フィリピン

灯台下暗し。マニラのロックウェルの城下町、ローカルマーケットに潜入

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マニラ・マカティのロックウェル。マニラにフィリピン留学に来た人は一度は行って、そしてがっかりしたかもしれない。それもそのはず、クバオと並びマニラのがっかりスポットベスト5に入るからだ。しかし、何度か足を運ぶと色々興味深いところが見えてくる。今日は初めてロックウェルに行く人、リピーターの人向けに書いた記事だ。

 

ロックウェルセンターの地図・場所

ロックウェルセンターの場所はマカティのはずれ。エストレア通り沿いだ。エストレア通りはEDSA通りをガダルーペをアヤラ方面に向かいすぐのところにある。その立地のため、車が無いといきにくい。まさに城砦都市のようなロケーションである。

ロックウェルはロペス財団を親会社にもつロックウェルランド社が開発。ロックウェルセンターは1998年に開発が始まり今でも開発が続いている気の長い開発エリア。その中心部には2000年にオープンしたパワープラントモールがあり、その周辺にはオフィスやコンドミニアム、ロースクールやビジネススクールがある。

近くにはゴーゴーバーやゲイバー、小人バーで有名なブルゴス通りがあるので、その近くと言えば早いかもしれない。

 

パワープラントモール

写真はパワープラントモールを正面から見た図。実は入り口は正面にはない。

 

モールの正面を右に曲がり少し歩くと、メインエントランスがある。こうした隠しエントランス的な構造も、私の中でロックウェルが城塞都市と言われる由縁である。

 

パワープラントモールの内部に潜入

モールの中はご存知のとおり退屈。目新しいものはなく、既存のチェーンレストランが所狭しと立ち並ぶ。この日はYABUが大盛況だった。マグノリアでもYABUが満席だったような気がする。ついに空前のとんかつブーム到来だろうか?!

ロビンソンズマグノリアで日本食レストランを探してみたところ意外な結果に。

 

一方日本料理の代表格、ラーメンはというと閑古鳥が鳴いていた。このIKKORYU FUKUOKA RAMENはたしか、近くのセンチュリーシティモールにも出店していた。よっぽどこのあたりが好きだと推測される。

センチュリーシティモール(Century City Mall)の一康流福岡ラーメン

 

その他日本食レストランらしきZAIFUというところもまあまあの人気。

 

SMモールでは見かけず、シャングリラやアヤラモール等で見かけるホームセンター。富裕層を狙う戦略が効を奏しているのかもしれない。周辺には外資系のオフィスもあったので、駐在員が利用することも視野に入れているのだろう。

 

主なレストランは地下1階にあったが、上層階にいくと倒産するとかしないとかで話題のドイザラス。これも子沢山のフィリピンならではのテナント傾向。大きなショッピングモールに行くと必ずこの手のキッズ用テナントが入っている。

 

日系のよしみでMUJIも写真にとっておいた。

 

そのMUJIの横にブックカフェらしきものを発見。

 

色使いもヨドバシアキバにある書店のようなデザインで少しだけ「おっ、おしゃれじゃん」とうかつに思ってしまった。

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だいたいの人はタクシーで行くだろうと思うが、物好きな人は歩いていくかもしれない。ブルゴス通りが近いので昼間は観光でロックウェル、夜は夜遊び観光でブルゴスという社会人もいるかも知れない。城塞都市ロックウェルはその名に恥じず、陸の孤島なので、ブルゴスから歩くといってもちょっと変な導線になっている。

しかも、通行人はほとんどいないので、ブルゴスから徒歩で行く場合は寂しい一人ぼっちの昼下がりを経験することになるかも知れない。そんな、独身貴族の人のためにちょっとした隠れ通路を発見したので紹介したい。

 

パワープラントモールの西、道路沿いをブルゴス方面に行き、2つ目の角を右に曲がるとなんと、ロックウェルの城下町にでることが可能なのだ。先日実際に城下町にお忍びで行ってきたのでその様子をレポートしたい。

 

ロックウェル城下町レポート

パワープラントモールから行くとちょうど写真のところで右折すれば良い。

 

隠し通路の近くは、まだちょっとリッチ感が漂っている。

 

とても庶民には手をだせない賃貸料や売買価格。

 

隠し通路の入り口付近の一軒家貸し出し。それこそフィリピン留学語学学校を作っても面白いかもしれない。

 

あてもなくぶらぶら歩いていると、ローカル臭ただよう建物が見えてきた。

 

まさかこんなところにローカルマーケットがあるとは夢にも思わなかったので、一人で感動してしまった。存在に感動しただけであってマーケットの中はいつもどおり、感動もくそもない市場。先日いったクバオのマーフィーと同じ感覚だ。

古きよきクバオ、近代化の波にもまれるクバオ、大穴だらけのクバオ

 

しかし、その周辺にはフィリピン名物格安パン屋あり。

 

ローカル食堂ありと、いたれりつくせりのローカル城下町であった。

 

そのまま進んでいくとJPリーザルどおりに出てきたジョンソン&ジョンソンのビルがあった。

 

年季の入った教会もあり。

コメント

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