みなさん、サワディカップTKJです。バンコク最大、いや世界最大級のウィークエンドマーケットである「チャトゥチャック(Chatuchak Weekend Market/JJマーケット)」。
あまりにも広大で、カオスな活気に満ちたこの市場ですが、昔の記憶や古いガイドブックの情報のまま突っ込むと、猛烈な暑さと体力の消耗で後半は確実に「なんでこんなに疲れてるんだ?」と後悔することになります(苦笑)。
▶ Googleマップ:地図で見る
2026年現在、チャトゥチャック市場の場内環境や営業トレンドは大きくアップデートされており、昔とは歩き方のセオリーが変わっています。
今回は、あえて写真を一切使わず(地図除く)、現地でスマホを片手にスクロールするだけで100%迷わずにサバイバルできる「超実用的な攻略マニュアル」をテキスト特化でお届けします。バンコク旅行全体のホテル選びや移動術についてはバンコクまとめもあわせて参考にしてください。それでは解説をはじめます。
【完全網羅】チャトゥチャック市場の全セクション・ジャンル一覧

出典:https://www.airportels.asia/travel-tips/guide-to-chatuchak-weekend-market-2023-tips-and-tricks/
チャトゥチャック市場は、公式マップによって売り場ごとに細かくカラーコード(色分け)がされています。現地で迷子にならないよう、どの色がどのジャンルを指しているのか、全30セクションのデータを網羅しました。お目当てのアイテムがどこにあるか、スマホでスクロールしながらチェックしてみてください。
| カラーコード(色) | 対象セクション | 主な販売ジャンル |
|---|---|---|
| ピンク(PINK) | セクション 17〜19 | 家庭用品、キッチン雑貨、インテリア、セラミック(陶器) |
| オレンジ(ORANGE) | セクション 8〜11 | クラフト製品、手芸品、木彫り、タイの伝統工芸品 |
| 黄色(YELLOW) | セクション 2〜4、21 | ティーン・若者向け最新衣料品、ファッションアクセサリー |
| 黄緑(LIGHT GREEN) | セクション 3、4(外周側) | 観葉植物、ガーデニング用品、花、庭園装飾(※主に水・木曜開催エリア) |
| 緑(GREEN) | セクション 7、22 | アート、絵画、彫刻、ギャラリー、アーティストの作品 |
| 青・紫(BLUE / PURPLE) | セクション 5〜6、12〜16、21〜26 | 一般衣料品、カジュアルウェア、古着、靴、バッグ、レザー製品、シルク製品 |
| 茶色(BROWN) | セクション 1、27、29〜30 | アンティーク、骨董品、ビンテージ雑貨、コレクターズアイテム、古本、楽器 |
フード&ドリンク(飲食店・食べ歩き)エリアについて
市場全体をぐるりと囲むメインの外周道路(Main Road)沿いや、各セクションの境界、特にセクション1〜4の周辺やセクション26〜28の近くなどには、多数のフード&ドリンクブース(食堂、カフェ、ココナッツアイスなどの屋台)が点在しています。
特定のセクションに固まっているわけではなく、買い物の動線上に必ず現れるよう配置されているため、小腹が空いた際や水分補給をしたい時も、わざわざ遠くまで移動することなくその場でローカルグルメを楽しめます。
【2026最新】営業時間と「金曜の夜」という裏ワザ
チャトゥチャックといえば「土日の昼間に行くもの」というイメージが強いですが、2026年現在の最新トレンドはそれだけではありません。まずは基本となる営業時間を頭に叩き込んでおきましょう。
- 土曜日・日曜日(本番):9:00〜18:00(すべてのセクションがフル稼働するメイン日)
- 金曜日(ナイトマーケット):18:00〜24:00(衣料品を中心に卸売・夜市化する狙い目日)
実は、日中の猛烈な直射日光と人混みを完全に回避できる「金曜日の夜」が、大人の買い物ルートとしては非常に優秀です。涼しい風が吹く中で快適に服や雑貨を選べるため、週末の昼間に予定が詰まっている人や、暑さに極端に弱い方は金曜夜を狙うのが私流の賢い運用です。
【最重要アクセス】BTSモーチット駅で降りてはいけない
多くのガイドブックには「BTSモーチット駅から徒歩すぐ」と書かれていますが、初めて行く人ほどBTSでモーチット駅を目指すのはおすすめしません。
なぜなら、モーチット駅から歩くと、大混雑する市場の外周道路(メインゲート側)に放り出され、人波と渋滞に揉まれて自分が今どこにいるのか一瞬で分からなくなるからです。この混雑をスマートに回避する最強のアクセスは、MRT(地下鉄)一択です。
正解は「MRTカムペーンペット(Kamphaeng Phet)駅の2番出口」を使うこと。この出口の階段を上がると、地上に出た瞬間がすでにチャトゥチャック市場の敷地内部に直結しています。
現地ソースで見る正確な直結セクションと設備
このアクセスルートの正確な位置関係について、現地の確定ソースや取材データを調べてみると、以下のような具体的な情報がしっかりと裏付けとして出てきます。
- 直結するセクション(セクション1〜3、22〜24付近): バンコクナビ等の現地詳細ガイドによると、MRTカムペーンペット駅の2番出口の改札から地上へ上がると、目の前がまさにセクション24やセクション2〜3の入り口(主に骨董品やインテリア、古着、デザイナーズ衣料が集まるエリア)に繋がっています。外周道路の激しい人混みを完全にバイパスして、徒歩30秒ほどで場内のコアへとダイレクトインできるのが最大のメリットです。
