みなさんこんにちは。バンコクに戻ってまいりましたティーケージーです。今日は、先日まで滞在しておりましたチェンマイの地獄寺について紹介したいと思います。
実は、チェンマイではあまり寺院巡りは行わず、ひたすらブログの更新に追われていたのですが、この地獄寺だけは行ってみたかったので、途中、紆余曲折ありましたが、地図や行き方を写真付きでシェアしたいと思います。
チェンマイの地獄寺「ワット・メーケートノーイ」の地図と行き方
タイ・チェンマインの地獄寺ワット・メーケートノーイ(ワット・シードーンチャイパートゥンガームとも言います)は、旧市街地から北東へ15Kmほど行ったところにある寺院です。
車ですと30分ほどで到着しますが、渋滞に巻き込まれると1時間近くかかる場合もあります。あまり有名ではないところですので、ソンテオやトゥクトゥクの運転手に説明するのも難しいかと思います。行く際はグラブを使ったほうが良いでしょう。200~300バーツです。私が行った際は232バーツでした。
グラブで地獄寺へ行く際の注意点
グラブを使う際は少しコツがいりますので、ここで紹介します。
まずは目的地設定の際にワット・メーケートノーイを英語で入力します。すると地獄寺の近くの学校が表示されますのでそれをタップして目的地として設定します。私の際は地獄寺の選択肢が出てきませんでした。
そのままですと、学校に行ってしまいますので、目的地設定エリアを反転して選択しながら、右上の地図アイコンをタップし、目的地をマニュアル設定します。
マニュアルでの目的地設定画面です。画面を拡大して、実際に設定します。
予め既定の目的地が設定されているので、そこにカーソルを合わせます。この目的地は、学校よりの目的地ですが、裏口のようなところから寺院又は地獄寺へ行くことができます。
既定の目的地の北と南にそれぞれ出入り口があります。北の方は寺院の駐車場が近く、南は地獄寺の裏門へと通じています。ちなみに地獄寺へは10バーツをコインボックスに入れるとゲートが回って中に入ることができる仕組みになっています。
長々とグラブの注意点について述べてきましたが、結局のところ上記なんとかかんとか1367を目的地に設定すれば一番わかりやすいです(笑)。
なんとかかんとか1367というポイントを目的地に設定すれば、正門のような場所にがっつり来ることが可能です。
地獄寺の入場方法
チェンマイの地獄寺の正門から入り、まっすぐ進んでいきますと、何の変哲もない、しかしながらどこかお寺に似つかわしくない、遊園地の入場口のような回転式のゲートが見えてきます。
入場料が10バーツコインで必要ですので、この日のために10バーツ硬貨は多めに用意しておくと良いでしょう。10バーツ硬貨が必要な場面は実はこの入場ゲートだけではありません。
グラブの注意点のところで紹介した裏門のようなところからも多分入場できます。試してはいないのですが、ちゃんと10バーツ硬貨用のコインボックスがありました。
【閲覧注意】地獄寺の全貌
なぜ、長々とタイの地獄寺への行き方を説明してきましたのか、それは私が行く際に大失敗したからです。ことの顛末はおいおいと記事にすることとして、以下ではいよいよ地獄寺の全貌を写真を交えてシェアしたいと思います。写真でみるのもグロいですが、実際に行くとさらに気分が悪くなりますので、お子様と一緒にはいかないほうが良いと思います。
序章
正面入り口から入るとすぐの光景。普通の寺院の光景ですね。それが奥に行くにつれてあんなことになるとは、思ってもみませんでした。
ゲートから入って左に曲がると、これまた仏教の歴史博物館にありそうな、信者がお祈りをしている風景の銅像が並びます。
アーチの上には阿修羅の仏頭があります。ミャンマーでもタイでもこの阿修羅の銅像はあまり見かけませんでした。
ウィキペディアによるとちょっと阿修羅の経緯はややこしそうなので、タイやミャンマーでは下手に銅像にしにくかったのだと推測します。
阿修羅は、古代インドのアスラが仏教に取り入れられたものである。仏教以前においては位置付けに変遷があり(後述)、仏教内でも位置付けに諸説がある(後述)。阿修羅の住む世界を阿修羅道(修羅道)といい、衆生がその業の結果として輪廻転生する6種の世界である六道のうちの一つである(#阿修羅道(修羅道)を参照)。
木の上でガサガサ音がするので、見てみると謎の物体が。
拡大したものがこちら。リスか何かの小動物のようです。
その後、のんびりと歩いているとついに出てきました。地獄絵図。
地獄めぐり
ここからは本格的な地獄絵図が続きます。グーグルアドセンス的にもポリシー違反になりそうな勢いです。
外周にそって、拷問の光景が並びます。奥のやつなんかは間近で見れないほどの残忍さを醸し出しています。
拷問の風景。このシリーズは10バーツ硬貨を入れるとちょっとしたギミックが作動するようになっています。
チェンマイの地獄寺。10バーツ硬貨を入れても、返却口から戻ってくるという安定の故障。すべてこういう仕様なのかと不安がよぎります。
「タイの穴場観光スポット「地獄寺」。酒池肉林・閻魔の授業もあるよ【職場閲覧禁止】」https://t.co/ZfaEZtjFDb pic.twitter.com/HmxNTdbWw5
— TKジー@バンコク/ASEANを散歩するアセアニスト (@tiger_phili) September 10, 2019
この地獄絵図の並びに10バーツマシンがありましたので、10バーツを入れてみたところ、うんともスンとも言いませんでした。
地獄での強制労働の図。
チェンマイの地獄寺。10バーツ硬貨を入れても、返却口から戻ってくるという安定の故障。すべてこういう仕様なのかと不安がよぎります。
「タイの穴場観光スポット「地獄寺」。酒池肉林・閻魔の授業もあるよ【職場閲覧禁止】」https://t.co/ZfaEZtjFDb pic.twitter.com/HmxNTdbWw5
— TKジー@マニラ/ASEANを散歩するアセアニスト (@tiger_phili) September 10, 2019
こちらも最新のマシンを使った拷問の様子。
間違った人間をやってしまって、目が飛び出る奴。右の者が「おいおいどうするんだこれー」と言っているように見えます。
土に埋められた人間たちの言い分を地獄の鬼たちが聞き入っています。これで鬼たちを納得させられないと拷問攻めにあいます。
熱湯攻め地獄。熱湯コマーシャルなんて目ではありません。
ここは妊婦や赤ん坊が多く、直視できる状態ではありませんでしたので遠目からの図。
行けるはずのない天国へ無理やり行かされるの図。
【閲覧超注意】酒池肉林地獄
これはちょっと職場では見れない画像。快楽地獄とでもいいましょうか。日本の昔話にも、極楽の催眠術をかけられ、実際は精気を吸い取られているやつってありませんでしたっけ?
