バンコク

無料バスで巡る元祖・近場枠。タリンチャン水上マーケットの水上レストラン、タロット、青空サロン。

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ワット・サパーン水上マーケットで古刹の静寂と美しい回廊を堪能した私は、少し休憩して手の疲労も回復してきたところで、今回の水上マーケット巡りの大トリを飾る場所へと向かいました。次に向かったのは、バンコク市内から最も手軽に行ける元祖・近場枠の「タリンチャン水上マーケット(Taling Chan Floating Market)」です。

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ここは他の郊外型マーケットとは違い、バンコク中心部からのアクセスが抜群でありながら、路上散髪や占い、マッサージなどがひしめくタイらしいカオスな活気がギュッと詰まった場所でした。さらに今回は、BMA Feeder(無料巡回バス)のルートを活かして、お隣の「ソンクローン水上マーケット」へ路地裏を抜けてはしごする最新ルートまで紹介。バンコク旅行の全体像やエリア別の移動術はバンコクまとめも参考にしてください。

それではレポートをサワディカップTKJがお届けします。

※BMA Feederや水上市場は休日のみの営業の場合もあるので、事前に公式で要チェックです。

 

 

1. 市内からのアクセス抜群なタリンチャンへの足

バンコクのタリンチャン水上マーケット行き路線バス(79番)と停留所の風景

タリンチャン水上マーケットがこれほど人気な最大の理由は、何と言ってもアクセスの手軽さです。今回は私は別ルートからGrabタクシーで来ましたが、バンコク中心部(サイアム周辺など)からであれば、この79番のエアコン路線バス一本でサクッと停留所までアクセスすることができます。

 

タリンチャン周辺のBMA Feeder電気シャトルバス(100% ELECTRIC)

そしてもちろん、2026年現在のタリンチャン周辺の移動に欠かせないのが、この「100% ELECTRIC」と書かれたBMA Feederの電気シャトルバス。二酸化炭素を出さない静かな車体で、タリンチャン地区のマーケット群を優雅に繋いでくれています。

 

BMA Feederの無料シャトルバスに乗り込む人たち(停留所)

停留所では、多くの観光客や地元の人たちがこの無料シャトルバスに次々と乗り込んでいきます。このバスを乗りこなせるようになると、このエリアの観光のハードルが一気に下がります。

 

タリンチャン方面BMA Feeder停留所の案内看板と道路の様子

道路沿いには、タリンチャン方面を指し示すBMA Feederの停留所の案内看板がしっかりと設置されています。ここから市場の入り口に向けて、いよいよ歩みを進めていきます。

 

2. 路上に広がるカオスな活気と場内散策

タリンチャン水上マーケットの運河沿い通路と屋台エリア(赤い柱)

一歩市場の敷地へ入ると、トレードマークである赤い柱が並ぶ屋台エリアが目に入りました。運河沿いの通路にはすでに多くの屋台がひしめき合っており、懐かしい美味しそうな匂いが立ち込めています。

 

タリンチャン水上マーケット近くの線路沿い風景(鉄道レール)

市場のすぐ近くには、現役の鉄道レールが走る線路沿いの風景が広がっています。この線路のすぐ脇に市場が展開しているというロケーション自体が、いかにも東南アジアらしい雑多な旅情をそそります。

 

タリンチャン水上マーケットの通路屋台と果物・野菜の売り場

通路の屋台には、色鮮やかな南国の果物や野菜の売り場が並んでいます。地元の買い物客がおばちゃんと熱心に品定めをしており、ここは観光客向けであると同時に、地元の生活市場としての機能もしっかり生きていることが分かります。

 

タリンチャン水上マーケットの簡易マッサージスペース(扇風機と休憩客)

通路の片隅には、扇風機が勢いよく回る簡易マッサージスペースが設置されていました。散策で歩き疲れた休憩客たちが、並んで気持ちよさそうに足を揉まれており、見ているだけでこちらの疲れまで少し癒されるようです。

 

タリンチャン水上マーケットの占いブース(タロットカード)

さらに歩くと、タロットカードが並ぶ怪しげな占いブースまで登場しました。マッサージの隣に占いがあるという、何でもありのカオスな空間こそが、タリンチャンの面白いところです。

 

タリンチャン水上マーケットの路上ヘアカット屋台(散髪中)

極めつけは、この路上ヘアカット屋台です。鏡を一枚置いただけの青空の下で、普通にお客さんが散髪をされていました。この背伸びしない、究極のローカルな空気感には思わず圧倒されてしまいました。

 

