みなさん今日は先日行ってきましたフィリピンのミンドロ島、プエルトガレラについての記事です。
特に日本食が恋しいわけではなかったのですが、探してみると意外に日本食を食べることのできるレストランが多かったので、そのことをシェアしようと思います。
フィリピン人が経営する「居酒屋アビチャン」
民宿という和食レストランを探していた帰り道に偶然見つけたこのお店。看板を見つけたは良いものの、探すのに苦労しました。
ちなみにグーグルマップには「居酒屋アベちゃん」と記載されているのですが、上記写真1枚目の店頭の看板にはアビチャンとあるので、オーナーの意向を尊重して、このブログではアビチャンと呼ばせてもらいます。
居酒屋アビチャンの行き方
ホワイトビーチを過ぎてタリパナンビーチをバイクで爆走していると右手に看板が見えてきます。そこを左折すると突き当りにちょっとした広場が見えてきます。
日本人の感覚からすれば、この奥が店舗だったら、もっと見やすいように看板を設置するところですが、この居酒屋アビチャンのオーナーはフィリピン人のようですので、そのあたりは、気楽にやっているのでしょう。
私は最初、上記写真の奥にまさかレストランがあるとは思わず、左に曲がってそのまま奥へ奥へと探し回りました。結局引き返してビレッジの入り口にいたおっちゃんに聞いてやっと場所が判明したしだいです。
広場を奥に行くと左手に色あせた居酒屋の赤ちょうちん。ビーチが近いのですぐに潮にやられます。入り口の前はバイクを置くスペースがあるので、バイクをそこに駐車しましょう。
居酒屋アビチャンメニュー
各メニューに写真がついていて、とても見やすいのですが、品数が多いので、独断と偏見の私好みのメニューを抜粋して紹介します。その他メニューは最後のほうで掲載します。
- 生姜焼き:270ペソ
- 照り焼きチキン:290ペソ
- 日本のご飯:70ペソ
- 焼肉:400ペソ
- 豚キムチ:300ペソ
- アメリカンビーフステーキ:400ペソ
- 牛丼:400ペソ
- うな重:700ペソ
- カツ丼:450ペソ
- アビチャン特製カレー:300ペソ
- チキンカツカレー:400ペソ
フィリピンでは「ジロー(二郎)ラーメン」というジャンルがすでに確立している感があります。写真の右下に「ラーメン二郎とは」のような感じで解説文が掲載されています。
- ジローラーメン:280ペソ
- ジロー油そば:280ペソ
- サーモンとレタス、キュウリ、わかめのサラダ:300ペソ
- 焼うどん:300ペソ
- お好み焼き:250ペソ
- フレッシュ豆腐:250ペソ
フィリピンでは日本人経営の日本食レストランくらいでしか見ないポテトサラダ。卵が入っているか入っていないかが肝です。
明太子パスタは、なかなか日本人の好みを知っていると思いました。あと、お気づきかと思いますが、メニューにちょいちょい出てくる女性の写真。実はこのお店のオーナーです(笑)。
- 餃子:280ペソ
- ポテトサラダ:200ペソ
- 明太子パスタ:250ペソ
- 海鮮パスタ:300ペソ
- ざるそば:250ペソ
- 天ぷらそば:450ペソ
- 焼きそば:250ペソ
- ソーメン:250ペソ
- うどん:250ペソ
- 天ぷらうどん:450ペソ
- カレーうどん:300ペソ
- カツカレーうどん:400ペソ
- ラーメン:200ペソ
ラーメンとチャーハンセット
ラーメンがあったのでラーメンを注文。あと、バイクでレストランを探し回り、お腹がすいていたので、メニューにないチャーハンがあるか軽く聞いてみたところ、裏メニューであるということでした。
やはり、日本人のお客さんが多く、チャーハンを希望する人がいるので、メニューには載っていないが作れるということでした。
そのチャーハンが、マニラでもたまにしか見かけない、鶏油を使ったチャーハンの味。こんな離島で味わえるとは思ってもみませんでした。
どこかで聞いたマニラの格安ラーメン店「タンタン麺ハウス」。ラーメン餃子、チャーハンで230ペソ。
ラーメンの麺は一味違った麺。太さがバラバラなのでひょっとしたら手打ちで作っている麺なのかもしれません。
味が合わない人のために調味料も日本仕様のものが数多く準備されています。すべてカルティマールで購入したと言っていました。
