こんにちは、TKJです。2012年のホーチミン。バイクの喧騒とベトナム語の波に少しだけ疲れ、ふと「日本語」が恋しくなる瞬間がありました。そんな時、吸い寄せられるように向かったのが、日本人街レタントンの路地裏にある漫画喫茶「エムズカフェ(Em’s Cafe)」です。
当時は「ユートピア・カフェ」という名前でも親しまれていましたが、そこはまさに、ベトナムにいながら日本の日常へタイムスリップできる、最高の隠れ家でした。
1. 圧倒的な蔵書量!壁一面の「マンガの壁」

店内に足を踏み入れてまず目に飛び込んでくるのが、この圧倒的な光景。壁一面が巨大な本棚になっており、日本のコミックが数千冊、あるいはそれ以上の規模でぎっしりと並んでいます。

新刊から「あ、これ懐かしい!」と思わず声が出そうな往年の名作まで、そのラインナップは日本の漫画喫茶と遜色ありません。2012年当時、まだ電子書籍が今ほど普及していなかった時代、この紙の重みと背表紙の並びは、旅人の心に深く染みました。
2. ホーチミンを忘れる「没入」の時間

店内には赤い椅子やゆったりとしたソファ席が並び、非常に落ち着いた雰囲気が漂っています。客層は在住の日本人駐在員から、私のような旅行者、そして日本の文化を愛する現地のベトナム人まで様々。皆、静かにページをめくる音だけが響く空間で、それぞれの物語に没頭していました。

ガラス天板のテーブルに、気になるタイトルを数冊積み上げて、ドリンクを頼む。ストロー立ての置かれた席でマンガを読み耽っていると、外の「バイク天国」なカオスが嘘のように遠のいていきます。ここはまさに、ホーチミンの真ん中にある「日本の飛び地」でした。
まとめ
2012年のあの頃、この場所で過ごした数時間は、旅の緊張感を解きほぐしてくれる大切な休息でした。エムズカフェは現在(2026年)もレタントンのヘムの中で営業を続けており、漫画だけでなく日本の家庭料理が楽しめるスポットとしても愛され続けています。
ホーチミンの熱気に少し圧倒されたら、ぜひこの静かな路地裏のオアシスを訪ねてみてください。
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