超巨大な巨人兵。10メートルくらいはあるでしょうか。下半身をみてみると足が3本あります。ちょっと特殊な巨人兵ですね。
と思ったら、真ん中のものは足じゃありませんでした。モザイク要りそうです(苦笑)。
女性版の巨人兵も登場。
閻魔の教え・地獄の学校
悪そうな教師が背後で人間の指導者を操り、生徒に教えを説いている光景。右下の倒れている生徒はただ、銅像が古くなって倒壊しているだけです。みんな真剣に聞いています。なぜなら。。。
真面目に聞かなかったり、教え通りにしないとこんなことになるからです。ギョエーっ。
地獄の閻魔大王が手下の鬼に何かをレクチャーしています。
閻魔大王用バイク。10バーツ硬貨でギミックが見れるはずが、いれてもうんともスンとも言いません。まんまと騙されました。
その他謎の銅像群
この地獄寺にはこういった機械仕掛けの銅像も見受けられます。
絶対何かありそうな洞窟。
フラッシュをたいてみました。うーん、何なんでしょう?
阿修羅が機嫌のよい時。
ガネーシャ像もあります。いつもよりスマートなガネーシャですね。
ここはもう10バーツギミックのオンパレード。何回か10バーツを入れて試して、まさに10バーツの価値でしたので、この並びではギミックは見ませんでした。
有名なお茶目ドクロ。ワンピースに出てきそうな骸骨です。
こんな薄暗いところになにもいないと思ったのですが、、、
円柱の真後ろに、真っ暗闇でいらっしゃいました。フラッシュをたいてやっと日の目をみることができたようです。
外国の要人でしょうか。それともタイの国王様でしょうか。
麒麟のような、キメラのようなちょっとクールな生き物。
究極の涅槃像はここにありました。涅槃像も実はこんなような公園で横になっているお釈迦様をモデルにしたのかもしれませんね。
※この記事でコメントしているほとんどは、私の独断でのコメントですが、仏教を尊重したうえでのコメントです。
グラブで地獄寺に行こうとしたら田舎寺に連れていかれた
さて、上記の地獄寺ですが、実はグラブで行こうとしたのは2回目でした。1回目はなんと痛恨の目的地設定ミス。別のサイトで見かけた「ワット・シードーンチャイパートゥンガーム」という名前をグラブの目的地欄に入れたら出てきたやつをそのまま設定したために起こった悲劇でした。事前に地獄寺の位置は旧市街地の北東だと認識しており、しかし、グラブで呼んだ車が南のほうに行くのですこしおかしいなと思っていましたが、スマホをとりだすのがめんどくさく、再確認することを怠ってしまったのです。
寺に着いて、何か普通の寺だと思い、だんだん目的地を間違えたのだと不安がよぎりました。スマホで確認したら、その不安が本当のことだと確信しました。
せっかくなので、寺院の建物を撮影しました。かなり辺鄙なところだったので、帰ろうとしている途中のグラブの運転手を捕まえ、事情を説明し、5分だけ待ってもらうことにしました。
仏塔もかなりきれいです。
色鮮やかな寺院。
306バーツ45分で来た道をさらに306バーツかけてとんぼ返りです。かなり高くついた寺院観光です。
河川沿いに進みダムの近くまで来たところで通行止めになっていたので、迂回します。
迂回路の橋。かなり趣のある橋です。
トライシクルのような乗り物の後ろにつけます。チェンマイは運転が荒くないので、のんびり進みます。街中でもクラクションはあまり聞きませんでした。
チェンマイの郊外に出ると電信柱が多くなります。左側にずらっと並んだ柱は興味深いです。
その後、飛行機の時間が迫っていて、精神的にも披露していたので、本物の地獄寺に行こうか迷ったのですが、やはり後悔はしたくないと思い、旧市街地近くのコンビニで電源補給の後、232バーツかけて再度地獄寺へ向かいました。
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