こんな辺鄙な場所に、赤門と胸像がある廃墟のような建物

高雄市内を歩いていると、ふと視界に入ってきたのは、やけに目立つ赤い門。
周囲は住宅も少なく、決して観光地とは言えない場所。
それなのに、赤色がアクセントになった立派な門だけが、ぽつんと残っています。
しかし、近づくにつれて違和感が強まっていきました。門は古び、塗装は剥がれ、明らかに長い間手入れされていない様子です。
「こんなところに、なぜ?」
そんな疑問が頭から離れません。
門の奥に立つ、政治色の強い胸像

赤門の奥をよく見ると、建物の入口正面、ちょうど中庭の中央に胸から上の像が立っているのが見えました。
遠目でもわかるほど、政治色を感じさせる人物像。日本人の感覚からすると、正直なところ少し不気味です。
「もしかして、見てはいけない場所に来てしまったのでは…」
そんな考えが頭をよぎり、一気に緊張感が高まりました。
壁の外から、恐る恐る建物を観察する

さすがに中へ入る勇気はなく、コンクリートの壁の外側から建物全体を眺めてみます。
建物は明らかに老朽化しており、窓ガラスが割れたまま放置されている部屋も確認できました。
観光施設や公共施設というより、何らかの理由で使われなくなった施設という印象です。
中庭が見える場所で、さらに不安が増す

少し移動すると、中庭がちらりと見える位置があり、思わず写真を撮ってしまいました。
しかし、その瞬間、理由のわからない不安感が一気に込み上げてきます。
静まり返った空間、
手入れされていない建物、
そして中央に立つ胸像。
頭の中では、
「ある旅系YouTuberが共産党に拉致されたとか、されてないとか…」
そんな根拠のない噂まで思い出してしまいました。
完全に考えすぎなのは分かっていますが、それでも空気が重い。
建物の裏側には、広い芝生と白い壁

気を取り直して横道へ進み、建物の裏側へ回ります。
すると、広い芝生の敷地の向こうに、白い壁の建物が現れました。一部だけレンガ造りになっているのも印象的です。
用途も歴史も分からないまま、ただ「放置されている」という事実だけが伝わってきます。
Googleマップにも、ほとんど情報がない場所

気になってその場でGoogleマップを確認しましたが、建物名や詳しい情報は表示されません。
地図上では、ただの何もない一角として扱われているようでした。
帰り道の高架下トンネルまで、妙に怖く感じた

その場を離れ、帰り道についたはずなのに、今度は何でもない高架下のトンネルが、闇への入口のように感じられてしまいます。
昼間で、人の気配もある場所なのに、さっきまでの体験が頭から離れません。
正体不明だからこそ、記憶に残る場所
後から冷静に考えれば、特別に危険な場所だったわけではないのかもしれません。
しかし、
・立派なのに放置された赤門
・政治色を感じさせる胸像
・用途不明の老朽化した建物
これらが組み合わさることで、強烈な印象だけが残る場所になっていました。
高雄は観光地として明るいイメージが強いですが、こうした「説明のない場所」に偶然出会うのも、街歩きの面白さなのかもしれません。



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