フィリピン

預け荷物無しでターンテーブルに行かないトップアスリートはセブパシでは右側の先頭の席をとってはいけない

この記事は約4分で読めます。

空港に到着し、預け荷物がターンテーブルから出てくるのをじっと待つ――。海外旅行において、これほど無駄で退屈な時間はありません。特にフィリピンの空港(ニノイ・アキノ国際空港)は、荷物の扱いが雑なことで知られており、スーツケースが破損したり、最悪の場合は中身を抜き取られる盗難リスクすら潜んでいます。

 

このようなトラブルやロスを完全に回避するため、私は基本的に預け荷物を一切持たず、バックパック一つで海外を飛び回るスタイルを徹底しています。

 

そうした機内持ち込み派の旅行者にとって、喉から手が出るほど欲しいのが「飛行機の最前列座席」です。着陸後、機内のドアが開けば一番に降機でき、そのまま入国審査(イミグレーション)へダッシュできるため、待ち時間ゼロでアライバルゲートを脱出できるのが最大の魅力と言えます。LCCであるセブパシフィック航空では追加の座席指定料金(指定オプション代)がかかりますが、その日の気分や到着後のスケジュール次第で積極的に狙いたい席です。

 

 

セブパシフィック航空の最前列(右側)を指定してみた

セブパシの先頭座席

この日も最速降機を狙ってセブパシフィックの先頭座席(1行目のバルクヘッド席)を事前予約しました。左右どちらでも良かったのですが、「最前列左側(1A〜1C)」はすぐ目の前に客室乗務員(CA)が向き合う形で座るお見合い席(ジャンプシート)になることが多く、なんとなく視線や気を使います。そこで今回は気楽な「最前列右側(1D〜1F)」を選択してみました。

 

実際に座ってわかった足元スペースと圧迫感のリアル

セブパシの先頭座席

実際に着席してみると、期待していたほどの開放感はありませんでした。壁(パーティション)までの距離が案外近く、足を前に思い切り伸ばすことができません。また、足を組もうとしても壁に膝が当たりそうになるため、体勢の自由度はかなり制限されます。

 

さらに、最前列は前の座席のシートポケットが使えないため、テーブルやモニタースタンドがすべて肘置き(アームレスト)の中に収納されている構造になっています。そのため肘置きが固定されていて動かせず、左右から挟まれるような独特の圧迫感がありました。横幅にゆとりが欲しい人にとっては、少し狭く感じる設計です。

 

致命的なデメリット:頭上の収納棚が使えない罠

頭上の荷物入れ

そして、最もショックだった致命的な落とし穴がこれです。なんと、最前列右側の頭上にあるオーバーヘッドビン(収納棚)には緊急用機材や医療キットなどの非常用品が詰まっており、乗客の荷物をしまえない仕様になっていたのです。

 

最前列(バルクヘッド席)の共通ルールとして離着陸時は足元への荷物置きが禁止されているため、結局自分のバックパックは数列後方の空いている収納棚まで持っていって預ける羽目になりました。こうなると、着陸後にシートベルト着用サインが消えても、後ろから押し寄せる客の波に逆らって後方の荷物を取りに行かなければなりません。

 

最速で降機するためにわざわざ追加料金を払って1行目を確保したのに、荷物を取りに戻るタイムロスが発生し、一番乗りで外に出るという目的が完全に打ち砕かれてしまいました。

 

左側(1A〜1C)の頭上棚事情と注意点

では「左側の最前列(1A〜1C)」はどうなのかというと、こちらは右側と異なり、乗客用の手荷物収納棚がしっかり用意されています。

 

ただし、左側を利用する場合でも以下の2点には注意が必要です。

 

  • CAの備品とバッティングする可能性:1A〜1C側の棚の一部には、フライトアテンダントの私物バッグや機内デモ用備品が入っていることがあり、使えるスペースが通常より狭くなっている場合があります。
  • 足元への荷物置きは不可:右側同様、離着陸時に足元へ荷物を置くことは禁止されているため、小さなバッグであっても必ず頭上棚へ収納する必要があります。

 

そのため、最前列左側を確保できた場合でも、優先搭乗などを活用して早めに機内に入り、頭上棚のスペースを確実にキープしておくのが賢明です。

 

まとめ:セブパシの最前列を選ぶなら「左側」が一択!

今回、セブパシフィック航空の最前列右側(1D〜1F)を体験して学んだ教訓は以下の通りです。

 

  • 右側最前列:足元が狭く、頭上棚が使えないリスクがあり、降機時のタイムロスに繋がりやすい。
  • 左側最前列:CAさんと目が合う照れくささはあるものの、頭上棚が確保可能で、最速降機を狙うなら一択。

 

手荷物だけでスマートかつ最速でマニラに入国したい方は、次回予約時は迷わず「最前列左側」を指定することをおすすめします。

 

あわせて読みたい:マニラ空港(NAIA)完全攻略ガイド

マニラ首都圏の主要エリアと商業施設が広がる街並みの風景

今回ご紹介したセブパシフィック航空の座席選びや機内での注意点だけでなく、ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)到着後のターミナル間移動、市内(マカティ・BGC・パサイ等)への最も安全でスムーズなアクセス方法、両替・SIMカード調達まで、マニラ空港利用で失敗しないための完全ガイドを以下の記事で網羅・一元管理しています。

マニラ到着後の移動や滞在計画をより快適にするバイブルとして、ぜひこちらのまとめ記事もあわせてご活用ください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました