こんにちは、TKJです。
2012年のホーチミン滞在。中心部の喧騒を少し離れ、3区にある市内最大級の寺院「ヴィンギエム寺(永厳寺/Chùa Vĩnh Nghiêm)」を訪れました。
ここは、1960年代から70年代にかけて、日本で修行した僧侶たちによって建立された歴史を持ち、ベトナムの伝統と日本の建築美が融合した独特の雰囲気を持つ場所です。当時の懐かしい境内の風景を振り返ります。
1. 威厳ある山門と空に伸びる七重塔

大きな通りに面した立派な山門。ここをくぐると、街のバイクの音がスッと遠のいていくような感覚になります。

境内でひときわ目を引くのが、高さ約40メートルを誇る見事な七重塔です。精巧な装飾が施された石造りの塔は、ホーチミンの青い空に向かって真っ直ぐに伸び、この寺院の象徴的な風景を作り出していました。
2. 徳を積む儀式「放生」の小鳥たち

寺院の前では、小さな竹製のケージに入れられた小鳥たちが売られていました。これはベトナムの仏教文化における「放生(ほうじょう)」という習慣。捕らえられた生き物を野に放つことで功徳を積むという教えに基づいています。2012年のあの日も、多くの参拝者が小鳥を空へと帰していました。
3. 黄金の仏像と絶えない祈り

石段を上がり、本堂へと進みます。コンクリート造りでありながら、細部まで施された伝統的な彫刻が重厚な美しさを醸し出しています。

本堂の内部には、黄金に輝く巨大な仏像が鎮座しています。お香の香りが立ち込める中、地元の参拝者の方々が静かに膝をつき、熱心に祈りを捧げる姿。その光景は、観光地としての顔だけでなく、ここが人々の心の拠り所であることを強く実感させてくれました。
まとめ
ヴィンギエム寺は、ホーチミンの近代化が進む中でも変わらぬ信仰の形を見せてくれる場所でした。2012年に訪れた際の、あの穏やかで少し背筋が伸びるような空気感は、今でも忘れられません。
中心部からのアクセスも良いので、ホーチミンの「精神的な一面」に触れたい方には、ぜひ訪れてほしい場所の一つです。
▼ホーチミンの観光スポットをさらに探す
【ホーチミン】観光完全ガイド:定番からディープなエリアまで徹底解説



コメント