みなさんこんにちは。今日はフィリピンの銀行口座編、口座を維持するための最低口座残高をシェアしたいと思います。
フィリピンで駐在員や現地採用で働いていたり、リタイアして海外移住をしている場合、フィリピンに銀行口座を作っているかと思います。しかしながら新型コロナウイルスの蔓延で日本に一時帰国せざるを得ない人も出てきており、給料をペソでもらっていて、日本の口座に円があまりない人は、フィリピンの銀行口座からペソを引き出して日本の口座に入金する必要があります。
そんな時、一体どれくらいまでペソを引き出せば良いのか、口座にペソをどれだけ残したらよいか迷うところではありますが、せめて口座を維持するための最低口座残高くらいは残しておきたいものです。今日はフィリピンの各主要銀行の最低口座残高を一時帰国する際の注意点を交えながら記事にしました。
BDOユニオンバンク
最低預金残高
残高は各月を月末でしめて、1か月間の平均預金額です。
- ペソ口座（ATMカードのみ）：2,000ペソ（0.250%）
- ペソ口座（通帳とATMカード）：10,000ペソ（0.250%）
- ペソ口座（当座預金）：5,000ペソ（0%）
- ドル口座：500ドル（0.250%）
- 円口座：50,000円（0%）
預金口座開設の際の注意点
- 口座の残高がゼロになると自動的に口座が凍結される。
- 最低預金残高を下回ると300ペソのペナルティが自動的に引き落とされる。
- 普通預金2年間、当座預金1年間取引が無い場合、口座が凍結される。
- 口座が凍結した場合は開設した支店へ行かなければならない。
- 2016年12月1日より、口座開設には英語での署名が必要。
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メトロポリタン銀行＆TCO（メトロバンク）
最低預金残高
毎月の最低預金残高を2ヶ月連続で下回った場合は、300～500ペソが引き落とされます。
- ペソ口座（デビット/ATMカード普通預金）：2,000ペソ（0.250%）
- ペソ口座（通帳普通預金）：10,000ペソ（0.250%）
- ペソ口座（当座普通預金）：10,000ペソ（0%）
- ドル口座：500ドル（0.125%）
- 円口座：50,000円（0%）
【関連記事】メトロバンクで口座を作ってオンラインバンキングに登録する方法。
フィリピンアイランド銀行（BPI）
最低預金残高と利率
- Express Teller Savings：3,000ペソ（0.250%）
- Passbook Savings：10,000ペソ（0.250%）
- Kaya Savings：無し（0.250%）
Deposit Rates – Savings and Checking
BPIの口座の種類
BPIは作ることができる口座の種類が多く、名称も独自のものを使っていて、かなりわかりにくいです。下記でBPIの一般的な口座の種類をまとめてみました。
Express Teller Savings
24時間のインターネットバンキングが利用できる口座。日々の財政状況が簡単に管理できます。
Jumpstart^
10歳から17歳までの若者向けに特別に設計された口座。 若年時に貯蓄する習慣を形成するためのツールとして。
Kaya Savings
Kaya Savingsは、最低預金残高がなく、出金取引に最低限の手数料しかかからない普通預金口座。※2020年4月20日より新規口座開設不可
Advance Savings
前もって預金の利息を受け取ることのできる口座。
Padala Moneyger
海外から送金を受ける人のために特別に設計された普通預金口座。
Passbook Savings
通帳がついてくる預金口座。
Savings（https://www.bpiexpressonline.com/p/0/18/savings）
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ユニオンバンク
最低預金残高と利率
- Personal Savings Account：無し（0.10%）
- Regular Savings Account：10,000ペソ（0.10%）
- US Dollar Savings Account：500ドル（0.10%）
- Third Currency Savings Account（JPY）：400,000円（0%）
- Regular Checking Account：10,000ペソ（0%）
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