フィリピン会計の用語定義(Terms)
- IAS:International Accounting Standardsの略。国際会計基準。
- IFRS:国際財務報告基準。
- OCI:その他包括利益。
- PAS:Revised Philippine Accounting Standardsの略。フィリピン会計基準。
- PICPA:Philippines Institute of Certified Public Accountantの略。フィリピン公認会計士協会。
- PFRS:フィリピン財務報告基準。
- PFRS for SME:中小企業向けフィリピン財務報告基準
- RR:Revenue Regulationsの略。歳入規則。
- SEC:Securities and Exchange Commissionの略。証券取引委員会。
- SEC Memorandum Circular:フィリピン証券取引委員会覚書回覧
フィリピンの会計実務「財務報告基準」
作成中
フィリピンの会計実務「IFRSの主要論点」
作成中
フィリピンの会計実務「退職給付基金の開示」
2012年12月末以降決算の財務報告書において、退職給付基金についての開示が求められ
るようになりました。(フィリピン証券取引委員会覚書回覧(SEC Memorandum Circular No.12-2012)第12号(2012年12月20日発効)。
財務報告書において、開示が求められる項目は以下の通りです。
- 退職給付基金が受託銀行(Trustee bank)または信託会社(Trust company)によって維持されているか、あるいは基金を維持する目的で設立された会社によって維持されているか、についての情報
- 基金の帳簿価額(Carrying value)および公正価値(Fair value)
- 資産及び投資の構成と詳細
- ローン、投資、リース等の取引履歴及び取引額
- 行われた取引が重要性があると判断された場合、当該取引を承認した者についての詳細(報告企業との関係、経営陣との関係等)
- 重要性の判断には既存のSECから出された規定(SEC Memorandum Circular No.8、2009年発行)に基づく閾値を用いていること
また、基金が、証券投資を行っている場合は、以下の項目も開示が求められます。
- 証券種目ごとの投資額
- 株式投資の場合は議決権を行使できる者についての詳細(報告企業との関係、経営陣との関係等)
- 証券種目ごとのGainまたはLoss
フィリピンの会計実務「従業員給付会計(Employee benefits:改訂PAS19)」
従来は未認識数理計算上の差異の処理方法として下記の3つのうちいずれかが採用されていましたが、改訂PAS19においては、2013年1月1日以降開始事業年度よりコリドーアプローチおよび損益計上が廃止され、「その他包括利益(OCI)への計上」のみが選択可能となっています。
- コリドーアプローチ
- 損益計上
- その他包括利益(OCI)に計上
改訂PAS19は遡及適用が求められるので財務諸表作成に際して過年度分の影響把握が必要となるため、外部年金数理人との連携が必須になります。
フィリピンの会計実務「会計期間」
作成中
フィリピンの会計実務「監査制度」
作成中
フィリピンの会計実務「会計書類」
作成中
参考:
- [PDF] フィリピン 会計・税務 ハンドブック 2018年版 – PwC
- 税制 | フィリピン – アジア – 国・地域別に見る – ジェトロ
- ジェトロ: 「フィリピン その他税制 詳細」(485KB)
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