みなさんこんにちは、サワディカップTKJです。
黄金に輝く聖域や、地獄を思わせる重厚なモンドップ。ムアンボーランの圧倒的な建築美に圧倒され続けた私は、少し一息つこうと園内の中部エリアに位置する「水上マーケット(Floating Market)」へと向かいました。
そこには、これまでの壮大なモニュメントとはまた違う、タイの原風景と呼ぶにふさわしい、穏やかで生きた生活感が広がっていました。
1. 水辺へと続く「生きた」園内道路

水上マーケットが近づくと、まず目に飛び込んできたのは湖に浮かぶ立派な緑屋根の建築物。これは「Pavilion of the Enlightened(悟りのパビリオン)」と呼ばれる場所で、多層構造の屋根を持つその姿は、まるで水上に咲く大輪の華。しかし、足元に目を向けると、そこにはムアンボーランの意外な「日常」が。
公式(英語) Pavilion of the Enlightened (110)

竹林が続く美しい並木道ですが、そこかしこに動物のフンが。なぜこんなところに、こんなものが。。。
これこそが、単なる展示施設ではなく、動物たちも共に暮らすムアンボーランのリアルな質感とわかったのは、すぐ後。この「生」の気配が、より一層この場所を特別なものにしている気がしなくもなくもない。

何か懐かしい匂いが漂ってくると思ったらなんと牛さん登場。かつてのタイの農村風景がそのまま切り取られたような光景(見たことないけど)に、思わず足が止まります。「君たちがさっきの物体の犯人だったんだね」、そう語りかけると、照れくさそうな顔をしていました。
▼ バンコク市内の寺院にも牛がいる話
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2. 水上マーケットへの入り口

ついに到着、水上マーケットの入り口。大きな看板と、タイらしい少しシュールなマスコット像が迎えてくれます。ここから先は、運河と木道が入り混じる水辺の世界が広がっています。

水上に張り巡らされた木道を歩くと、古い水上家屋が池に綺麗に映り込んでいました。建物と自然が調和したこの景色は、これまでの重厚な遺跡再現とは違う、どこか懐かしく温かい美しさがあります。
3. 懐かしい活気と水辺の休息

運河には木船が停泊しており、その上には素朴なお菓子や土産物が並んでいます。かつて水路が生活の主役だった時代のタイが、ここでは今も息づいているかのようです。公式サイトによると、ここはタイ中部の水辺の生活様式を再現しているとのこと。
ただ、どうしても無理やり作った感が否めず、観光客も少な目(苦笑)。ダムヌンサドゥアック水上マーケットやアンパワー水上マーケットの観光客の多さに嫌気がさしている人には絶好のスポット。

散策の合間に最適なのが、この屋根付きのテラス席。木造の落ち着いた空間で、水面を渡る風を感じながら食事が楽しめます。派手なレストランも良いですが、こうした場所で静かに過ごす時間こそが、旅の醍醐味。

テラスから眺める景色も格別。静かな運河を小舟が行き交い、その遠くには美しい寺院風の建物が顔を覗かせています。この「静寂」こそ、バンコク中心部の喧騒では決して味わえない贅沢です。
4. 穏やかな風が吹く湖畔

水上マーケットの奥へ進むと、オレンジ屋根の建物と水上に浮かぶ小さな「あずまや」が見えてきました。鏡のような水面に広がる景色を眺めていると、歩き疲れた体もすっと軽くなるような気がします。ムアンボーランの散策において、ここは単なる「ランチ場所」以上の、心安らぐ聖域の一つと言えるでしょう。
公式(英語) The Floating Market (45)
今回のまとめ:水上マーケットでの過ごし方
- 休息の拠点:広大な園内散策のランチや休憩に最適。風通しの良いテラスがおすすめ。
- リアリティ:路面のフンや動物たちの気配も含めて、タイの「生きた原風景」を楽しんで。
- 写真映え:水面に映る伝統建築や水上家屋など、のんびりした構図の撮影が捗ります。
圧巻の遺跡群を巡った後は、ぜひこの水上マーケットで足を止めてみてください。きっと、タイがもっと好きになるはずです。
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