- 駅前の大型コインロッカー(Lock Box): 現地在住ブロガー(ぷくこ氏など)の最新攻略情報でも言及されていますが、この2番出口を出たすぐの場所に、バックパックやスーツケースなどの大きな荷物にも対応している大型の黄色いコインロッカー(Lock Box等)が設置されています。身軽になって買い物を楽しみたい旅行者にとって、非常に利便性の高い動線が確保されていることが分かります。
外周道路の激しい混雑に巻き込まれることなく、スムーズに市場の内部へ入れるため、体力を無駄に消耗したくない方は必ずこのMRTルートを軸に予定を組んでください。
ただし、敷地内に入ってしまえばエアコンのない半屋外の熱帯空間であることには変わりないので、油断せずこまめな休憩を挟むのが正解です。
知らないと遭難する場内の最新アップデート
昔訪れたことがあるリピーターの方ほど、現在の場内の変化に驚くはずです。特に重要な変更点を2つ解説します。
ペットショップセクションの完全撤退
かつて市場の奥(セクション9〜11付近)に広がり、カオスで独特な匂いを放っていたペットエリアですが、環境改善や規制により場内から完全に撤退しました。
現在は綺麗に整理されているため、昔のイメージで「珍しい生き物を見に行こう」と思ってもそこには何もありませんので注意してください。
冷房付き足マッサージ店の急増
直射日光を遮るトタン屋根の下、狭い路地(ソイ)を歩き回るチャトゥチャックは、1時間もすれば熱気がこもって汗だくになります。しかしご安心を。最近は場内のあちこちに「エアコン完備」を謳った小さな足裏マッサージ店が急増しています。
1時間250〜300バーツ程度で、冷え冷えの店内に逃げ込み、足を揉まれながら体力を劇的に回復させることができるため、「限界を迎える前にマッサージを挟む」のがサバイバルのコツです。
暑さで体力が限界を迎えた時の冷房避難先
いくら通路に冷房マッサージ店が増えたとはいえ、市場の中は基本的に熱帯です。「冷たい水が飲みたい」「ちゃんとしたトイレに行きたい」「涼しい場所で座りたい」となったら、迷わず市場のすぐ隣にある以下の2大冷房モールへエスケープしてください。
避難先1:Mixt Chatuchak(ミクスト・チャトゥチャック)
市場のセクション7〜9付近のすぐ真裏にそびえ立つ、現代的なエアコン付きの商業施設です。場内から直結で入れるため、熱中症になりそうな時は一瞬で極楽の涼しさにたどり着けます。3階には広大で綺麗なフードコートがあり、エアコンの効いた空間で激安のタイ料理を食べながら長時間の休憩が可能です。トイレも非常に綺麗で安心です。
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避難先2:JJモール(JJ Mall)
市場の北側に隣接する、昔ながらのローカルな冷房付きショッピングモールです。ここもフードコートやカフェ(スターバックスやAmazonなど)が充実しており、市場内の喧騒に疲れた観光客のオアシスとして機能しています。お土産用の雑貨も市場とほぼ同じ価格で涼しく買えるため、買い物の最後の仕上げをここで済ませるのもアリです。
避難先3:バンスージャンクションショッピングセンター(赤ビル)
MRTカムペーンペット駅の2番出口を出てすぐ西側、カムペーンペット2通り沿いにそびえ立つ巨大な冷房ショッピングモールです。現地では「トゥックデーン(赤ビル)」という通称で親しまれており、2026年現在、古着やヴィンテージファンの聖地として若者たちで爆発的な盛り上がりを見せています。
ビル内は冷房がガンガンに効いており、通路も広めでごちゃごちゃしていないため非常に歩きやすいのが特徴。アンティーク家具や古着、レトロなトイ、レコードなどを冷え冷えの空間で快適にディグることができます。市場の熱気にやられて涼しいビルへ避難しつつ、最先端のタイのストリートトレンドを覗いてみたい時には外せないエスケープゾーンです。
避難先4:チャトゥチャックプラザ(JATUJAK PLAZA)
バンスージャンクションの道路を挟んだ東側(メイン市場の北側)に隣接しているショッピングエリアです。こちらは完全な冷房ビルではなく、4つのゾーンに分かれた半屋外型の施設ですが、メイン市場のような狭苦しいトタン屋根の路地とは違い、通路が広く設計されていて心地よい日陰が多いため、人混みに疲れたときの息抜きにぴったりです。
敷地内には神々しい仏像が祀られており、落ち着いた雰囲気の中でハイセンスなインテリアや可愛いタイ雑貨、そしてペット用品のショップをのんびり見て回ることができます。メイン市場のカオスな人波に押し流されて「ちょっと静かな日陰で一息つきたいな」と感じたら、こちらへ足を伸ばしてみるのが私流のおすすめルートです。
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今回のまとめ:チャトゥチャック市場のサバイバル心得
- 金曜夜の活用:週末の昼間の猛暑を避けるなら、金曜18時からの「夜チャト」が圧倒的に涼しくて快適です。
- 地下鉄ルート:BTSモーチット駅は使わず、MRTカムペーンペット駅の2番出口から場内にダイレクトインするのが鉄則。
- 場内の変化:ペットエリアは消滅。その代わりエアコン付きの足裏マッサージ店が増えたので休憩に活用を。
- 限界時のエスケープ:暑さで頭が痛くなる前に、隣接する「Mixt」か「JJモール」の冷房空間へ迷わず逃げ込んでください。
世界最大級の市場は、ただ気合だけで回ろうとすると確実に体力が崩壊します。しかし、「カムペーンペット駅から入り、暑くなったらマッサージと冷房モールで回復を挟む」というエリア運用のセオリーさえ知っていれば、最後までラクにお目当てのアイテムを探し出すことができます。ぜひこのテキストマニュアルをブックマークして、現地のカオスをスマートに楽しんでみてください。
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