みなさんこんにちは。今日はフィリピン留学の中でも首都メトロマニラにある語学学校を紹介していきたいと思います。メトロマニラといっても、ビジネス街のマカティ、BGCやオルティガス、学園都市のケソンシティなどいろいろな顔を持っています。
フィリピン留学と言えば、セブ留学が主流ですが、マニラ留学もまだまだ捨てたものではないので、一度検討する価値はあると思います。
この記事を読んでわかること
- セブ留学とマニラ留学の違い
- マニラの学校の特色と場所(地図付き)
- マニラの各エリアの特徴
マニラ留学について
フィリピンの首都マニラ(メトロマニラ)での英語留学。マニラという都市は世界最悪の空港を抱え、スモーキーマウンテンをはじめとした、ダーク、貧困のイメージが強いです。
また、日本人にとっては、かつて大事件となった三井物産の若王子支店長が誘拐されたことで、未だに治安の悪いイメージは払しょくされていません。
また、未だにコンスタントに日本人がマニラにて殺害されるニュースが後を絶たないのも事実です。ただ、これらの事件は、あくまで怨恨の場合が多く、留学生が殺された等、命にかかわるような事件は聞いたことがありません。
過去記事 【闇】日系企業が数多く進出する経済特区・工業団地カビテ
▽フィジー留学では重大事件が▽
セブ留学の闇
ところで、「フィリピン留学と言えばセブでしょ」と言われ久しい。最近は「セブってフィリピンじゃないでしょ?」という声も聞こえるほどです。
そう考えてみるとセブに関しての旅行観光関係者のイメージ戦略は大成功したと言えるでしょう。
しかしながら、逆にそのイメージ戦略を用いた「セブはリゾート」というイメージが先行し、いざセブシティの英語学校に行くと、イメージと180度異なる環境に出くわし、高くない留学費用を払ったのに、卒業の夢半ばにして、途中帰国する生徒もいることは事実です。セブシティには綺麗なビーチは無いのですから。
関連記事 乱立するセブ留学語学学校。生き残りをかけた戦略でクオリティを担保する。セブシティエリア。
また、イメージ通りのセブ留学ならマクタン島の語学学校に行くしかないでしょう。
関連記事 セブ・マクタン島でのフィリピン留学 復習予習はサンセットビーチのヤシの木につるされたハンモックで
マニラ留学のポテンシャル
話をマニラに戻すと、マニラのダークなイメージとは裏腹に、首都マニラは現在、急激な経済成長のさなかにいます。
10年前とくらべると、すべての人が「劇的に変化を遂げた」と口にします。バンコクやホーチミンも経済成長が甚だしいですが、マニラのそれは、ピカイチだと思います。
コールセンター世界一のタイトルを筆頭に、世界中のBPOカンパニーがところせましとオフィスビルを占領。そしてそれはフィリピン人の英語力の高さを基板にしているから、改めてフィリピン人の英語力の高さには脱帽します。
人口比率でみてもメトロマニラ圏は大都会東京都なんら遜色のない人々が生活を営んでいます。ざっと計算してもセブの3倍の人口になる計算です。
フィリピン留学エージェントに言いように言われて、イメージと全く異なるセブに留学するのも良いですが一度、マニラ留学も選択肢の一つとして今後は留学先を決めても良い時代が来ているのかも知れません。
そんなマニラ留学、ここではメトロマニラ近郊にある語学学校を紹介したいと思います。セブと比べ競争が激しくなく、ホームページなどをみると少し物足りない学校が多いですが、逆にそこが狙い目だったりします。
ケソンシティの語学学校
ケソンシティには当初韓国系の語学学校が数多くあり、その後日系の語学学校が雨の後のタケノコのように増えてきました。そういった日系の語学学校をメインに、ケソンシティにある語学学校を下記で紹介したいと思います。
初心者向け学校「クオール」
ケソンシティのコモンウェルス通りに開校した格安フィリピン留学英語学校。日本人だけでなくタイ人も将来は誘致しそうな雰囲気。
経営者はタイ歴10年、フィリピン留学経験複数回、タイ語話者の日本人。その海外就職経験を基にした海外就職相談も承っています。
また、食事に関しては、日本食を柱に、フィリピン留学語学学校では珍しくタイ料理やベトナム料理も出てくるので、他校のようなフィリピン料理がメインの食事メニューが苦手な人にはうってつけの学校です。
- 学校形態:教室宿舎セパレート型
- 経営:日本人
- アクセス:MRTケソンアベニュー駅より車で30分、ケソン市コモンウェルス通り
- 個別記事:スクープ!マニラ留学とタイ料理と海外就職 異色の英語学校「クオール」
▽クオール関連記事▽
(2020/1更新)
NGO施設内「PALETTE SCHOOL」
運営元がNGO団体という異色の英語学校。キャンパスも国際NGOのGawad Kalinga(GK)が運営する複合施設内にあり、日本人はもとより、アメリカやフランスからの団体スタッフも駐在しています(参考:途上国でのソーシャルビジネスに興味あるなら、フィリピンのNPO英語学校パレットスクールが面白い)。
留学費用は4週間158,000円(6人部屋)と169,000円(2、3人部屋)の2パターン。もちろん、パヤタスやバティタへのスタディツアーもあり。フィリピン留学とボランティアを同時に遂行できる語学学校です。
マニラ中心部からはかなり離れているので、大都会マニラの恩恵を受けられないのが少々残念ではあります。
▽パレットスクール詳細記事▽
(2018/1更新)
人材紹介付属の「JK INTERNATIONAL LANGUAGE CENTER」
老舗人材紹介会社附属の英語学校。就職支援サービスに申し込むと、日常英会話以上のスピーキング力を身に着ければ70%以上の確率で企業から内定をもらうことが出来るらしいです。フィリピン留学後に海外就職を考えている人用。
場所はケソンシティのコモンウェルス通りで、少し都心から離れた閑静な場所で、日本人はあまり行かないようなところです。
- 学校形態:教室宿舎セパレート型
- 経営:フィリピン人
- アクセス:MRTケソンアベニュー駅より車で30分、ケソン市コモンウェルス通り
- ホームページ:ジェーケーインターナショナルランゲージセンター、オンライン英会話事業
(2018/1更新)
イベント盛りだくさんの韓国系「C21」
毎週金曜日は全員がそろいのTシャツを着て、様々なアクティビティを行ってる。学校の立地はフィリピン大学やアテネオ大学も近いので、大学構内でのスポーツにも参加できます。
韓国人の若者が多く、そのノリが好きな日本人にはたまらないフィリピン留学になるでしょう。個人的には”21”の意味が気になるところです。
- 学校形態:教室宿舎セパレート型
- 経営:韓国人
- アクセス:LRTカティプナン駅徒歩10分
- ホームページ:http://www.philippine-r.com/c2101.htm
▽アテネオ大学関連記事▽
(2013/7更新)
格安語学学校「English Breakthrough」
格安フィリピン留学の元祖。通称「EB」。経営者を前面に押し出している語学学校も珍しいと思います。
経営者が毎日つぶやくTwitterは必見の価値あり。キャンパスはケソンシティのコモンウェルス沿いにあり、教室と寮が一体型の家庭教師タイプの授業スタイルです。
- 学校形態:教室宿舎一体型
- 経営:日本人
- アクセス:MRTケソンアベニュー駅より車で30分、ケソン市コモンウェルス通り
- 個別記事:フィリピン留学格安校「EB」の学校寮は事前に全部屋の動画が観れます。
【参考ブログ】マニラの英語学校EBは、外出可なのでカフェで先生と勉強したりもできます。(メンテ中http://tabi.clairj.net/?p=227)
(2020/1更新)
マカティの語学学校
マカティ市ですが、留学するとなると、そのビジネス感溢れる特性から、社会人留学生が多く、また、日本人駐在員も多く住むエリアなので、通学で下記語学学校に通う人も少なくはありません。
送り出し機関も兼ねる「PJLink Language Center」
英語レッスンの通学のみですが、日本人経営ということでピックアップさせてもらいました。費用は1時間400ペソなので、もし自己フィリピン留学する場合は、近所にいくらでもコンドミニアムがあるので、そこから通学しても良いでしょう。
短期・長期留学のプログラムもあるようですが、問い合わせ後のアレンジ前提なので、高い留学費用を払った割には。。。という感じになる可能性が高いです。
立地はマニラ・マカティのリトルトーキョー寄りなので日本食には困らないと思います。
- 学校形態:教室宿舎セパレート型
- 経営:日本人
- アクセス:マカティグリーンベルト1から徒歩10分
- ホームページ:ピージェーリンクランゲージセンター
▽リトル東京関連記事▽
- リトルトーキョー近くのザ・ビーコンの不動産投資環境情報
- 烏骨鶏ラーメン龍からのマカティシネマスクエア→ユーカフェは日本人同士のミーティングに最適かも知れない
- マカティ、リトルトーキョーにある日本食材屋と日本料理屋が併設された店舗「樹海」
(2018/1/23更新)
オフィス街に教室を構える「デラ・クルーズイングリッシュクラブ」
オンライン英会話学校iTALKの会社が経営母体のフィリピン留学。留学する際の宿泊先はMosaic Towerというマニラ・マカティの高級コンドミニアム。
調べて行くと、ホームページには「オンラインビジネス英会話iTALK」とある(2020年2月現在無し)ので、「あの有名なオンライン英会話学校かな?」と疑問に思い、iTalk ENGLISHの会社概要を見てみると、全く異なる会社でした。両社でアイトークというブランド名がかぶっているようでした。
おそらく佐々木良介氏のいうiTALKとiTalk ENGLISHは全く別物だということです。ちなみに株式会社デラ・クルーズの運営しているオンライン英会話はDela Cruz English Clubで、どこからiTALKというサービス名が出てきたのか、今となってはすべて謎に包まれています。
- 学校形態:教室宿舎セパレート型
- 経営:日本人
- アクセス:マカティサルセドビレッジ、PBCOM近く
- 個別記事:マニラ留学「デラ・クルーズイングリッシュクラブ」はマカティど真ん中の立地
(2020/2/7更新)
レアジョブと提携している「Grandline」
なんか、料金を見てビックリしました。4週間コースで645,500円って、格安フィリピン留学学校のじゅ、約10倍!?かなりの強気です。
オフィスはマニラ・マカティのベル・エアーとサルセドにあり、留学の場合の宿泊先はジャズレジデンスになります。日本人が結構多く住んでいるので多少はホッとできるかもしれません。
一番のウリはオンライン英会話のレアジョブと提携したということ。売り上げの8割を占める留学事業は、レアジョブブランドで売り出しているといいます。
- 学校形態:教室宿舎セパレート型
- 経営:日本人
- アクセス:マカティ、ジャズレジデンス隣
- ホームページ:グランドライン
▽グランドライン関連記事▽
(2018/1/22更新)
マラテ・エルミタの語学学校
マラテ・エルミタ地区ですが、古くは韓国系のMKマニラや旅宿マニラなどの語学学校があったのですが、その治安や業績悪化により、閉校した学校が少なくありません。下記ではそんな中でも生き残っている語学学校を紹介します。
▽マラテ・エルミタ関連記事▽
Wexcel(ウェクセル)ランゲージアカデミー
フィリピンの有名大学デラサールの近くに校舎を構える語学学校。マカティにも近いので通学も多い。マニラ随一の歓楽街マラテやエルミタも近いので、授業終わりに一杯なんてのもありだと思います。
- 学校形態:教室宿舎セパレート型
- 経営:日本人
- アクセス:LRTビトクルーズ駅徒歩5分
- 個別記事:【マニラ留学】都市型フィリピン留学「ウェクセル」で英語とビジネス感覚を感化させる
▽ウェクセル関連記事▽
(2014/7/18更新)
デラサール大学付属語学学校「CeLL」
フィリピンで1、2を争う名門大学のデ・ラ・サール大学。そこに付属している語学学校がCeLL(Center For Language and Lifelong Learning)です。
外国人用には英会話コース、英文法コース、発音コースなどがあり、デラサール大学に正規留学するための入学対策コースもあるので、本体のほうに入学したい人は必ず行くべき語学学校です。
宿舎も大学の周辺にはたくさんのコンドミニアムがあるので、学校から紹介してもらうところに宿泊すれば、トラブルも少ないでしょう。
- 学校形態:教室宿舎セパレート型
- 経営:フィリピン人
- アクセス:LRTビトクルーズ駅徒歩5分
- 個別記事:マニラ留学ならフィリピン私学の雄「デラサール大学CeLL(付属語学学校)」でも学べます
▽デラサール大学関連記事▽
アラバンの語学学校
社会人留学が多い「PICO」
メトロマニラの南部アラバンに校舎を構える日本人経営の語学学校。
オルティガスの語学学校
オルティガスは、フィリピンのメトロマニラにあるパシグ市、マンダルヨン市、ケソン市のちょうど境界線上にあるビジネスエリア。マニラ首都圏では、マカティCBDに次いで2番目に注目されているビジネス街です。
ニチイ学館関連学校「セルクマニラ」
ニチイ学館の語学事業の1つとしてマニラ・オルティガスに設立されましたが、母体は35年以上の運営実績があり、シドニー、バンクーバーにも校舎を持つ英語学校です。宿泊先はオルティガスにありがちな日本人が好きなホテル滞在。ホテルは「BSAツインタワーズホテル」。
アナウンサーの福田友理子氏がこの学校でフィリピン留学していたことでちょっとした広告塔となっています(学校周辺情報【SELC One to One English Manila】 )。
もう一つの動画(SELC One to One English Manila)で案内役をつとめるフィリピン人教師。単語の語尾を無意味に上げるフィリピン人英語特有のなまりが気になるところです。とはいえ、施設のクオリティと立地はマニラでも最高レベルなので、そのあたりにこだわる人には良い学校と言えるでしょう。その他下記サイトにも詳しい情報が書かれているのでご確認ください。
>>SELC Manilaホームページ(http://selc-manila.com/)
(2015/11/1更新)
エイエンパワー(オルティガス)
マニラの中心部オルティガスにあり、交通の便やショッピング等は問題ない。最近はSMメガモールやその他の商業施設も増えてきているので、さらに都市型のフィリピン留学が可能になっています。
>>EIEN POWERホームページ:http://www.eienpower.com/
(2012/12/6更新)
マニラ留学が無料でできる「マニラ0円留学」
セブにはすでに0円で留学できる学校があることで有名でしたが、ついにマニラにも0円留学語学学校ができました。
気になる無料になるものは下記のとおりです。航空券やビザ代、食事もついてくるというのは、セブの0円留学とはちょっと違うところですね。かなり有難いです。
- 航空券(往復)、ビザ代
- 水道光熱費、滞在費
- 昼・夜週5日(月火以外)のお弁当
- マンツーマンレッスン(平日毎日各3、4時間)
0円留学の宿舎
0円留学宿舎地図
- 学校形態:教室宿舎セパレート型
- 経営:日本人
- アクセス:MRTオルティガス駅徒歩15分
- 個別記事:マニラ留学にかかった費用0円。無料で留学する方法を紹介します
カラバルソンの語学学校
カラバルソンは、カビテ、ラグナ、バタンガス、リサール、ケソンの5つの州と、ルセナという都市を総称して名づけられました。フィリピン統計局によると、このエリアはフィリピンで最も人口の多い地域であり、2015年には1,440万人以上の人口に達し、マニラ首都圏に次ぐ人口密度の高いエリアでもあります。
英語メソッドがウリの「b.E.Camp」
もとストーリーシェアのマネージャーが作る予定(!?)のフィリピン留学語学学校。マニラ南部アラバンにできるようです。ストーリーシェアのオーナーとの確執が騒がれているこのオーナーですが、英語メソッドに関しては意気投合していたようです。
無料の音声教材を他の学校関係者にも配布するなど、英語教育にもあついオーナーで、日本人留学生からの信頼も厚いようです。
(2014/8/9更新)
だいぶ更新していませんでしたが、学校はすでに完成。許認可も取得し、現在は数少ないマニラ近郊の語学学校として順調に運営しています。ただ、水森氏はすでに日本に帰国し、現在はもとストーリーシェアネポ校のマネージャーであった伊藤氏が経営を引き継いでいます。
(2018/3/25更新)
マルチな企業グループの一端を担う「Face to Face English School」
一時期はアメリカ人講師のMatt氏がウリの学校でしたが、本国に帰ってしまい、現在はフィリピン人講師のみ。オーナーの大町氏が看護ビジネスの経験者であるため、看護系の生徒が多いイメージです。
(2020/1/14更新)
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