台中

台中の旧第一市場「東協広場」がカオスすぎた!ぞくっとする雑居ビル潜入記

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みなさんこんにちは。ニーハオTKJです。台中ローカル旅を続けている私ですが、今回は今までのお寺巡りや市場グルメとは一線を画す、最高にディープでカオスなスポットをご紹介します。

台中滞在の当初、私は何があるかもよく分からないまま、ぶらぶらとYouBikeにまたがって街を徘徊していました。その時に偶然見つけて思わず写真を撮った巨大な建物があったのですが、それがかつての「旧第一市場」であり、現在は「東協広場(ASEAN Square)」と呼ばれている場所だと知ったのは、だいぶ後になってからのことでした。

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今回は、夜と昼の2回にわたってこの要塞のような雑居ビルとその周辺を徹底的にハントしてきた記録をシェアします。

 

 

夜の台中駅前をYouBikeで徘徊して出会った謎の巨大雑居ビル「東協広場」の衝撃

夜の帳が下りた台中駅前を自転車で走っていると、突如として強烈な存在感を放つエリアが現れます。きらびやかな看板の奥に、何やら吸い込まれそうな入り口。

 

台中・東協広場(ASEAN Square)近くの美食街入口に立つフードコート案内看板

近寄ってみると、そこは東南アジア系の料理店が並ぶ美食街の入り口でした。案内看板の文字を読もうとしても、中国語ではなくベトナム語やインドネシア語が躍っています。

 

台中駅前エリアの夜景と東協広場周辺を行き交う歩行者やバイク

駅前を行き交うバイクや歩行者の波を見つめながら、ここはいったい何なのだろうと好奇心が止まらなくなります。台北の洗練された夜景とは明らかに違う、どこか生々しい熱気が漂っています。

 

東協広場近くのバッグ専門店で販売されるリュックや帽子の品揃え

周辺のショップを覗くと、実用的なリュックや帽子が山積みにされていました。観光客向けのお土産屋さんではなく、現地で暮らす人々の生活に直結した品揃え。

 

東協広場前に並ぶ屋台と東南アジア系店舗が集まる夜の広場風景

広場の前に出ると、さらに東南アジア系の屋台が連なっていました。飛び交う言語も完全に異国そのもの。私は今どこにいるんだっけ、と錯覚してしまいそうな空間。

 

東協広場館内に掲示された周辺観光スポットと商業施設の案内マップ

館内に設置された案内マップを見てみると、この巨大なビルが周辺の商業施設や観光スポットの中心にドスンと鎮座していることが分かります。よし、このビルの全貌を暴いてみようという意識にかられました。

 

夜の電子街はシャッター通り?闇夜に浮かぶアーケードとローカルな火鍋ブームの片鱗

ビルの南側には、かつて栄華を極めたであろう「電子街」のアーケードが伸びています。夜の時間帯に足を運んでみたのですが、正直なところ人通りは少なく、残念な感じの寂しさが漂っていました。

 

台中第一広場周辺の電子街入口と夜でも賑わう商店街の様子

しかし、完全に死んでいる街というわけではありません。シャッターが閉まった電子機器店の合間から、何やら良い匂いが漂ってきます。

 

東協広場地下通路に並ぶ人々とローカルフード店の行列風景

台中電子街のアーチをくぐり少し進むと、なんとローカルフード店に並ぶ人々の大行列ができていました。そう、台湾で巻き起こっている「火鍋ブーム」の片鱗を、こんなディープな場所でしっかりと観させてもらったのです。ガジェットを探しに来たはずが、みんな肉を突っついているというギャップが面白い。

 

台中第一広場のアーケード街に並ぶ電子部品店とバイク駐車スペース

火鍋道路を抜けると、通路にはバイクが整然と停められ、夜間でも営業している電子部品の看板が薄暗い街路を照らしています。昼間に来ると一昔前の秋葉原のようでした(苦笑)。

 

東協広場周辺の古い商業ビルとインドネシア料理店が並ぶ街並み

周辺の古い商業ビルを見上げると、インドネシア料理の看板が目に入ります。夜の探索はここまでとし、この要塞の真の姿を拝むために、後日、昼間の時間帯に改めて出直すことにしました。

 

昼間の東協広場へ本格潜入!マニラやホーチミンの熱気を感じるリトル東南アジアの世界

太陽が昇る時間帯に、再び駅前の大型雑居ビルの前にやってきました。青空の下で見上げるその姿は、なかなかの年季が入った昭和レトロならぬ「台湾レトロ」な大ビルディングです。

 

台中駅前に残るレトロな大型雑居ビルと東協広場周辺の景観

ビルの外壁にはさまざまな看板が張り付いており、多国籍な文化がごちゃ混ぜになっていることが外観からも伝わってきます。

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東協広場内にあるアダルトグッズショップの店舗外観

さらに周辺をブラTKJします。堂々とアダルトグッズショップが店を構えています。この一切気取らない、剥き出しのローカル感がたまらん。

 

