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【ワードプレスのサーバー移行】エラー連発だけど、一つずつ丁寧に紐解いていく。最後に起こった大問題とは。

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今日はワードプレスのサーバー移行最終章。フィリピン留学やフィリピン情報に期待していた人には申し訳ないが今日までこのマニラに生息するギーグの独り言を聞いて欲しいと思う。

 

All-in-one WP Migrationのデータをmixhostへ直接アップ

インポートエラーの表示ネット上で見つけた、All-in-one WP Migrationのファイルをサーバー上のフォルダに直接アップするという話。

All-in-One WP Migrationでインポートできない。99.67%で止まりUnable to Import.と出た時の対処法

 

FFFTPからのアップロードでもよかったが、今回はmixhostのサーバー管理画面からデータファイルをアップロードして見た。ちなみに容量は480メガくらい。これが512メガを超えていると有料プランを申し込まないといけない。けっこう画像はアップしていたかと思ったが、なんとか無料でいけそうだ。

参考:WordPressの他サーバーからの移転方法(All-in-One WP Migrationを使用)

 

データファイルは無事mixhostの/public_html/ドメイン名/wp-content/ai1wm-backups/へアップロード完了。あとはmixhostのワードプレスでバックアップを復元を選ぶだけだ。

HOSTSファイルの編集でDNS変更なしでアクセス可

今まで何気にmixhostのワードプレスに接続し、いろいろとやっていたが、実はmixhostにワードプレスをインストールするだけではネット経由で新ワードプレスには接続はできない。DNSアドレスを変更する必要があったのである。

 

しかし、DNSを変更すると変更完了まで時間がかかるし、もし最悪の場合、移行ができなかったら、旧ワードプレスにも少し手を加えないといけない可能性もある。

 

ネット上で調べてみるとどうやらHOSTSファイルというものを編集すれば、ネームサーバーを変更していなくとも、ネット経由で新サーバーのドメインにアクセスできるらしい。ネット経由というかmixhostのマニュアルに普通に流れが書いてあった。

 

独自ドメインの設定

まずはお名前.comに登録している当該ワードプレス用のドメインをmixhostへ登録する。mixhostでは独自ドメインをアドオンドメインというので、最初は何がなんだかわからなかった。

 

hostsファイルを変更

秀丸エディタ素人感覚ではてっきりサーバーのhostsファイルを編集するのかと思ったが、実は、いま記事を書いているマニラのギルモアで買ったノートパソコンのhostsファイルを編集するようだったので、けっこう驚いた。

hostsファイルの設定方法

 

ギルモアパソコンはNEC製のくせにOSが英語バージョンなので、hostsファイルの編集にメモ帳をつかわなければいけないのだが、NotepadとWordpadがあり、アイコンのデザインからしてNotepadで間違いはなかったのだが、後々のことを考えて秀丸エディタをダウンロードした。

その後hostsファイルに1行だけついかし、保存。そしてasia-study.comへアクセスするとどうだろう、まっさらのワードプレスの登場だ。ログイン後とりあえずはAll-in-one WP Migrationを新規インストール。

 

またしてもエラー発生

そんなこんなで、新ワードプレスのAll-in-one WP Migrationでデータの復元を試みた。するとどうだろう、またしてもエラーで先へ進めない。しかし、今回は原因がはっきりしている。PHPのバージョンが異なるので復元できないというメッセージが現れていたからである。

お名前.com 共用サーバーのPHPバージョン

そんなばかな。確かお名前のサーバーはけっこうPHPのバージョンにはうるさかったイメージだったので、きっとmixhostのPHPバージョンが古いのだろうと、それぞれのサーバーのPHPバージョンを確認した。お名前のほうのPHPバージョンは5.6.32。たしかに7.7.2までバージョンアップできるようだが、おそらくデフォルトの設定が古いほうになっていたのであろう。

これはいろいろな問題をはらんでいて、

  • データ読み込みの遅さがPHPのバージョンにあったのではないか。
  • 一度お名前のPHPバージョンを7にして、All-in-one WP Migrationでデータエクスポートするか。
  • mixhostのバージョンを5.6.32にして、既存のバックアップデータを復元するか。

