宿の近くを歩いていたら、たまたま「市場っぽい空気」を感じる一角に出ました。 観光地として派手に紹介されるタイプではないのに、やけに人の流れがある。 気になったので、そのまま吸い込まれるように入ってみたのが台北の「城中市場」。
結論から言うとここ、ただのローカル市場じゃない。 アパレルの密集と生活の市場と再開発の経済成長が、同じ数十メートルの中でぶつかっていて、 いい意味でカオスでした。
城中市場の入口:とりあえず入ってみる

入口は「市場です!」と主張してこない控えめさ。 でも入った瞬間に、空気が変わります。
まずはメイン通りへ:ここからもう情報量が多い

最初に通る通りは、雑貨と衣料の気配が強い。 台北の中心部なのに、この“詰め込み感”がすでにローカル。
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細い路地が賑やかそう:本番はこっちだった

路地の入口に立った時点で、奥がもう騒がしい。 「細いのに、人が吸い込まれていく」タイプの路地です。
路地の中が実質メイン:アパレルと雑貨の圧

路地に入ると、景色は一気に“服の街”。 ところ狭しと洋服や小物が並び、通路は人で詰まる。観光客向けに整えた感じではなく、生活の売買がそのまま残っている。 だからこそ面白い。

年配の人が多いのも印象的でした。 「買い物はここで完結してる」感が強い。
ズラ(ウィッグ)屋さんまである:ローカル市場は守備範囲が広い

服と雑貨だけじゃなく、突然のウィッグ専門店。 この脈絡のなさが市場っぽくて良い。
終わりと思ったら、屋台街・八百屋街みたいな路地

「そろそろ中心部抜けたかな」と思ったら、今度は雑貨エリアっぽい空間に移行。 同じ市場の中で、アパレル→生活の買い出し、の切り替えが唐突です。

路地にはローカルな機械っぽいものや、激安の小物が並ぶ店もあり、 散歩のつもりが完全に“探検”になる。
市場のすぐ横が再開発:経済成長の圧が近い
城中市場の“カオス度”を上げているのがここ。 市場のすぐ横で、高層ビルが建設中でした。

一方で、周辺には今にも崩れそうな家屋も残っている。 古い生活と、新しい資本が、同じフレームに入ってくるのが強烈です。

建設中ビルの横を通るのは正直ちょっと怖い。 距離が近すぎて、都市の変化を“安全圏”から眺めさせてくれない。

路地を通って少し戻ると、また日常に戻る。 この切り替えが、城中市場らしい。
周辺にはローカルな飲食店も点在していて、 路地がそのままバイク置き場になっているのも台北っぽい。
最後は豆花:路地の片隅で食べるノスタルジー

歩き疲れたところで、創業50年っぽい豆花屋を発見。 「城中豆花伯」です。

メニューを見て、豆花を注文。価格は50元。

豆花は、こういう“路地の片隅”で食べると一段うまい。 観光地で整った席に座って食べる味とは違う、生活の甘味。

そして、路上横のテーブルで食べるのが最高にノスタルジー。
まとめ:城中市場は「台北の今」が見える
城中市場は、アパレルとローカル生活の市場が混ざり、 そのすぐ隣で再開発が進む、台北の変化がそのまま可視化された場所。
観光地として完成された“台北”ではなく、 生活と経済成長が同居する“台北の今”を見たいなら、かなり刺さると思います。
逆に言うと、再開発が進んだら、この”カオス”“台北の今”は消えてしまうかもしれません。
台北の王道スポットも押さえたい人は、 龍山寺の参拝と周辺散歩 もあわせてどうぞ。
アクセス(台北駅から徒歩10分)
- 台北駅(Taipei Main Station)から徒歩約10分(目安:700m前後)
- MRTなら 西門駅(Ximen) 周辺からも徒歩圏内
※歩くルートや入口の取り方で体感は少し変わります。台北駅〜西門の中間くらい、という認識がいちばん分かりやすいです。



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