みなさんこんにちは、Macbook全快宣言をしたものの未だに(Macの)調子が悪い高木です。
今日は、マニラのケソン市の巨大ショッピングモール「SMノースエドサ」に行った時に、シャオミという中国の家電メーカーの店があったので、それをシェアしたいと思います。
一昔前は、中国製品と言えば「安かろう悪かろう」の代名詞でしたが、近年はそのクオリティにも磨きがかかり、ジャパニーズクオリティをも凌駕する勢いになっています。
このシャオミというブランドも同様、昔はいち安かろ悪かろ中国メーカーの一つでしたが、ファーウェイやアリババを追従するかのごとく、画期的な家電やスマホを打ち出して来ています。
シャオミショップのデモ機
さて、そんなシャオミですが、まだイマイチ何を売っている会社かわからない人もいるかと思いますので、実際にケソン市のSMノースにあるショップに何が置いてあるのかをご紹介したいと思います。
スマートLEDライト
正式名称は「Mi Yeelight LED Bulb」。これは聞いたことある人もいるかもしれませんが、ざっくり言うとワイファイでスマホに接続して、スマホから色々な操作ができる電球です。
論より証拠。まずは下記の動画をご覧ください。
かなりハイテクな電球だとお判りだと思います。電源のオンオフだけかと思いきや、明るさや色まで調整できるのがすごいですね。899ペソです。
日本で買うと異様に高いのですが、なぜでしょう?台数も品切れのところがアマゾンには多いようです。
フィリピンで数台買って、日本で持ち込むのもありですね。ただ、商売用だと関税が取られるので悪しからず。
ちなみにランプシェード型もありまして、私は、下記のブログでこのスマートライトの存在を知りました。
スマホからライトの灯り調整までできるのにたった4,900円!?中国企業シャオミのYee Light(床頭燈)がスゴ過ぎる
シャオミのスマート炊飯器
写真右の炊飯器。なーんだただの炊飯器かと思われるかもしれませんが、ただの炊飯器じゃござーせん。「スマート炊飯器」なのです!!
このスマート炊飯器、先ほどのスマートLED同様、スマホとの連携が可能なのです。
スマホと連携することによって、GPSで場所を把握し沸点を調整、米のバーコードを読み込むことで炊き加減を最適化することが可能なのです。
出典:小米だけにお米はうまく炊ける!? シャオミのスマート炊飯器を買ってみた!
実は、このスマート炊飯器、正式名称は「米家圧力IH炊飯器」と言って、純米科技というメーカーが製造しているのですが、このメーカーのトップが元三洋電機の炊飯器開発部長である内藤毅氏ということなのです(※2019年12月現在内藤氏の表示が消えていました。やめてしまったのでしょうか?)。
これは、味も期待が持てます。
価格は、3,999ペソ。モールに売っている象印やタイガーの炊飯器と同様の価格帯です。
三洋電機で「おどり炊き」を開発した内藤毅氏にシャオミからコンタクトがあるまで

http://www.chunmi.com/team.html
内藤氏が三洋電機で炊飯器の開発リーダーになったのは、三洋電気の炊飯器が鳴かず飛ばずだった時代。
当時は、コストはかかるし安全性も保証できない圧力式炊飯器を開発するなど馬鹿げているといわれる時代でした。しかし、他社との差別化を図るため1992年に三洋から圧力式炊飯器を発売。しかし、売り上げは決して芳しいものではありませんでした。
その後内藤氏は協力会社に籍を移し、設計を見直し、2002年に「おどり炊き」を世に送り出しました。このおどり炊きの評判は口コミで広がり、爆発的大ヒットに。
「おどり炊き」ブランドを確立した三洋電機ですが、その後経営再建の節目にあい、炊飯器事業をパナソニックに売却してしまいます。
鳥取三洋電機に在籍していた内藤氏にシャオミから1本の電話がかかって来たのは2014年のことでした。
出典:三洋出身の私がなぜシャオミで炊飯器を作るのか “おどり炊き”の内藤毅氏に聞く
※内藤氏のページは場所が移って下記のURLになったようです(2019年12月更新)。
参考:http://www.chunmi.com/news/media/detail_110
シャオミのスマート炊飯器の日本市場
日本のアマゾンでの出品はゼロ。家電は電圧の問題もありますので、フィリピンで使うのであれば、マニラのシャオミショップで買うと良いですね。
SMノースのシャオミショップへの行き方
赤枠がグラスレジデンス、青枠がSMノースの本館、黄色枠がザ・ブロック、右端の紫枠がノースタワー、緑枠がSMノースのアネックスでシャオミショップはこの緑枠のアネックスの3階にあります。
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最初見たときは、「普通のスマホショップか」と思いましたが実際に入ってみるとスマホの他、スマート家電がてんこ盛りでした。
その為シャオミショップで販売しているもの
カタログがあったので、写真に撮ってシェアしたいと思います。
スマホ・ノートパソコン
シャオミのスマホはiPhoneを丸パクリしていることで有名です。また、ノートパソコンも明らかにマックブックを意識していますね。
スマホやパソコンの付属品
スピーカーやヘッドホン、自撮り棒、モバイルバッテリーなどがあります。今ひとつシャオミの良さが出せていない気がしますが、モバイルバッテリーは定点観測が必要だと思います。
スマートデバイス・スマート家電
このあたりがシャオミの良さが引き立つところ。変わり種では、電動スケーター、電動バイク、スマートウォッチ、セキュリティーカメラ、ミニセグウェイなどがあります。
ライフスタイル
バックパックはなかなか良さげです。その他ドライバーセット、ロボットビルダー。ゆるキャラのミバニー(読み方あってるのか!?)のぬいぐるみがあります。
マニラのシャオミショップ
他にもあるかもしれませんが、ケソンシティの近くは、下記の通り、シャオミショップがあります。何も隣同士のモール(トライノマとSMノース)に作らなくてもと思いますが(笑)。
- トライノマモール(4階映画館の横)
- SMメガモール(4階サイバーゾーン)
- SMシティノースアネックス(3階)
- ゲートウェイモール(3階)
マニラのシャオミまとめ
シャオミのスマート家電は前々から興味はありましたが、日本のようにマニラでは販売網が発達していないので、半ば諦めていましたが、ここへ来て実際、ものを手にとって試せるのはすごく嬉しいですね。
ただ、スマート家電はスマホがないとただの家電なので、スマホを紛失しないように注意しないといけないです。
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コメント
>ファーウェイやアリババを追従するかのごとく
アリババはECサイトなので、携帯や家電は作ってないと思います
[…] 中国総合家電メーカー「シャオミ」の正規販売店がケソンシティに!スマート炊飯器、スマートライトに驚愕! […]