「マニラ空港ターミナル2」と聞いて、「フィリピン航空の国際線でしょ?」と思った方は要注意です。 2023年以降、ターミナル2は「国内線専用ターミナル(Domestic Hub)」に生まれ変わりました。
かつてのような国際線の免税店エリアはなくなり、現在はフィリピン国内を移動する旅人たちのハブとして機能しています。 この記事では、新しくなったターミナル2の利用航空会社、レストラン事情、そして市内や他ターミナルへの移動方法を解説します。
1. ターミナル2を利用する航空会社
現在、ターミナル2を発着するのは以下の航空会社の「国内線(Domestic)」のみです。
- フィリピン航空 (PAL):国内線全便
- エアアジア・フィリピン (AirAsia):国内線全便
- ロイヤル・エア (Royal Air):国内線全便
セブ島、ボラカイ島(カティクラン)、ダバオ、パラワンなどへ行く場合は、高確率でこのターミナルを利用することになります。 ※セブパシフィック航空は、国内線・国際線ともに「ターミナル3」または「ターミナル4」なので注意してください。
2. ターミナル2の館内・レストラン事情
ターミナル2は「V字型」の建物で、北ウイングと南ウイングに分かれていますが、中は繋がっています。 ターミナル3のような巨大ショッピングモール感はなく、「必要最低限の機能」が揃っているシンプルな作りです。
飲食店・カフェ
選択肢は多くありませんが、定番どころは揃っています。
- ジョリビー (Jollibee):フィリピンの国民食。到着ロビーの外と、制限エリア内にあります。
- カフェ:Coffee Bean & Tea Leafなどがあり、出発前のコーヒーには困りません。
- お土産屋:ドライマンゴーや定番のお菓子を売るキオスクがありますが、品揃えは少なめです。
※しっかり食事をしたい場合は、空港に来る前に済ませておくか、少し我慢して目的地(または市内)で食べるのがおすすめです。
ラウンジ・Wi-Fi
- PAL Mabuhay Lounge:フィリピン航空の上級会員・ビジネスクラス客向け。国内線仕様なので国際線ほど豪華ではありませんが、軽食とドリンクがあります。
- プライオリティパス:残念ながら、ターミナル2にはプライオリティパスで使えるラウンジは基本的にありません(最新状況はアプリで要確認)。
- Free Wi-Fi:空港のフリーWi-Fi(#NAIA_FREE_WIFI等)が飛んでいますが、接続が不安定な場所もあります。
3. 到着後の移動手段(タクシー・Grab)
国内線でマニラに到着した場合、市内への移動手段は以下の通りです。
① Grab(グラブ):一番おすすめ
到着ロビーを出て、横断歩道を渡ったエリアにGrabの専用ブース(ピックアップポイント)があります。 自分のスマホで呼ぶのが基本ですが、ブースのスタッフに行き先を告げて呼んでもらうことも可能です。
② クーポンタクシー・イエロータクシー
Grabが捕まらない、またはネット環境がない場合はタクシーを使います。
- クーポンタクシー(白):行き先ごとの定額制。割高ですがボッタクリの心配がなく安全です。
- イエロータクシー(空港専用メーター):メーター制ですが、初乗りが高め。街中のタクシーよりは質が良いです。
- レギュラータクシー(白):出発階で客を降ろしたタクシーを捕まえる荒技もありますが、トラブルの元なので初心者には非推奨です。
③ ターミナル間バス(乗り継ぎ)
国際線への乗り継ぎがある場合、空港内を走る「エアポート・ループバス(無料シャトル)」を利用できます。 到着ロビーを出て「Transfer」の看板に従ってください。ただし、バスは時刻表通りに来ないことが多く、満員だと乗れないこともあるため、乗り継ぎ時間が3時間未満ならタクシーで移動したほうが無難です。
まとめ:シンプルゆえに迷わないターミナル
ターミナル2は、巨大迷路のようなターミナル3に比べればコンパクトで分かりやすい構造です。
最大の注意点は「国際線はここじゃない」ということだけ。ここさえ間違えなければ、フィリピン国内旅行の快適なスタート地点となるでしょう。
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