九初の基本情報

概要・ジャンル
九初のジャンルは台湾ローカル系の点心・小籠包・焼き餃子が中心。鼎泰豊ほど観光寄りではなく、地元客が日常的に使う点心店という位置づけ。若干餃子専門店の色が強いかなという印象です。
場所・アクセス(最寄り駅・エリア)
場所は台中・美村路エリア公正路沿い。美村路(měi cūn lù)を南下、古早飯堂、50嵐を通り過ぎ、公益路(gōn gyì lù)を横断。富狀元豬腳を過ぎたあたりです。草悟道から徒歩圏内ですが、台中市民広場の先っちょから徒歩5分程度。

私は、いつもYouBikeで来ていましたがステーションが近くにないので、途中下車モードで小籠包をかきこんでました。

営業時間・定休日
営業時間は月~日(11:00~16:00、17:00~20:30)。ピークは昼は12:00~14:00、晩は18〜19時で、時間帯によっては並ぶことも。
定休日はなし。
価格帯・支払い方法
価格帯は小籠包1籠で100元台前半〜とかなり良心的。支払いは現金、クレジットカード可。
実際に行ってみた感想(小籠包)
注文したメニュー

今回注文したのは定番の小籠包(スープたっぷり系)100元。メニュー数は多いが、初訪問なら「小籠包+焼き餃子」あたりが鉄板。利きタレを試すべく、まずは酸菜(Suāncài)という高菜に似たやつと、なんて読むかわからない醤油をチョイス。
酸菜は高菜の辛さを控えめにした感じのワンポイント食材。
味・量・コスパの評価

一口かじると、中からスープがしっかり出るタイプ。まさに小籠湯包。皮は薄すぎず厚すぎず、破れにくいのが好印象。味付けは台湾らしくややあっさり。生姜足すと一気にバランスが整う。量は一籠で満足感あり、この価格ならコスパはかなり高い。


椒麻油(Jiāo máyóu)で味変追加。どこかで味わったタレだと思ったら、いつも朝食で焼き餃子や肉まんにかけてたアレ。

日本人の口に合う?
結論:かなり合う。
- 油っこさが少ない
- クセのある香辛料はデフォルトではなし
- 味薄でも味変の選択し多し
「台湾のローカル点心が初めて」という人でも違和感なく食べられる。
実際に行ってみた感想(焼き餃子)

同じ皮系ということで、別の日に焼き餃子を実食。オーソドックスな高麗菜鮮肉煎餃(Gāolí cài xiānròu jiān jiǎo)をオーダー。85元。
お昼3時くらいに行ったのでお客さんは少なかったのですが、料理が出てくるのが遅かったです。あと、焼き加減がもうちょっと欲しかった。
ただ、この焼き餃子は人気メニューで、他のお客さんで2皿頼んでいる人もいました。

後々調べると16時から1時間休憩に入るようで、この焼き餃子を食べ、店を出た直後にシャッターが閉まってしまいました。オーダーが来るのが遅かったのと焼き加減が中途半端だったのは、早く休憩に入りたかったからだったのでしょう。来店の際は、あまり時間をずらさないようにするのがおすすめ。
おすすめメニュー・人気メニュー
定番メニュー
- 小籠包
- 麗菜鮮肉煎餃
店内を見ていると、ほぼ全卓に小籠包か餃子が乗っているレベル。
初心者におすすめ
- 小籠包
- シンプルな水餃子(水餃)系
味が素直なので、最初は冒険しなくてOK。
ボリューム重視/軽め向け
- 軽め:小籠包+スープ
- しっかり:小籠包+焼き餃子+副菜
一人でも調整しやすいメニュー構成。
その他メニュー


次に来た時に注文しやすいようにセルフオーダー機の写真を撮りました。写真があるとわかりやすいですね。
店内の雰囲気・利用シーン
店内の様子(清潔感・席数)

店内はローカル食堂らしい簡素な内装。清掃は行き届いており、不安を感じるレベルではない(写真は2階席)。席数はそこそこ多く、回転も早い。
一人でも入りやすい?
入りやすい。実際に一人客も多く、注文→食事→退店の流れがスムーズ。
日本人・観光客の多さ
観光客はゼロ。日本語は基本通じないが、指差し注文で問題なし。
こんな人におすすめ
一人旅・出張者向け
一人でも入りやすい
- 提供が早い
- 失敗しにくい味
- 出張メシとしても優秀
家族・グループ向け
・メニューの共有がしやすい
・価格が安い
大人数なら色々頼んでシェアがおすすめ。
ローカル体験したい人向け
鼎泰豊より「地元の日常」を感じたい人には断然こちら。
注意点・気をつけること
混雑時間帯
18〜19時は混みやすい。少し早めか遅めの時間帯が狙い目。
味の好みが分かれる点
濃い味・強い旨味を期待するとやや物足りなく感じる可能性あり。
言語・注文方法の注意
日本語・英語は基本不可。写真付きメニュー+指差しでOK。
まとめ(再訪あり?)
総合評価
台中で気軽に小籠包を食べたいなら、かなり優秀な一軒。価格・味・立地のバランスが良い。
再訪するならどんな時?
- 美村エリア、向上市場散策の途中
- 重すぎない夕食
- 鼎泰豊ほど並びたくない時
「また普通に来たい」と思える、ちょうどいいローカル点心店。



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