台中・東協広場(ASEAN Square)の正面入口と複合商業ビル外観

さあ、こちらが東協広場の正面エントランス。意を決して内部へと足を踏み入れます。

中に入った瞬間、私の脳内に強烈な既視感が走りました。この特有の匂い、空気感、そしてごちゃごちゃした店舗の並び。これは、マニラのディビソリアや、ホーチミンのベンタイン市場の雰囲気にそっくりなのです。台湾にいながらにして、東南アジアの熱烈なエネルギーに包まれる不思議な感覚に陥ります。

 

東協広場館内のアクセサリー店や衣料品店が並ぶショッピングフロア

1階のショッピングフロアには、きらびやかなアクセサリーや衣料品が隙間なく並んでおり、現地の若者たちが品定めをしています。

 

東協広場内のスマートフォン販売店と携帯アクセサリーショップ

さらに進むと、スマートフォンやSIMカード、格安の携帯アクセサリーを扱うショップが壁一面を埋め尽くしています。まさに生活に必要なものがすべてここに集約されているといった風情。

 

スマートフォンショップがひしめく2階フロアと海外送金所が並ぶ怪しげな3階のシャッター街

エスカレーターを見つけて上層階へと進みます。フロアごとに明確にジャンルが分かれているようで、歩くほどにビルの表情が変わっていきます。

 

台中第一広場の電子街フロアに並ぶ携帯電話ショップと修理店

2階のフロアは、完全に電子機器とスマホ修理店がメインのエリアでした。怪しい中古スマホから最新のガジェットまでが並び、修理ブースでは職人らしきお兄さんが黙々と画面を直しています。

 

東協広場3階商店街に並ぶ海外送金サービス店と閉店中の店舗

そして3階へ上がると、空気が一変します。そこには海外送金サービス(Remittance)の窓口がずらりと並んでいました。ここで働く東南アジアの方々が、母国へお金を送るための重要なインフラが機能しているのです。しかし、その周囲は閉店したままの店も多く、何やら怪しげな雰囲気が漂っています。

 

人通りの少ない東協広場3階通路とシャッター街のような商業区画

ご覧ください、この人通りの少ないシャッター街のような薄暗い通路を。私は「何か怪しげな感じだな……」と直感的に身構えたのですが、まさかこのゾクゾクするようなB級スポット感こそが、アジスタの街歩きとしてドンピシャの最高なシチュエーションだったと知るのは、すべてを巡り終えた後の後日譚となります。

 

東協広場の古いエレベーター操作盤と各階ボタンの様子

地上へ降りるためため、年季の入ったエレベーターに乗り込もうとしたのですが、この古い操作盤のボタンを押し、ぼーっとした直後、背筋にちょっとぞくっとするような感覚を覚えました。。。何だったんだろう。。。

 

台中第一広場のフロア案内板と各階テナント情報

壁に貼られたフロア案内板を確認すると、上層階には映画館やKTV(カラオケ)が入っている模様。ここまで来たら、一度地上へ降り、行けるところまで行ってみましょう。

 

ぞくっとする古いエレベーターを上がった先にあるU2映画館とディープな裏路地の生活感

東協広場中央エントランスと映画館やホテルが入る複合施設

一旦地上階へ戻り、上層階用のエレベーターに乗り換えます。エレベーターの扉が開き、このASEANスクエアは、香港のチョンキンマンションのように、行ける場所がエレベーターによって違うのです。

 

東協広場内にあるU2映画館フロアとエレベーターホール

さっきまでの薄暗いシャッター街とは違い、少し開けた階に出ました。台湾の若者にはお馴染みの個室ビデオ・映画館「U2映画館」のフロア。独特の照明が怪しさを醸し出していますが、現地のカルチャーがそのまま生きている空間。

 

東協広場上層階にあるKTV施設前のロビーと休憩スペース

さらに別の階には、広々としたKTV(カラオケ)施設前の豪華なロビーと休憩スペースがありました。週末の夜になると、ここが多国籍な人々で爆発的な賑わいを見せるのだろうなと容易に想像がつきます。

 

東協広場B棟のフロアガイドと東南アジア系店舗案内表示

B棟のフロアガイドにも、タイやベトナムなどの国旗とともにびっしりとテナント名が刻まれていました。大満足のビルハントを終え、最後に建物の裏手へと回ってみます。

 

東協広場裏手の細い路地と飲食店が並ぶ生活感ある街並み

ビルの裏手には、細い路地沿いにぎっしりとローカルな飲食店が並び、とても濃密な生活感が溢れていました。表通りの喧騒から一本入るだけで、さらに深い台中の日常が息づいています。

綺麗な観光地だけでは物足りないという方は、YouBikeを停めて、ぜひこの東協広場のカオスな世界に迷い込んでみてください。台中の旅の解像度が、一気にガツンと上がること間違いなしです!

 

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