- チャタイム
- ファーマシーアイスクリーム&ソーダファウンテン
- フレンチベーカー
- マリーグレースカフェ
- ピンクスホットドッグ
- シュガーファクトリー
- 東京ミルクチーズケーキ工場
- TWGティー
またフィリピン人に大人気のスタバもあります。このコーラルウイングの近くの店舗と別にもう1店「THE FOUNTAIN」の周りで見かけました。営業時間は月~木が8時から深夜0時まで、金~日は8時から午前1時までとなっています。ソファ席の座席の下にはコンセントもありますので、充電しながらコーヒーで休憩も可能です。
こちらは最近できたプレイヤーズキッチンというエリア。いくつかの飲食店をフードコートスタイルで利用することができます。ちょうどシャトルバスの到着する「THE GARDEN」の近くにありますので、腹が減っては戦はできぬという大和魂にのっとって、プレイ前に腹ごしらえも良いでしょう。
店名は度忘れしましたが、ホットドック屋さんです。ホットドックが250~280ペソ、ハンバーガーが290~430ペソと気軽に食べるにはちょっと気が引ける価格帯。プレイヤーズキッチンの最も左にあります。
日系ステーキレストランのペッパーランチ。ステーキセットが280ペソから食べれると思ったら、それは鉄板パスタでした。ビーフペッパーライスやチキンペッパーライスが220ペソで食べることができます。大盛は追加で60ペソ。カジノで勝ったら880ペソの霜降りペッパーステーキといきたいところですね。
ラッキーホットポット&ディムサム。しゃぶしゃぶとあるので日系かと思いましたが、店名は中国語で書かれているので中華系だと思います。しゃぶしゃぶセットが320ペソ~、鉄鍋どんぶりが320ペソ~、点心が160ペソから味わることができます。
写真はプレイヤーズキッチンの一番右にある「家系ラーメン横浜商店」。まさかオカダマニラで家系ラーメンがたべることができるとは思いませんでした。メニューは下記のとおりです。
- 豚骨醤油ラーメン:395ペソ
- 豚骨味噌ラーメン:450ペソ
- 豚骨塩ラーメン:395ペソ
- 味噌バターコーン:450ペソ
- まぜそばレッド:420ペソ
- まぜそばブラック:420ペソ
- ウマから丼:300ペソ
- 家系チャーハン:280ペソ
- 餃子セット:320ペソ
- 餃子:240ペソ
- ライス:70ペソ
通常メニューとは別に、250ペソバウチャー、500ペソバウチャーと表示された立札がありました。たぶんラーメンセットだと思います。「ラーメン+ドリンク」、「ラーメン+餃子+ドリンク」のセットです。また、ラーメンを注文する際は濃いめ、普通、薄めの中からスープの濃さを選ぶことができます。
で、実際に豚骨醤油ラーメンを注文しました。味は文句ないのですが、量がちょっと少なかったです。これで395ペソであればプラス70ペソでライス、プラス50ペソで麺大盛を場合によっては注文したほうが良いかもしれません。
レストラン等のドレスコードを確認するにはこちら
オカダマニラのカジノゲームエリア
オカダマニラのカジノへ突入。原則的にはカバンはモールなどと同様で持ち込みは禁止。ですが、けっこうゆるいので、目立たなければ持ち込めるという印象です。また、写真撮影は、まあまあ厳密に禁止されているようなので、あまり派手に写真をとりまくっているとすぐさま警備員かスタッフが注意しに来ると思います。上記画像は、館内の案内版にあったカジノゲームの種類一覧。
対面式のカジノゲームは、英語を話せるとさらに駆け引きが楽しくなります。もしオカダニラに来るまでに時間が有る場合は、日本にいるうちからオンライン英会話でカジノ英会話を練習してきたほうが良いでしょう。
スロットマシン
どでかいスロットマシーン。モールの中でも見たような気がします。今流行なのでしょう。ちなみに他の通常サイズのスロットも数多くありましたが、日本にあるスロットのように一筋縄ではいきませんでした。というのは、やり方がさっぱりわからなったからです。
ボタンを押していればいつか当たるだろうという期待値すら持つこともありませんでした。ルールを理解すればそれなりに楽しめるのでしょうが、理解する時間ももったいなかったので、そそくさとスロットエリアは後にしました。
オカダマニラでのスロットの遊び方
ダービーマシン
初心者に人気の競馬ゲーム。シートには充電口もあり、スマホのバッテリーを気にせず遊べます。また、喫煙も可能です。
テーブル前部にある充電口は接触が悪いのか、たまに充電できない場合もあるので、知らずに挿したままで、ぜんぜん充電できていなかったということが無いよう、ケーブルを挿した直後はスマホが充電されているか必ず確認したいところです。
スロットエリアでも同じく充電されないという現象が起きています
