先日、セブパシフィックでチケットを取ろうとしたら、いくつか悩ましい部分(フィリピン旅行税等)がありましたので、その際の様子を今日はみなさんと共有したいと思います。
マニラ空港からの航空券入手(スクートあり)
まずは普通にフライトを選択します。セブパシはしょっちゅうUIが変わりますので、このスクリーンショットも古くなるのに時間はかからないかもしれません。
フライトを選択したら、氏名などの必要事項を入力して、食事の有無、預け荷物の重さを選択します。
預け荷物は重さによって個数も違ってきます。20キロは2個、30キロは3個、40キロは4個までです。
念のため預け荷物の規約を読んでおきます。スクートとセブパシフィックの両方があるようです。
前払い手荷物-利用規約
スクート
- 機内持ち込み手荷物は、エコノミー(1個+ラップトップ)で10kg、スクートビズ(2個)で15kgに制限されます。
- 機内持ち込み手荷物は、54cm x 38cm x 23cmの寸法を超えることはできません。縦横幅の合計寸法は115cmを超えることはできません。
- チェックインできる手荷物の数に制限はありませんが、購入したプランの許容量内に収まっていることを事前に確認してください。
- 手荷物の詳細については、ここをクリックしてください。
セブパシフィック
- 前払い預け手荷物申込は、ご予約時または出発予定時刻の4時間前までにご利用いただけます。
- 前払い預け手荷物申込は、セブパシフィックのウェブサイト、コールセンター、または営業所で利用できます。
- ATR航空機を利用するフライトは、最大20kgの前払い預け手荷物のみに制限されています。
- 前払い預け手荷物の超過重量は、既存の超過手荷物料金の対象となります。
- 前払い預け手荷物申込は、出発予定時刻の4時間前までにアップグレードできます。
- 前払い預け手荷物申込は譲渡できません。特定のフライトおよび支払対象セクターの乗客のみが使用できます。
- 乗客が1つの記録ロケーターで予約され、同時にチェックインカウンターに表示される場合は、前払い荷物のプールが許可されます。
- 各受託手荷物の最大重量は30kgです。
項目が断片的なので、これで預け荷物の規約が網羅されているとは思い難いですね。
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と、ここへ来て、やっぱりいつもと画面が違うことに疑問をもって、改めて確認したところ、乗り継ぎでスクートがからんでくるとUIが違ってくるのが判明しました。
マニラ空港からの航空券入手(スクートなし)
スクートと組み合わせてチケットを予約する人は現時点であまりいないと思いますので、改めてセブパシフィックのみの場合を検証してみることにします。
こちらがいつもの予約画面。なんだかホッとします(笑)。
預け手荷物や食事、保険等を選択します。
フィリピン旅行税の確認画面
すると上記のフィリピン旅行税の確認画面が出てきます。短期旅行者やフィリピン留学生は多くの場合が1年未満なので特に気にする必要はないのですが、私の場合はフィリピンに1年以上滞在していましたので、この旅行税の支払いをするかどうかの判断をする必要があります。
これを日本語に訳すと下記のようになります。
このオプションは、フィリピン居住者とフィリピンのパスポートを持っているお客様が利用できます。
- このオプションは、フィリピンでの滞在が1年未満の非フィリピンパスポート所有者には適用になりません。
- フィリピンパスポートを持つ子供(12歳以下)、海外フィリピン人労働者、およびフィリピン旅行税の免除または割引料金を申請するお客様は、フライトにチェックインする前にTIEZA空港カウンターで旅行税を支払う必要があります。
- フィリピン旅行税は、観光インフラストラクチャーおよびエンタープライズゾーンアソシエーション(TIEZA)によって課され、再予約および返金が可能ですが、譲渡はできません。未使用の場合や払い戻しについてはお問い合わせください。
- セブ・パシフィックを通じて支払われたフィリピンの旅行税については、払い戻し不可の旅行税管理手数料(PHFEE)が1人あたり課税されます。
- 免除または割引料金が適用されるかどうかを確認するのはお客様の責任です。免除または割引料金の対象であるが、いずれにしてもフィリピン旅行税を支払ったお客様は、払い戻しを行う前に免除の証明を提示する必要があります。
- TIEZA空港カウンターの後、フィリピン旅行税の免除または割引料金をご利用のお客様は、空港のチェックイン時に書類を提示してください。
すると上記のような料金詳細の確認画面が出てきます。下記が含まれている主なものです。
運賃の内訳
- 大人1名:4,899.00ペソ
保険
- 保険:558.00ペソ
税金と手数料
- 管理費:300.00ペソ
- 燃油サーチャージ:317.00ペソ
- 事前旅客処理ユーザー料金-タイ:59.52ペソ
