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【台中】萬和宮の見どころ完全ガイド!300年の歴史を誇る国家古蹟

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みなさんこんにちは、私です。今回は、台中の歴史あふれる「南屯老街(ナントンラオジエ)」のシンボルであり、300年以上の歴史を誇る国家古蹟「萬和宮(ワンフーゴン / wàn hé gōng)」の見どころと現地参拝レポートをお届けします。

清朝の康熙年間に創建された萬和宮は、台中で最も古い建造物の一つ。主神である海の守護神「媽祖(マソ)」をはじめ、多彩な神様が祀られているだけでなく、彫刻や建築装飾の美術的価値も非常に高いスポットです。

境内の見どころや豪華な万仏柱、歴史を感じる刻印まで、じっくりとご紹介します!

 

 

萬和宮のみどころ

萬和宮外観

さて、南屯老街のシンボル的な存在の萬和宮(wàn hé gōng)。ちょうどYouBikeステーションの真ん前にあったので、行かないわけはありません。

  • 創建:清の康熙年間(約300〜350年前)
  • 主神:媽祖(海の守り神)
  • 住所:台中市南屯区萬和路一段51号
  • 文化レベル:国家三級古蹟(文化遺産)
  • 台中萬和宮公式ホームページ

 

萬和宮の万仏灯

ここ萬和宮にも南天宮にあったような「万仏灯(まんぶつとう)」があります。1つ1つの小さな黄金色の像は 阿弥陀仏・薬師仏・観音菩薩 などの仏をかたどった「小仏」と言われます。

台湾の寺院では、参拝者が願い事・供養のために1つの灯を「贈灯」し、年間契約で灯を点し続けてもらう習慣があります。

円柱のようになっているものは「万仏柱(まんぶつちゅう)」と呼ばれ台湾でも大型寺院にしかないものです。

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関聖帝君の像

萬和宮の関聖帝君

萬和宮の像の1つ

萬和宮の像の1つ

萬和宮の主神は媽祖で船乗り・商売・旅の守護神です。しかしながら主神を助ける神「陪祀(はいし)」としてこの関聖帝君こと関羽雲長も祀られています。その他2人の陪祀も祀られています。

 

萬和宮の桃園の誓い

萬和宮の八仙人

この萬和宮の後ろには桃園決議と八仙人の絵が飾れていますので、それも必見です。

 

麒麟・月洞門と竹節欄杆

萬和宮の麒麟レリーフ

萬和宮には媽祖を守るために吉祥動物が壁面に多数配置されています。その中の一つがこの麒麟。

萬和宮の月洞門と竹節欄杆

月洞門は中国庭園・廟建築にある円形の門で、円は「完全・調和・吉祥」 を象徴すると言われています。また、竹節欄杆は竹の彫刻を模した柱で竹は清廉・節操・長寿・子孫繁栄を象徴しています。

 

三川殿の龍柱

入口にある「石の巻き龍彫刻柱」。龍が柱に巻き付くように彫刻された石柱で、権威・守護・引き寄せ(財運) の象徴と言われています。細部彫刻が鮮明に残っているのは、石灰岩系の高級石材を使用しているのがその理由。

龍が宝珠(如意・智慧)をくわえ、二匹の龍が絡み合うように配置される様は、格式が高く、非常に縁起が良いとされています。

 

神將の儀仗

萬和宮の神將の儀仗

神將(しんしょう) の儀仗(ぎじょう)は、神様の行列・護衛・祭典用の儀式道具。それぞれに下記のように意味があります。

  • 戦旗・令旗(左端の金色の板状のもの):統率・命令・神威の象徴。神将が出巡する際に掲げる旗令で、旗を持つ者が隊の指揮をとります
  • 魅魂牌・避邪旗(少し丸みのある金色の盾型):魔除け・邪気払い。行列時に前衛が持ち、道を清める役目を果たします
  • 神轎のミニチュア(中央の小さな神輿の形のもの):神様の乗り物(神轎)の象徴。神明の行列の中心を示し、儀式の格式の高さを示すために飾られます
  • 七星剣(剣が複数束になっている星形のもの):道教で魔を祓う霊剣。媽祖廟でよく見られる護法武器
  • 月牙戟・青龍偃月刀:刃が大きく三日月型の武器。關聖帝君の象徴武器
  • 金瓜・法器(道士の法具、右端の金色の拳、金色の棒):魔除けや鎮煞。行列中に周囲の穢れを祓う役目を果たします。拳型は「降魔手」、棒型は「降妖杵」として使用されます

 

順風耳(赤面)と千里眼(青面) 

萬和宮の順風耳

萬和宮の千里眼

主神である媽祖の左右には順風耳(赤面)と千里眼(青面)がいます。

 

大正九年の龍柱

萬和宮主神近くの龍柱

主神(媽祖)の近くにあったこの龍柱。「大正九年 戊申次 廟中 〇 月置」と読めます。これは「大正9年(1920年)、戊申の年に、この柱を(廟の)〇月に設置した」という意味です。

なぜ大正表記なのかというと、台湾は1895〜1945年の間は日本統治下であり、そのため、この期間に建立された廟建築・石碑・柱などには、明治、大正、昭和初期といった日本の年号が多く残っています。

萬和宮は台湾中部の古廟で、増改築が何度も行われており、1920年の工事でこの石柱が設置されたことを示しているようです。

 

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台中の街並みと観光エリアの景色

萬和宮の荘厳な建築や歴史を深く味わった後は、すぐ目の前に広がる南屯老街のレトロ市場や「文昌公廟」、名物スイーツ「周記豆花」などもあわせて探訪してみませんか?

当ブログ「アジスタ」では、南屯エリアの散策ルートから、台中市内の王道観光地、絶品B級グルメ、お得なUbike移動術まで、現地で取材した最新情報をまとめています。台中旅行のプラン作りにぜひお役立てください!

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