ホーチミン

ホーチミン・チョロンの心臓部へ。ビンタイ市場と金色の龍が眠る公園(2012年旅の記録)

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こんにちはシンチャオ、TKJです。

ホーチミンのチャイナタウン、チョロン(Chợ Lớn)。その中心に鎮座するのが「ビンタイ市場(Chợ Bình Tây)」です。観光客向けのベンタイン市場とは異なり、ここはプロのバイヤーや地元商人が行き交う「卸売り」の聖地。

2012年、その圧倒的な物量とエネルギーに触れるため、市場とその周辺を歩いてきました。

 

 

ビンタイ市場の迷宮へ潜入

ビンタイ市場の屋内通路、両側に商品棚と露店が並ぶローカルマーケットの雰囲気

黄色い瓦屋根と中国風の建築が特徴的な市場の中に入ると、そこはまさに物資の迷宮です。狭い通路の両脇には、商品が天井まで届かんばかりに積み上げられています。

 

ビンタイ市場の売り場、乾物やナッツ系の量り売りが山積みになった通路

特に圧巻なのが乾物エリア。ナッツ、干しエビ、スルメ、キノコなどが袋詰めにされ、山のように積まれています。独特の香りと熱気が、ここが食の流通拠点であることを物語っています。

 

ビンタイ市場の場内、広い通路と簡易テーブルが続く少し薄暗いエリア

市場の奥へ進むと、少し薄暗いエリアに出ました。簡易的なテーブルが置かれ、商談をする人や食事をとる人たちの姿も。観光客には少し入りにくい雰囲気ですが、この生活感こそがチョロンの魅力です。

 

市場周辺のカオスな熱気

市場の外に出ても、その喧騒は途切れることがありません。むしろ、外の方がバイクと人が入り乱れ、カオス度は増しているかもしれません。

 

ビンタイ市場周辺の通り、バイクと歩行者が行き交う活気あるマーケット街

大量の荷物を積んだバイクが、クラクションを鳴らしながら行き交います。歩行者優先なんて言葉はここには存在しないかのようです。

 

ビンタイ市場近くの路地、屋台とバイクが密集するホーチミンの市場エリアの様子

路地裏を覗くと、屋台とバイクがぎっしり。ここで働く人々の胃袋を支える食堂が無数に並んでいます。

 

市場を見守る「龍」の公園

ビンタイ市場の正面には、「コンヴィエン・クーロン(Công viên Cửu Long)」と呼ばれる公園(ロータリー)があります。「Cửu Long」とは「九龍(クーロン)」、つまりメコン川を象徴する言葉です。

 

公園の池にある金色の龍の噴水オブジェ(Công viên Cửu Long付近)

公園の池には、その名の通り金色の龍のオブジェがありました。口から勢いよく水を噴き出すその姿は、商売繁盛を願う中華街のシンボルのようにも見えます。

 

Công viên Cửu Long(コンヴィエン・クーロン)付近の大通りを走る大量のバイクと路線バス

公園の周りは主要な幹線道路になっており、路線バスやトラックがひっきりなしに通り過ぎていきます。

 

Công viên Cửu Long(コンヴィエン・クーロン)近くの交差点、スクーターが行き交うホーチミンの街並み

2012年のホーチミン、特にここチョロン地区は、近代化の波が押し寄せる前の「古き良きアジアの市場町」の空気を色濃く残していました。

 

まとめ

ビンタイ市場とコンヴィエン・クーロン周辺は、観光地化された1区とは全く違う、人々の生活のエネルギーが渦巻く場所でした。

洗練されたショッピングモールも良いですが、こうした泥臭くも力強い市場の風景こそが、ベトナムという国の本当の姿なのかもしれません。

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