- 国際到着および出発料-タイ:25.51ペソ
- フィリピン旅客サービス料:550.00ペソ
- フィリピン税(マニュアル):1,620.00ペソ
- フィリピンタックス管理料:100.00ペソ
念のため下記キャンセルポリシーも読んでおきます。
キャンセルポリシー
再予約
再予約は許可されていますが、適用される料金と運賃との差額を支払う必要があります。また、再予約は出発の1時間以上前に行わなければなりません。セール期間後、別のプロモーションシートに再予約することはできません。
空港にチェックインしなかった場合
運賃およびその他のすべての料金は没収されるか、飛行済みとみなされます。
キャンセル/再ルーティング
禁じられています。
名前の変更
禁じられています。
座席のガイドライン
航空機の座席の寸法は異なるため、機内の安全性と快適性のために座席スペースを考慮する必要があります。
チェックインのガイドライン
お客様は旅行当日に写真付き身分証明書を提示する必要があります。空港ターミナルに入るときとチェックイン時に、空港のセキュリティに提示する必要があり、写真IDの名前は、予約時に入力した渡航者の名前と一致する必要があります。渡航者が写真付き身分証明書の提示ができない場合、チェックインを拒否される場合があります。高齢者や障害がある場合は、OSCA ID(シニア用ID)とPWD ID(障害者用ID)をチェックイン時に提示する必要があります。
チェックインカウンターは、フライトの出発予定時刻の2時間前に開き、フライト出発の45分前に厳密に閉められます。ゲストが規定の時間内にチェックインに失敗した場合、確認済みの予約はキャンセルされ、キャンセル待ちに解放されます。フライト出発の15分前にゲートを閉鎖するため、渡航者はフライト出発の少なくとも30分前に搭乗ゲートにいる必要があります。所定の時間に搭乗ゲートにいない渡航者は、航空機に搭乗することはできません。
チェックイン時間に関しては、いままでなあなあで、意識していましたが、しっかりとガイドラインに記載されていましたね。
渡航者は、出発または出発する国の出入国管理、税関またはその他の法的要件を遵守する責任があります。渡航者は、出発日から少なくとも6か月有効な有効なパスポートと、該当する有効なビザを所有していることを確認する必要があります。また、渡航者は、帰国便または搭乗券の印刷されたコピーを所持している必要があります。また、リクエストに応じて、渡航者が目的地に滞在している間の十分な財政支援手段を十分に証明しなければならない場合があります。
日本人が財政支援手段を聞かれたという話は聞いたことありませんが、国籍によってはきかれるのだと思います。
セブ・パシフィックは厳密にポイントツーポイントの航空会社であり、渡航者が選択する接続便の手配については責任を負いません。渡航先に応じて、接続便を計画することをお勧めします。
ウェブおよびコールセンターでの手続きの場合、フィリピンから国際セクターに出発するすべての渡航者(旅行税の免除対象者を除く)は、出発前にフィリピンの各空港で1,620.00ペソのフィリピン旅行税を支払うものとします。
貴重品や壊れやすいものを受託手荷物として持ち込まないことを強くお勧めします。渡航者がチェックインする場合、航空会社はそれらのアイテムの損傷について責任を負わず、航空会社が渡航者自身のリスクで航空会社を運ぶことに同意するものとします。
セブパシ航空券の現金払い方法
規約に同意して先へ進みますと、支払方法の選択画面に移ります。そこで上記のアイコンがでてきますので、「ペイメントセンターズ」というアイコンをクリックします。
そして、24時間以内に支払うというチェックボックスをクリックすると、チケット代を支払うことのできる窓口一覧がでてきます。
フィリピン国内
- セブンイレブン
- バイヤッドセンター
- セブアナ
- イーシーペイ
- LBC
- ロビンソンズ
- SMデパートメントストア
その他、UAE、クエート、日本でも支払うことが可能です。日本での現金支払い場所は、ここで確認することができます。
実際にセブンイレブンで航空券代を支払ってきました。
セブイレブンでは端末で支払い手続きを行います。だいたい店舗の半分は上記のとおりノーコネクションです(笑)。
端末が利用できる店舗に行き、端末を操作します。ビルズペイメントの画面の右下にセブパシフィックのアイコンがあります。
アイコンをクリックすると予約番号や名前、チケット金額を入力する画面(写真撮り忘れ)が出てきますので入力すると、上記電話番号を入力する画面が出てきます。
入力した項目を確認し「次へ」を押します。
するとレシートが出てきますので、それをレジに持っていき、金額を支払います。
念のためレジの画面でも入力項目を確認します。
左側が支払い後のレシート、右側が端末から出てきたレシートです。
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