というような、ややこしく時間のかかる問題もいくつかあった。

 

暇な時間を有効活用できる大学生や専業のデベロッパーであれば、いろいろと試してみたいところだが、こっちは時間に制約のある一般サラリーマン。データのエクスポートやインポートに2時間も3時間もかけてはいられない。バージョンを下げるという屈辱的にも思える対応だが、mixhostのPHPバージョンを5.6.32にして、再度バックアップデータの復元を試みた。

PHPのバージョン変更

 

一難去ってまた一難

404エラーPHPのバージョンを下げてデータ復元を行うとすんなりいけた。新ワードプレスの管理画面にみなれた旧ワードプレスの管理メニューがずらり。一瞬感動したが、それもつかの間、一度管理画面をログアウトし、その後再度管理画面にログインしようとしたら404エラー。

アドレスバーを確認すると謎のダブルwp。

記事のアドレスを入力しても404エラー。これはとても致命的で解決するにはかなりの労力がかかりそうだと、長年の経験からそう感じ取った。ヒントとしてはアドレスバーのダブルwp。ワードプレスにはワードプレスデータを保存する先を設定する項目があるので、それがいたずらに404エラーを誘い込んでいるのであろう。

 

ブラウザでのフォルダ構成画面

その証拠にアドレスバーにホームアドレスのasia-study.comをうつと、普通にWebサーバーのhtmlフォルダに接続したようなそっけない画面に。

 

管理画面にすら入れないのであればどうすることもできない。再インストールを前提に解決策を考えてみた。

 

ソフトウェアセットアップ画面

うる覚えであったが、mixhostのワードプレスインストールの際に、旧ワードプレスと同じ設定がベストと思い、ディレクトリにwpと入力したような気がする。

現在インストールしている新ワードプレスと削除し、再度ディレクトリには何もいれずに、新規でワードプレスをインストールし、再度All-in-one WP Migrationのデータ復元まで進めた。すると今度は成功。管理画面とホーム画面が普通にみれるようになった。

 

ただ、やはりワードプレス用のディレクトリはつくっていないので、旧ワードプレスの際に入力していた、「asia-study.com/wp」のwpはいらなくなっていた。これが何かしらの不具合をおこさなければ良いのになと、その時は思った。

 

再度同じ現象、しかし今回はすばやく解決

ワードプレスの管理画面およびホーム画面には難なくたどり着いた。しかし、各個別記事をクリックするとまたしてもあのにっくき404エラー。しかし、今は管理画面という武器がある。「アドレスのエラー=パーマリンクのエラー」という高校以来使ったことなかった一次方程式の数式が脳裏に浮かんだ。

 

さっそくワードプレスのパーマリンクの設定画面にとび、設定は正しいことを確認し、念のため設定ボタンをクリック。設定ボタンをクリック後は、無事個別記事も表示されるようになった。これはいわゆるサーバー移行時のマイナーエラーみたいのなもので、現在確認できているものは以下のとおり。

  • テーマのカスタマイズがデフォルトに戻っている。
  • WP Related Postの設定がデフォルトに戻っている。

 

DNSを変更し、再出発

無事、サーバー移行を見届けたところで、ギルモアパソのhostsファイルを元通りにし、お名前.comのDNSに紐付けしていたドメインをmixhostのDNSへ紐付け。DNS変更は時間がかかるかと思ったが、2,3時間で変更になっていた。

 

ただ、同時にSSLの設定も行ったのだが、これはけっこう時間がかかり、といっても1日くらいかかった。24時間から72時間まちという記載もあったので、思ったより早く完了し、結果オーライ。

 

DNS新サーバー移行と同時に記事も書き始めたが、さっそくいろいろな方からコメントをいただき、ある人からはとても良心的なアドバイスをもらった。この場を借りてお礼を申し上げたい。

phpMyAdmin がバージョン 8.1.0 からデフォで Twig を使い始めたという話。

 

【ワードプレスサーバー移行3部作と番外編】

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