みなさんこんにちは。今日は、先日世界自然遺産に勧告された「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」のうち西表島の自然遺産スポットを紹介したいと思います。
私は現在、石垣島に住んでいますが、西表島は石垣島から船で1時間弱と、比較的行きやすいところに位置しています。
石垣島 ⇔ 西表島 上原港/安栄観光、石垣島 ⇔ 西表島 大原港/安栄観光、運航状況/八重山観光フェリー
西表島の自然遺産地図
上記は、環境省のサイトに載っていた西表島の世界自然遺産の場所をマッピングしたもの。現時点で3ヶ所だけしか載っていませんでしたが、それぞれが広大な敷地なので、スポット内を歩いて回るのは一苦労でしょう。
また上記以外にも、「ピナイサーラの滝」、「ナーラの滝」、日本最大級のサンゴ礁「石西礁湖(せきせいしょうこ)」等々、大自然を満喫できるスポットが盛りだくさんです。
下記で環境省のサイトで紹介されていたスポットを個別に見ていきます。
古見岳
古見岳の標高は469.5メートル。沖縄県では於茂登岳(石垣島)、与那覇岳(沖縄本島)、桴海於茂登岳(石垣島)に次いで4番目に高い山です。
古見岳は、西表島に住む人の間では、神が降り立つ山として信仰の対象となっています。
古見岳への行き方
古見岳への行き方は、大きく分けて2つ。ユツン川からのルートと相良川ルートがあります。ちなみに、西表島の固有林に入る場合は、警察と森林管理事務所に届け出が必要になる場合があります。
上記環境省のサイトでは、環境省、沖縄県、竹富町の縦割り3つ巴が原因で、届け出が必要な場合、不要な場合がいまいち良くわからないので、不安な場合は問い合わせましょう。
ユツン川ルート
ユツン川ルートは、ユツン川にかかる県道215号線の橋の南側にユツン川への入り口があります。C-2と書かれた「イリオモテヤマネコ飛び出し注意」という看板の裏側に「固有林からのお願い」という看板があり、その横からユツン川沿いにトレッキングをスタートします。
相良川ルート
相良川ルートは大原港方面から相良川の橋を渡ってしばらく進み、左手に舗装されていない広場があるので、そこに登山口があります。
船浦湾
環境省のサイトには「船浦湾からの眺望」とありますので、船浦湾自体ではなく、あくまで湾から見た西表島の景色なのでお間違えなく。
石垣島からの船着き場がある上原港から比較的近い場所にあるので、行きやすいスポットです。
仲間川
環境省のサイトに載っていたのは仲間川のマングローブ林。仲間川はマングローブの流域面積日本一を誇る川なのです。見どころは下記のとおりで、川沿いにのんびり見学できる船からのガイド付きクルーズがおすすめです。
- 日本最大の「サキシマスオウノキ」
- 島の東側にしか生えていない種「マヤプシキ」
- 世界に3ヶ所しかない「天然記念物ウブンドルのヤエヤマヤシ群落」
西表島の貴重な動物たち
上記で紹介したように西表島にはまだまだ手付かずの自然が豊富にあり、観光客を魅了しています。しかしながら根底にあるのは、その自然がはぐくむ下記のような固有種が住みやすい自然だということです。
- イリオモテヤマネコ
- サガリバナ
- ヤエヤママルバネクワガタ
- リュウキュウイノシシ
- ヤエヤマセマルハコガメ
- コガタハナサキガエル
- ニッパヤシ
- カンムリワシ
西表島でのツアー
上記では基本的に自力で行く方法を念頭に置いていましたが、もちろん西表島には様々なパッケージツアーが存在します。
下記で石垣島のユーグレナ離島ターミナルにあったヤマネコツアーズという旅行会社のパンフレットを紹介します。
半日カヌー&トレッキング
午前中の半日で西表島を満喫するコース。カヌー、トレッキングが体験できます。朝8時半の石垣島発のフェリーに乗れば、お昼の3時には石垣島に戻れる日帰りツアーです。
ツアースケジュール
- 8:10 石垣島のフェリーターミナルで受付
- 8:30 フェリーに乗船
- 9:20 西表島大原港から送迎
- 10:00 ツアーへ出発
- 12:30 ツアー終了。シャワー等。
- 13:15 送迎者で大原港へ出発
ジャングルピクニック
カヌーとトレッキングで「マヤロックの滝」を目指すツアーです。これも夕方には石垣島に帰れる日帰りコースになっています。
ツアースケジュール
- 8:10 石垣島のフェリーターミナルで受付
- 8:30 フェリーに乗船
- 9:20 西表島大原港から送迎
- 10:00 ツアーへ出発
- 15:30 ツアー終了。シャワー等。
- 16:15 送迎者で大原港へ出発
コメント