台湾旅行で長距離移動をするなら欠かせないのが台湾高速鉄路(THSR)。
台北〜高雄を最短約1時間半で結ぶ便利な交通手段ですが、実は予約方法によって料金が大きく変わるのをご存じでしょうか。
公式サイト、KKday、Klookなど選択肢が多く、「結局どれが一番お得なの?」と迷う人も多いはず。
この記事では、代表的な予約方法を比較し、旅行スタイル別に最適解をまとめます。
台湾新幹線の主な予約方法は3つ

まずは、台湾新幹線の代表的な予約ルートを整理します。
公式サイト(台湾高速鉄路・THSR)
- THSR公式サイト・公式アプリから直接予約
- 現地在住者・旅行者どちらも利用可能
- 早割(早鳥票)が最大の武器
KKday・Klook(旅行予約サイト)
- 日本語対応
- 外国人旅行者向け割引チケットあり
- 事前購入→現地で引き換え
⇒KKdayの予約ページはこちら、⇒Klookの予約ページはこちら
周遊パス(THSR Pass)
- 連続日数で乗り放題
- 短期周遊旅行向け
【最安狙い】公式サイトの「早鳥票(早割)」が最強

早鳥票とは?
早鳥票は、台湾新幹線公式が提供する早期割引チケットです。
- 乗車日の29日前〜5日前まで予約可能
- 割引率:10% / 20% / 最大35%
- 数量限定・列車指定
公式早割のメリット・デメリット
メリット
- 割引率が最大(条件が良ければ最安)
- 正規ルートなので安心
- 窓口引き換え不要(QRコード可)
デメリット
- 日時が完全に固定される
- 人気時間帯はすぐ売り切れる
- 直前予約では使えない
⇒日程が確定している人は、まず公式早割をチェックが鉄則
【簡単&安定】KKday・Klookの外国人向け割引

KKday・Klookの特徴
- 外国人旅行者限定割引(通常約15%OFF)
- 日本語ページで購入可能
- 出発直前でも買えることが多い
1買1無料(Buy 1 Get 1)キャンペーンに注意
時期限定で、「1枚買うと1枚無料」 の強力なキャンペーンが出ることがあります。
- 2人で移動する場合→実質半額
- 台北〜高雄など長距離ほどお得
※数量限定・期間限定なので見つけたら即判断が必要。
KKday・Klookのメリット・デメリット
メリット
- とにかく分かりやすい
- 日本語サポートあり
- 公式早割が取れなかった場合の安定解
デメリット
- 割引率は公式早割より低い
- 引き換え作業が必要
- 変更・キャンセル条件は要確認
⇒「楽さ」と「そこそこ安さ」のバランス重視なら最適
⇒KKdayの予約ページはこちら、⇒Klookの予約ページはこちら
【乗り放題】THSR周遊パスは本当に得?

THSR Passの概要
- 2日/3日など連続日数で乗り放題
- 外国人旅行者限定
- 台北・台中・台南・高雄などを何度も移動する人向け
周遊パスが向いている人
- 3日以内に新幹線を3回以上使う
- 都市間移動が多い旅程
- 列車時刻に縛られたくない
向いていない人
- 片道or往復だけ
- 都市を1〜2か所しか回らない
⇒移動回数が少ないなら、通常チケット+割引の方が安い
旅行スタイル別|結局どれが一番お得?

日程が確定している人
⇒公式サイトの早鳥票(最優先)
直前予約・初心者
⇒KKday / Klook
2人以上で移動
⇒KKday / Klook の1買1無料キャンペーン
短期間で多都市周遊
⇒THSR Pass(周遊券)
実体験ベースの注意点

- 高速バスと違い、新幹線は時間が読める
- 割引チケットは変更不可or制限ありが多い
- 桃園・台中・台南などは新幹線駅が市中心から少し離れている
⇒「安さ」だけでなく「時間と体力」もコスト
【Q&A】公式サイト予約時に出てくる「TGo」って何?

台湾新幹線の公式サイトで予約を進めると、途中で「TGo会員番号」「会社統一番号」という入力欄が表示されることがあります。
初めて見ると「え、これ登録しないと予約できない?」と不安になりますが、結論から言うと旅行者は気にしなくてOKです。
TGoとは?
台湾高速鉄路(高鐵/THSR)が提供している公式会員・ポイント制度です。
- 新幹線に乗るとポイントが貯まる
- 台湾在住者や出張利用者向け
- 日本でいうJRのポイント会員のような仕組み
予約画面の選択肢の意味
予約時に表示される項目は、次の3つです。
- TGo/企業メンバーではありません
⇒観光客はこれを選択すればOK - TGo会員番号
⇒すでにTGo会員の人向け - 会社統一番号
⇒台湾企業の出張・経費精算用(個人旅行は無関係)
観光客はどうすればいい?
何も入力せず「TGo/企業メンバーではありません」を選択すればOKです。
- 料金は変わらない
- 座席指定・予約完了に影響なし
- 登録しなくても乗車可能
つまりこの画面は、「ポイントを付けますか?」という任意確認にすぎません。
TGoは登録したほうが得?
短期旅行なら、正直メリットはほぼありません。
- 台湾滞在中に1〜2回乗る
- 観光・移動が目的
この場合は 登録不要・スキップが正解です。
まとめ|最安を狙うならこの順番でチェック
- 公式サイトで早鳥票があるか確認
- なければKKday / Klookの割引
- 2人以上ならBuy1Get1
- 移動回数が多ければ周遊パス
台湾新幹線は、知っているかどうかで数千円単位の差が出る交通手段。
事前に少し調べるだけで、移動も旅も、かなり快適になります。


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