今日はフィリピン不動産シリーズ、コンドミニアムで民泊運営する際の豆知識や便利アイテムの紹介です。
以前、私がマニラのコンドでエアービーエヌビー運用をしていた際の部屋を参考に、写真を交えていろいろと紹介したいと思います。
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家電関連
このノバのテレビはおそらくフィリピンで最安のもの。黒がほとんどの液晶テレビの中で貴重な白色はデザイン的にもグッドでした。
電子レンジは最安で3000ペソくらい。冷蔵庫はこの部屋には少し大きすぎました。民泊の場合は小さめの冷蔵庫で十分です。賃貸をするならこのくらいの大きさはあったほうが良いと思います。
マニラのコンドはガスが使えないところがほとんどなので、電磁調理器は必須。炊飯器は民泊にはちょっと大きすぎで、日本製でもっと小さくても大丈夫でした。
滞在中に清掃スタッフが入る場合があるので小さくても良いのでセキュリティボックスは用意しましょう。
電子ケトルは、ガラス製かスチール製が良いです。プラスチック製は安っぽいですし、衛生的に見えない場合があります。
パナソニックの洗濯機。特に問題はありませんでした。コンドミニアムによっては、洗濯機を置くスペースが無い、洗濯機用のコンセントがない、洗濯機用の給水口がない等、普通にありますので、内見の際はしっかりと確認しましょう。
洗濯機を長持ちさせるため、鉄製の洗濯機台を設置していました。エースハードウエアにキャスター付きのものが売っていますので、購入後にキャスターは外して、かわりにゴム足をグルーで固定します。このおかげか、洗濯機は一度も故障がありませんでした。
給水ホースと給水口をつなぐパーツは、かなり専門的な知識がいります。コンドミニアムおかかえのメンテナンスの人ですらしらず、適当なことを言われ、結局自分でしながら設置することになりました。
専門家が何でも知っていると思うのは、フィリピンではおお間違えで、しかも知ったかぶりをするので、全面的に専門家を信用するのはやめましょう。あと、サイズが違っていても無理やりねじ込もうとしますので、必ず設置の際は立ち会うようにして、無理やり感がでていたら、すぐに止めさせることをおすすめします。
温水器の設置は2回目なので、自分でとりつけました。ドリルでタイルに穴をあける際は専用のドリルが必要です。普通の木材用や鉄用のドリルですとタイルが割れてしまいますので注意です。
エアコンの設置も2台目だったので自分で設置。プロに頼んでも隙間があったり、排水がうまくいかなかったりとトラブル満載だったので、これもプロを信用してはいけない例です。
家具・インテリア関連
電動サンダー、電動紙やすりです。木材をきれいに磨くのに重宝しました。ただ、磨いた後の埃が酷いので使用する際は、埃対策も忘れずに。ホームセンターで3600ペソで購入しました。
遮光用のすだれは、何かと重宝したり、インテリア的にも差別化できたのですが、絶対数が少ないのでダイソーやジャパンホームセンターで売っているときに大量に買っていました。
自作の収納棚。狭小ユニットはタンスも置けないので、できるだけ空いたスペース(天井に近いとこ)にものをおけるよう工夫しました。
予備のタオルやベッドシーツ等もハンディマンで購入した収納箱に入れて保管しておきます。
換気扇まわりの渾身の一策。取付用の台所用換気扇も売ってはいたのですが、安く抑えるために、室内用換気扇を利用。その換気扇を効率化するために、棚の下にアルミ板でカバーを作成しました。
フィリピンのコンドユニットは換気扇用のダクトがないユニットもあるのですが、このコンドはしっかりと排煙用のダクトあり。ただ、換気扇からダクトまでの導線がないので、市販のアルミダクトを購入して粘着テープで取り付けました。
ゲストへの注意書きは、この黒板で書いていました。エアコンの電気代は直に利益に関わってくるので頭の痛いところでした。
短期滞在の場合は、エアコンつけ放題にしないと、ホテルとの勝負に負けてしまいますが、長期滞在の場合は、従量制にしていました。
これもドアを閉めてくださいという注意書き。フックはジャパンホームセンターで購入。鉄製のフックは取り外す際にドライヤーで温めると熱伝導が良いので外しやすくなります。
ストール型とリラックス型の椅子。白系のプラスチックチェアはすぐに売れてしまいますので、これもあるときに買っていたほうが無難。
ストール型の椅子は高い所に手を届かせるという用途もあります。リラックス型は、超品薄商品で、安く、作りもしっかりしているので、窓の外の景色を見ながらボーっとするのに丁度良かったです。
省スペース用の壁掛け靴箱。狭いコンドの場合、靴箱を置くスペースも勿体ないので、壁掛けにするとかなり省スペースになります。
ドアに穴をあけたくなかったので、鉄板でフックのようなものを自作です。
和風折り畳みテーブル。日本製は作りがしっかりしているので安心の一品。部屋を地べたすわり前提にするなら必須のアイテムです。
カーテンレールは両サイドに木柱を置いて、竹の棒を設置しました。
洗濯・掃除
洗濯もの用の網。使用済み洗濯物を入れたり、洗濯後に干すまでの衣類を入れたりしました。折り畳みもできて、場所もとりません。ダイソーやジャパンホームセンターで購入可。
モップやほうき、清掃用バケツ。部屋の掃除は基本的に掃除機ではなく手作業で行ってましたので、これらのグッズは必須。
モップの水切りをバケツで行うかたちでした。水切り用のバケツは1500ペソくらい。ほうきもいいものを選ばないと、簡単に先っぽが曲がってきたり、柄がとれたりします。
フィリピン人にたのむと柄の短いものや竹のほうきを買ってきますので、購入の際は自分で選んだほうが良いかもしれません。
ハンガー用のつっかえ棒。台湾製が一番しっかりとした印象です。壁を傷つけないように両サイドにゴムのクッションも設置。
あと、照明もすべてLEDで統一しました。
キッチン関連
シンク下の水漏れが酷かったのでパテで補強したりしましたが、改善せず。専門の業者に頼んだほうがよかったです。あと、部屋の引き渡しの際に水回りは水を実際に出して水漏れがないか確認しましょう。
キッチン下のスぺースを有効に使うためのハンドメイド食器棚。フィリピンののこぎりはあまり切れないので、サイズを合わせるのに一苦労しました。家具を大量にDIYするのであれば電動のこぎりはあらかじめ購入しておいたほうが良いです。
まとめ
広さは17平方メートルとかなり狭いユニットでしたが、長期留学生やOFWの一時滞在先等でけっこう利用されていました。
今回は契約上の問題でうまくいきませんでしたが、機会があればまた挑戦してみようと思っています。
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