みなさんこんにちは。今日はタイのチェンマイ編。2019年秋にチェンマイに行った際、街中に同じ形のキックボードが捨ててあるのをよく見かけました。
よくよく調べてみるとそれはシェア型のキックボードで「ニューロンモビリティ」というシンガポールの会社が運営している新感覚シェアライドサービスでした。
試しに乗ってみると、意外にスピードが出たので、チェンマイを観光する際は、要所要所で利用すると良いと思います。
以下で、乗り方を紹介します。
ニューロンの登録方法
まずはニューロンのアプリを立ち上げ電話番号を入力
SMSで暗証番号が飛んでくるのでそれをアプリに入力
メアド設定画面になるのでメアドを入力
初期設定はこれで完了です。
支払方法の登録
そのままですと残高がゼロで利用できないので〔ADD PAYMENT METHOD〕をタップ。
支払方法は、クレジット/デビットカード、Rabbit LINE Payが利用可能。
支払方法登録完了画面。
支払方法登録完了後に、支払方法確認のため24バーツが試しに引き落とされる場合があるようです。ただ、すぐに戻されます。
ニューロンの料金
通常料金
ニューロンのシェア料金は「初乗り20バーツ+3バーツ/1分」です。日本のシェア自転車は15分70円ですので、ちょい高い部類に入ります。
さらに指定された駐車エリア以外に駐車すると100バーツのペナルティが課されるので注意しましょう。
定期購読料
ニューロンには、1ライド毎の料金の他、下記のとおり乗り放題メニューもあります。
1週間199バーツプラン。最初の30分間は乗り放題。その後は1分3バーツの通常料金(初乗り料20バーツは免除)。
1ヶ月599バーツプラン。最初の30分間は乗り放題。その後は1分3バーツの通常料金(初乗り料20バーツは免除)。
ニューロンの乗り方
街中で野良ニューロンを見つける
チェンマイの街をあるいていると見かけるオレンジの電動キックボード。これを見つけたら乗るチャンスです。
QRコードをスキャンし、レバーを握る
ニューロンのハンドル部にあるQRコードをアプリでスキャンして、乗車。
最初は私も乗り方が全然わからず、初心者というのがばれないように「電動だけど、普通のキックボードとして乗ってますよ」的な顔で地道にキックしていました。
右ハンドルのメーターの横にあるへの字型のレバーがアクセルと気付いたのはちょっと遅かったです。
スピードの出しすぎに注意
レバーを握ると予想以上にスピードが出るので、スピードの出しすぎに注意しましょう。事故ると普通に大けがするレベルです。
私は保険に入っておらず、過去にアユタヤ線で手首を骨折して放置治療したのが思い出されます(苦笑)。
リアルタイムで料金チェック
乗車中にアプリを開くと現在の料金と駐車できるゾーンが確認できます。指定の駐車ゾーン以外に駐車すると100バーツの罰金がとられます。
ニューロンの降り方
指定された駐車エリアにニューロン本体を停めて、アプリの〔End Trop〕をタップすると終了です。
チェンマイにどれくらいニューロンはあるの?
気になるのがチェンマイにどれくらいニューロンのキックボードがあるのかということ。アプリの地図をみると十分な数の台数があると確認できます。
旧市街地はけっこう入り組んでいるので、小回りの利くニューロンは重宝します。
その他チェンマイのシェアリングサービス
モバイク(MOBIKE)
ツンデレで有名なローズゲストハウスから塀の外へ出る際に、マーケットがあったのですが、そこでなつかしの黄色いモバイクの自転車を発見しました。
「お、チェンマイでもモバイクやってるのかな」と思いましたが、既に撤退しているようです。2020年1月からAnywheel(エニーウィール)というシェア自転車サービスが稼働しているようです。
収入を奪うシェアリングエコノミーに地元民は苦渋
上記はチェンマイバスターミナルの一画に掲げられた垂れ幕。グラブは違法だという訴えです。こういった既存の産業を壊滅させるシェアリングエコノミーは地元民の収入減を奪うので、死活問題です。
シェアリングエコノミーで観光客が大勢誘致できる反面、地元にお金が落ちていかないので、どのあたりでバランスをとるかの政策が難しいところです。
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