3. 運河沿いの食事席と足元の注意点

タリンチャン水上マーケットの運河と桟橋、屋根付きの建物

市場の核心部である水辺へと進みます。運河に突き出た桟橋の上には屋根付きの建物が建っており、ここが名物の水上レストランエリアになっています。

 

タリンチャン水上マーケットの食事席(扇風機とテーブル、食べ終わった皿)

食事席では、多くの人が炭火で焼かれたエビや魚などのシーフードを囲んでいました。食べ終わった皿が並ぶテーブルのすぐ横を運河が流れており、風通しは良いですが、ここで一つアジスタ品質の重要な注意点があります。

 

タリンチャン水上マーケットの足元注意ポイント(床の段差とすき間)

このエリアは水上に浮くフローティング構造になっている場所が多く、床の段差や板のすき間がかなりあります。食事の匂いやカオスな活気に目を奪われがちですが、足元をしっかり確認して歩かないと、つまづいて怪我をする恐れがあるので十分注意してください。

 

タリンチャン水上マーケットの屋根付き食事エリア(空席と長机)

お昼時のピークを少しずらすと、このように長机が並ぶ屋根付き食事エリアにも空席が見られるようになります。ゆっくりシーフードを楽しみたい方は、少し時間をずらして訪れるのが賢い運用。

 

タリンチャン水上マーケットの運河ツアー受付カウンター(案内掲示)

ここでも運河ツアーの受付カウンターがあり、様々なボートプランの案内掲示がされていました。クローン・ラット・マヨムからボートをチャーターしてここまで乗り込んでくることも可能なので、水路の旅も捨てがたい。

 

タリンチャン水上マーケットの屋台グルメ(餃子の販売ブース)

シーフード以外にも、このような餃子の販売ブースなど、手軽につまめる屋台グルメが豊富に揃っています。小腹を満たすのには事欠かないラインナップです。

 

4. BMA Feederの伏線回収:ソンクローン水上マーケットへのはしご旅

タリンチャン水上マーケットの入口付近(看板ゲートと小道)

タリンチャンの入り口付近で目線をちょっと横に逸らすと、何やら怪しい路地。ここで散歩マイスターの血が騒ぎます。BMA Feederの案内板にあったもう一つの伏線を回収しに行かねばなりません。ここからお隣の「ソンクローン水上マーケット」へ徒歩ではしごします。

 

タリンチャン水上マーケット周辺の空き地と門(アクセス途中の景色)

事前情報がない中、写真のような突き当りに出くわすのは、毎度のこと。観光ルートから一歩外れるだけで、そこには静かな郊外の景色が広がっています。

 

ソンクローン水上マーケットへ向かう細い路地(壁画のある通路)

反対側へしばらく歩くと、何とも可愛らしい壁画が描かれた細い路地に出ました。この路地裏の通路こそが、ソンクローン水上マーケットへと続く秘密のアクセス導線です。

 

ソンクローン水上マーケット入口方向の案内サインと門(アクセス導線)

路地を抜けた先に、ソンクローン水上マーケットの入り口方向を示す案内サインと立派な門が見えてきました。タリンチャンからは目と鼻の先で、本当に徒歩感覚で簡単にアクセスすることができました。

 

ソンクローン水上マーケット周辺の小さな橋と運河(入口近くの風景)

入り口近くには小さな橋が架かっており、その下を穏やかな運河が流れていました。タリンチャンのような爆発的なカオスさとは違い、こちらもワット・サパーンに似た、地元の人のための静かで素朴な水辺の日常が守られている素敵な空間でした。BMA Feederの無料バスを軸にした、タリンチャン地区の水上マーケット巡りはこれにてコンプリートです。

 


今回のまとめ:タリンチャン&ソンクローンの楽しみ方

  • 近場枠最強:バンコク市内からバスやタクシーで最も楽に行ける、手軽さナンバーワンの市場です。
  • 場内のカオス:炭火焼きシーフードだけでなく、青空散髪や占い、マッサージなど、タイならではの雑多な活気を楽しんで。
  • 足元注意:フローティング構造の通路は段差やすき間が多いので、歩く時は足元に集中を。
  • はしご旅:時間に余裕があれば、路地裏を抜けて隣のソンクローン水上マーケットまで徒歩で足を延ばしてみるのがアジスタ一押しのルートです。

遠出する時間はないけれど、タイならではの水上マーケットの活気とカオスを肌で感じたいなら、タリンチャンを選べば間違いありません。ぜひ足元に気をつけながら、エニグマチックな水辺の散策を楽しんでみてください。

 

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