海外現地採用や海外移住が決まり、「今使っている日本の銀行口座をそのまま海外で維持できるのか?」とお悩みではありませんか?どうも私です。日本のメガバンクやネット銀行の多くは、海外へ移住して非居住者(日本に1年以上住まない状態)になると、原則として口座の解約や強制休眠を求めてきます。
そんな中で、海外渡航者や海外在住者から絶大な支持を集めているのがSMBC信託銀行の「プレスティア(PRESTIA)」です。今回は、海外移住においてなぜプレスティアが選ばれるのか、その強力なメリットと投資(株・投資信託)の取り扱い、注意点まで徹底解説します。
海外移住者にプレスティアが選ばれる4つのメリット
プレスティアは外貨運用や海外渡航者に特化したサービスを展開しており、一般的な日本の銀行にはない強みを持っています。
1. 海外転出(非居住者化)後も合法的に口座を維持できる
最大のメリットは、所定の「国外転出手続き」を事前に完了させておくことで、海外へ移住して日本の非居住者になった後も、日本に残した口座を解約されずに合法的に維持・管理できる点です。日本での自動引き落としや一時的な資産置き場として、安全に口座を残しておくことができます。
2. デビットカード「GLOBAL PASS」が海外での生活に超優秀
プレスティアが発行する多通貨デビットカード「GLOBAL PASS」は、米ドルやユーロ、タイバーツなど全18通貨に対応しています。保有している外貨預金口座から直接現地通貨として即時引き落としができるため、ショッピング決済はもちろん、現地のVISA/PLUSマーク付きATMから手軽に現金を引き出すことが可能です。
3. 外貨のまま送金・受取ができる
一般的な銀行では、海外から外貨で送金を受けると自動的に日本円へ強制換算され、高額な為替手数料が発生することがあります。しかしプレスティアであれば、海外からの送金を「米ドルのまま」受け取ったり、口座内の外貨をそのまま海外口座へ送金したりできるため、無駄な為替コストを抑えられます。
4. インターネットバンキングから海外送金の登録・実行が可能
事前に対象の海外口座を登録(オンラインまたは郵送)しておけば、海外に着いてからでも「プレスティア eバンキング」を使って日本から現地口座へスムーズに送金指示を出すことができます。
プレスティアで株や投資信託(資産運用)はできる?
日本に残す資産を使って「海外移住後も資産運用を続けたい」と考える方も多いでしょう。プレスティアでの投資商品の取り扱いは以下の通りです。
- 個別株式(日本株・米国株):不可(※プレスティア自体は証券会社ではないため、個別株の直接取引はできません)
- 投資信託:購入・運用可能(※日本在住時のみ新規買い付けが可能)
- 債券・外貨預金:購入・運用可能(※外貨建て債券や外貨預金のラインナップが豊富)
投資信託についてはプレスティアの口座内で運用できますが、非居住者手続きを行った後は「新規買い付け」や「自動積立」が停止され、既存ファンドの保有(ホールド)のみとなる点には注意が必要です。海外から投資を継続したい場合は、現地の証券口座などを活用するのが現実的な選択肢となります。
プレスティアを利用する際の2つの注意点
非常に便利なプレスティアですが、事前に知っておくべきデメリット・注意点も存在します。
1. 口座維持手数料(月額2,200円)がかかる場合がある
プレスティアでは原則として月額2,200円(税込)の口座維持手数料が設定されています。ただし、「月間平均総取引残高が50万円相当額以上」または「外貨預金等の残高が20万円相当額以上」などの条件をクリアすれば手数料は無料になります。日本に残す資産がある程度ある方なら、実質無料で運用可能です。
2. 為替・送金コストはフィンテック(Wise等)より高め
プレスティアは銀行の中では外貨に強いものの、純粋な送金コストだけで比較するとWise(ワイズ)などの格安海外送金サービスの方が手数料を安く抑えられます。「資金の保管やデビット決済はプレスティア」「定期的な小口送金はWise」といった使い分けが最も賢い運用法です。
まとめ:海外現地採用・移住者の「日本残しメインバンク」として最適
プレスティアは、非居住者になっても安心して口座を維持できる数少ない貴重な銀行です。特にGLOBAL PASSを活用した現地通貨の引き出しや、外貨の直接管理・送金機能は、海外へ渡航した直後の安心感を大きく高めてくれます。
渡航が決まったら早めに口座を開設し、出国前の非居住者手続きを進めておくことをおすすめします。
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今回ご紹介した「プレスティアでの口座維持」をはじめ、楽天証券などの5年ルール手続き、役所での国外転出届、Wiseを使った格安海外送金、渡航直後のeSIM・通信環境の確保まで、出国前・渡航後にやるべき準備の全体像を以下の総合ガイドで網羅・一元管理しています。
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