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居酒屋アビチャンの店内
狭い店内にところ狭しと並べられているお酒のボトルや日本製の小物。お座敷席もあり、とてもフィリピン人が経営しているとは思えませんでした。
オーナーはマニラのリトル東京のある日本食料理店で14年修行を積み、この店は2年前からやっているそうです。ほとんどの食材はカルティマールから買い付けているので、食材を運ぶのが一番しんどいと言っていました。
オーナーはその他、2軒の部屋を貸し出していて、欧米人に月ぎめで貸しているそうです。常連の人には1月16,000ペソで貸し出していると言っていました。
テレビ出演あり「オリエントパールリゾート」
テレビで取り上げられたこともあるので知っている人もいるかも知れませんが、オリエントパールリゾートは日本人女性が経営するホテル。フィリピン人と結婚していて、今は旦那さんは日本で働いているという何とも不思議な夫婦です(実は深いわけがあります)。
そのオリエンタルパールリゾートの1階はレストランにもなっていて、日本クオリティの料理が食べれると評判の店です。
トンカツを注文
フィリピンの他の店で食べるトンカツと異なり衣とカツの間に絶妙な空間が空いています。
イカリのトンカツソース、ウスターソースも常備。マヨネーズも容器に入れて冷やされているので、衛生状態もばっちりです。
ライスの40ペソと合わせて合計240ペソです。
オリエントパールリゾートの店内
店内は警備員もおらず開放的。プエルトガレラの治安の良さがうかがえます。私が行ったときは二人の年配の日本人がビリヤードに精をだしていました。また、年配のフィリピン人男性と若いフィリピン人女性が会話もなく食事をしていました。フィリピンではあるあるの光景ですね(笑)。
オリエントパールリゾートの行き方
オリエントパールリゾートはバタンガスからのフェリーが到着するムリエ港の近くというのは知っていたのですが、実際に行こうとすると、歩いて行けない距離ではないですが、けっこう歩きます。
バイクや歩いて行く場合は、ムリエ港からホワイトビーチ方面へ進み、左手に上記写真のような白い建物が見えてきますのでそこを中に入ります。
空き地のようなところに野良犬らしきものがいますので、注意して進むとホテルへの路地が見えます。ホテル内にもスカイという名前の犬がいますのでびっくりしないようにしましょう。
オリエントパールダイブ
さきほどのオリエントパールリゾートのホームページを見てびっくり。ムリエ港を降りてすぐのところに直営のダイビングショップがオープンしていました。
プエルトガレラ最終日に泊まった宿の近くでもあり、何だか看板も日本語で書かれていたりして、気にはしていたのですが、直営のショップだとは思いもしませんでした。
LGBTの店員さんのいる「FINESSE」
最後はホワイトビーチで日本食。海岸沿いを歩いているとLGBTの店員さんが客引きをしている店があります。それがFINESSE。
多国籍メニューの中に下記のとおり日本料理も入っています。
- 親子丼:275ペソ
- カツ丼:275ペソ
- 牛丼:275ペソ
- 海老フライ:295ペソ
- カニサラダ:275ペソ
- ラーメンスープ:275ペソ
味付けは最高だったのですが、ご飯がぱさぱさなのとカツが切れていないのが玉に瑕。
怒りに震えてボケていますが、LGBTさんが最初に税無し価格を持ってきて、お金を払った後、後出して税有金額を提示してきました。彼女は最初に見せたと言っていましたが、まあ嘘でしょう。ただ、笑顔で指摘したのは言うまでもありません。細かいことでブチ切れていたら日本人の品格が下がりますので。
ちなみにこのFINESSEは店内にATMがありますので、行く際はそれを目印にしても良いかも知れません。
民宿 Minshuku KCS
最初に紹介した居酒屋アビチャンはタリパナンビーチにあるこの「民宿 Minshuku KCS」という店を探しに行った帰りに見つけたお店でした。
肝心の民宿 Minshuku KCSは、上記写真のように悪路だったため、引き返しました。
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