みなさんこんにちは、私です。台中市内の伝統市場といえば、ルーロー飯や名物グルメがひしめく「第二市場」や、地元民の朝ごはんスポットとして愛される「第五市場」が有名ですが、台中駅の南側(裏駅側)にもうひとつ、見逃せない巨大なローカル市場があるのをご存知でしょうか?
それが今回ご紹介する「台中第三市場(第三公有零售市場)」です。
日本統治時代の大正11年(1922年)に開設されて以来、100年以上の歴史を誇るこの市場は、生鮮食料品や日用品はもちろん、併設する「民意街文創市集」に並ぶ洋服や雑貨、そして素朴で力強いローカルB級グルメまでがぎっしり詰まった庶民の台所。すぐ隣には旧酒造工場をリノベーションしたアートスポット「文化部文化資産園区(旧台中酒廠)」もあり、下町情緒と文化散策を同時に満喫できる穴場スポットです。
今回は、実際に私がYouBikeと徒歩で散策して撮影した全15枚の写真とともに、時系列順で歩く第三市場の熱気あふれるアーケード、生鮮エリアや衣料街、隠れたアートスポット、アクセス方法まで詳しくレポートします!
台中第三市場とは?大正時代から続く100年市場の歩み
台中第三市場は、正式名称を「臺中市第三公有零售市場」といい、台中駅の南側に広がる南区エリアの生活の中心地です。
観光地化が進んで洗練された第二市場と比べると、第三市場はまさに「台中の日常そのもの」。早朝から新鮮な野菜や果物、肉・魚を買い求める地元客で賑わい、昼前から午後にかけては併設の民意街で衣料品や生活雑貨を品定めする人々で活気にあふれます。
観光客向けの気取った雰囲気は一切なく、昔ながらの台湾の下町の空気感や、ローカルな熱気を肌で感じたい方にはたまらない場所です。
YouBikeで台中駅からアクセス!市場周辺の街並み
台中駅周辺から第三市場へは、徒歩でも10分ほどですが、YouBikeを利用するとサクッとアクセスできます。

市場近くの臺中家事商業高級中等學校東側にYouBikeのステーションが設置されているため、台中駅や宿泊先からの移動手段として便利です。自転車を返却し、ここから市場散策をスタート。

台中路と信義南街が交わる市場のメイン交差点。彰化銀行や郵便局が立ち並び、夕暮れ時でも多くのバイクや車が行き交います。

市場周辺の大通り沿いに並ぶ個人商店や飲食店。看板が重なり合う賑やかな街並みに、台湾らしい生活感が漂っています。
第三市場の入口へ!青と緑の日除けが連なるストリート
大通りから市場の入口へと足を踏み入れていきます。

歩道の入口にどっしりと佇む「臺中市第三市場」と刻まれた石柱。公設市場としての長い歴史を感じさせるモニュメント。

市場へと続く通りには、採れたての果物や乾物、日用品をずらりと並べた露店がひしめき合っています。

頭上を覆う青と緑の波板シートの日除け。日差しや雨を遮るこの独特のアーケードが、第三市場のトレードマークです。

色鮮やかなパパイヤやバナナ、旬のフルーツが山積みにされた果物屋。店主とお客さんの軽快なやり取りが響きます。
民意街文創市集と市場内部の散策
さらに奥へ進むと、市場の本館ゲートと、衣料品店が密集する民意街エリアが現れます。

モダンなロゴで「臺中第三市場 TAICHUNG 3RD MARKET」と掲げられた屋根付きの市場ゲート。

市場に直結する「民意街文創市集」の入口。衣料品や服飾雑貨、帽子などがぎっしり吊るされています。

細い通路の両脇を埋め尽くす婦人服や日常着。地元のお母さんたちが熱心に服を品定めしています。

前述の「民意街文創市集」の中。色落ちした赤レンガの壁と現代アートのイラスト。古い歴史と新しい文化が自然に溶け合っています。

市場の中に設けられた神仏の祭壇。商売繁盛と市場関係者の安全を見守る赤い提灯の灯りが厳かな雰囲気を漂わせます。

精肉店や鮮魚店が並ぶ生鮮食品売り場。吊り下げられた電球の明かりが、昔ながらの市場の風情を強く感じさせます。
市場周辺の小路とユニークなトトロのフォトスポット
市場の屋根付きアーケードを抜けて、周辺の路地をぶらぶらと歩いてみます。

日除けの下に連なる昔ながらの美容室や仕立て屋。昭和レトロにも通じる懐かしい街並みが続きます。

市場近くの路地で見つけた「台中鈴生村」のトトロ風オブジェ。バス停の標識風看板とともに佇む姿が愛らしく、思わず立ち止まってしまいました。
台中第三市場の基本情報・アクセス
| スポット名 | 台中市第三公有零售市場(台中第三市場) |
|---|---|
| 所在地 | 402 台湾 台中市南區台中路90號(信義南街・民意街一帯) |
| 営業時間 | 08:00〜17:00頃(生鮮食品売り場は朝〜昼過ぎまで、飲食店や衣料品店は夕方まで営業。店舗により異なる) |
| 入場料金 | 無料(飲食・買い物は実費) |
| 所要時間 | 約30分〜1時間 |
| アクセス | 台鉄「台中駅」裏駅側出口から徒歩約8〜10分。YouBikeなら約3分(市場入口付近にステーションあり)。文化部文化資産園区から徒歩約2分 |
台中の市場巡り:第二・第三・第五市場の楽しみ分け方
台中の3大伝統市場は、それぞれ違った個性を持っています。
- 第二市場:六角楼を中心としたレトロ建築。ルーロー飯や紅茶、大根餅など「王道の台湾グルメ食べ歩き」に最適
- 第三市場:青と緑の日除けが連なる100年市場。衣料品街(民意街)や生鮮市場、地元民密着の素朴な下町情緒を味わいたい人向け
- 第五市場:朝ごはんの宝庫。肉粥や麺線、焼き小籠包など、ローカルで安くて旨い朝食巡りにぴったり
第三市場は台中駅から南へ少し歩くだけで辿り着けるため、午前中に台中駅周辺を観光する際や、隣接する文化部文化資産園区とセットで訪れるのが最も効率的です。
まとめ:観光地化されていない台中の本物の日常を感じる市場
青と緑の日除けの下に広がる活気ある露店、山積みの新鮮なフルーツ、下町らしい衣料品街、そして路地裏のユニークなオブジェ。
台中第三市場は、ガイドブックの定番コースを少し外れて「暮らすように旅する台湾」を体感したい旅行者にぴったりの場所です。第二市場や第五市場とは一味違う、素朴で温かい台中の熱気をぜひ味わってみてください!
あわせて読みたい:台中グルメ&伝統市場巡り完全攻略ガイド

第三市場で台中の庶民的な下町情緒とローカルな市場散策を味わった後は、名物グルメがひしめく「第二市場」や、地元民の朝食の聖地「第五市場」、さらに夜市の食べ歩きへ繰り出してみませんか?
当ブログ「アジスタ」では、台中の伝統市場食べ歩きガイドをはじめ、第二市場の名物ルーロー飯、第五市場の絶品朝ごはん、台中市内の人気スポットやアクセス術まで、現地取材をもとに詳しくまとめています。美味しいお店選びと街歩きのプラン作りにぜひお役立てください!
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