アイスコーヒーが無料でしたが、美味しくないので頼まないほうが良いです。これは明らかにブランドイメージを下げる。おそらく経営者はこのことを知らず、コスト削減の支持を受けた現場側が、経費をケチった結果なのだと推測されます。
その他のカジノ施設
これは、サイコロマシーン。正式名称は謎ですが、サイコロの目を当てるだけなので、シンプル。カジノ初心者にはうってつけです。
これもアナログ式の。。。名前が出てこない。縦型ルーレットとでも呼んでおきましょう。他のカジノではデジタル式が多いのですが、このオカダマニラでは実機を使っています。けっこうアナログ率が高いのが隠れたウリなのかもしれません。
カジノの定番ルーレットももちろんあります。前掲のサイコロマシーン同様、モニターに映されたものではなく、実際のマシンを使用しているので、安心感が全然違います。
実機ではなくモニターを使われると、主催者側で意図的に細工できるのではないかと勘ぐってしまいます。スロットマシンは映像化の波が押し寄せていますが、ルーレットマシンには何とか頑張って欲しいものです。
オカダマニラのエンターテインメント
デジタル掲示板にあったエンターテイメントの種類。ナイトクラブやビーチクラブ等、他のカジノリゾートにはないような施設がオカダマニラのウリです。
- ナイトクラブ
- ビーチクラブ
- ワールドオブワンダーズ
- ザ・ファウンテン
- クリスタルコリドー
オカダマニラの噴水ショー
昼間来ると何の変哲もないプール。しかしながらこのプールにはオカダマニラのウリである噴水ショーのための機材が設置してあり、プールの広さは37,464m2にもおよびます。オカダマニラのカジノリゾート複合施設の中でも中心的存在です。ちなみに総工費は3000万米ドルの費用がかかっており、この噴水ショーが世界最大のマルチカラーダンシング噴水ショーと言われている所以でもあります。
3000万米ドルもの費用をかけた噴水は、ラスベガスにあるベラージオの噴水も設計したロサンゼルスを拠点とするウェットデザインズ社がデザインしたもので、デザインコンセプトは「フィリピンのお祝いの伝統」とサンパギータ(アラビアジャスミン)からインスパイアされたものです。
ダンスファウンテンには739個ものウォーターノズルがあり、その他にはウェット社独自の水中ロボット、2,611色のライト、23個ものスピーカーが備え付けられています。オカダマニラの噴水はフィリピンで最大の噴水ショーですが世界的に見ると、37,464m2という規模は、アラブ首長国連邦のブルジュ・ハリファ湖にあるドバイの噴水よりわずかに小さいです。
オカダマニラ噴水ショーの観客席とおぼしきエリアに来ました。人々がいまかいまかと待ち構えています。しかしながら、時間になってもなかなか始まりません。
例のフィリピンタイムというものです。けっきょく、人もそれほど多くなく、ショーが始まってもあまり期待はできそうになかったので、始まる前に帰ってしまいました。
実際に後日噴水ショーを見た際の記事がこちらです。
カジノ併設のクラブ「コーブマニラ」
コーブマニラでは、日中は屋内ビーチクラブ、夜はナイトクラブとして機能する9,000m2もの広大な敷地内でイベントを開催しています。ナイトクラブでは、10,000個のキネティック効果と視覚効果を生み出すことができる国内初の6リングキネティックシャンデリアを採用。施設内は30メートルの紫外線を通さないガラス張りのドームに囲まれています。
会場にはスイムアップバー、蝶形プール、29室のカバナがあり、それぞれに専用ホットタブが付いています。コーブマニラは2017年12月15日にDJスティーブアオキ主催のイベントを皮切りにオープンしましたが、2017年1月に開催されたミスユニバース2016のアフターパーティーでオープン前にすでにイベントが開催されていたというエピソードもあります。
コーブマニラ営業時間
- 日曜から水曜まで: 5:00 PM – 12:00 MN
- 木曜日: 5:00 PM – 10:00 PM, 9:00 PM – 3:00 AM
- 金曜日: 5:00 PM – 10:00 PM, 10:30 PM – 5:00 AM
- 土曜日: 10:30 PM – 5:00 AM
- 日曜日:午後1:00から午後10:00
- 木曜日:午後10:00から午前3:00
- 金曜日:午後10:30から午前5:00
- 土曜日:午後10:30から午前5:00
営業時間はころころ変わるので行く前はホームページで確認するか、直接チャットか電話で確認したほうが良いです。
服装規定・ドレスコード
- ナイトクラブ服装規定:高級クラブに相応しい服装。施設内は帽子、サンダル、スリッパ、バギーパンツ等は禁止。
- 屋内ビーチクラブ服装規定:水着又は夏用のカジュアルな服装。過度なカジュアルは禁止。
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