
海外駐在が決まってTOEICの勉強をしたくて、ライザップイングリッシュに申し込もうと思うんだけど、公式ホームページとか、紹介ブログとかしっちゃかめっちゃかで、1日単位又は1週間のスケジュールや使うテキストが全然イメージできません。
ライザップイングリッシュのサービスラインナップはしょっちゅう変更があるので、現在どのサービスが稼働しているのか、どのコースがどのスケジュールなのか公式ホームページではわかりにくいです。
また、実際に受講した人のブログ記事なども古い場合が多いので、情報の混乱を招いている原因の一つとなっています。
2019年6月12日に「TOEIC® L&R TEST スコアアップコース」と「英会話スキルアップコース」を軸とすることが発表されています。なのでこれ以外のコースは古いコースだと思って良いでしょう。
本記事では、現在稼働中の「TOEIC® L&R TEST スコアアップコース」と「英会話スキルアップコース」のスケジュールの違いを紹介して、その後、実際につかっているテキストをシェアしようと思います。
「TOEICコース」と「英会話コース」のスケジュールの違い
便宜上「TOEICコース」と「英会話コース」としてますが、実際は「TOEIC® L&R TEST スコアアップコース」と「英会話スキルアップコース」です。下記で「英会話コース」「TOEICコース」の順にスケジュールをみていきます。
スケジュールを立てて、その後のフォローまでしてくれるのがライザップイングリッシュ。CMも打ち出して大量の申し込みがあると予想されます。
英会話コースのスケジュール
下記はライザップイングリッシュの公式サイト「結果にコミットする® 3つの理由」の「03 挫折させないマンツーマン指導」というページにあった1日のスケジュール表です。
特に英会話コースの例とは書いていませんが、「高速変換」はTOEICにはあまり必要ではないですし、試験に必須の文法や単語の勉強時間がありません。なので、これは「英会話コース」のスケジュールと思って間違いはないでしょう。
ライザップイングリッシュは、ビジネス英語力アップのためにTOEICの点数を短期間で上げたいというニーズが少なくありません。TOEICコース希望の人が、誤って下記の「英会話コース」のスケジュールを参考にして、自習時のイメージが湧かないという、うっかりミスは無くしたいものですね。
TOEICコースのスケジュール
探してみると、ライザップイングリッシュの無料カウンセリング予約のページに、TOEICコースのスケジュール例が貼り付けてありました。やはり単語、リスニング、文法の勉強をしないとTOEIC試験は始まりません。
次の見出しでは、さらにTOEICコースのスケジュールを掘り下げて、その後使用するテキストについて言及します。
ライザップイングリッシュ公式HP 【かんたん60秒】無料英語力診断&目標カウンセリング予約はこちら
TOEICコースの平日スケジュール例
「TOEIC® L&R TESTスコアアップコース」での1日のスケジュールは、下記のとおり。基本的にビジネスパーソンをターゲットにしているので、仕事の合間の通勤時や食事休憩に1日3~4時間の自習を行うスケジュールとなります。
そして、実際に週2回は校舎に足を運んで、小テスト後、トレーナーさんと次のセッションまでの課題や勉強についてのカウンセリングを話し合うことになります。
まずは、公式サイトに載っているものから、個人ブログに載っていたもの、最後に私が考えたTOEIC800点を目指すスケジュールを載せてみました。
1日3時間の自習スケジュール(公式ホームページ)
- 30分:起床後にシャドーイング
- 30分:通勤時間で単語チェック
- 45分:昼食後のリスニング
- 30分:帰宅中に文法チェック
- 15分:食事のついでにリスニング
- 15分:シャワーの時間でシャドーイング
- 15分:就寝前に単語チェック
上記は公式ホームページに載っていたスケジュール例。細切れに7セットあります。スマホでアプリをセットしたり、教科書のページを探したりしているとあっという間に時間がなくなってしまうので、事前の準備をいつも以上にしておかないといけませんね。
1日3時間の自習スケジュール(400点レベル)
- 60分:通勤中に単語
- 45分:オフィスでディクテーション
- 45分:お風呂後に文法
- 30分:就寝前にリーディング
上記は、以前紹介したhiroshixさんのスケジュールを抜粋したものです。45分と60分を4セットに振り分けて効率よく3時間の自習時間を確保しています。
業務開始前にオフィスで45分のディクテーションをするのがうまいところです。従業員も少ないし、集中して長時間行うことができたのだと思います。
1日3時間の自習スケジュール(600点レベル)
- 30分:通勤電車でシャドーイング
- 30分:始業前ドトールで朝食文法
- 30分:昼食後に文法
- 30分:帰宅電車でシャドーイング
- 60分:就寝前にパート7
上記は私が実際に、フィリピンでTOEICを受けた際に勉強していた方法をライザップ風にアレンジしたもの。これにプラスして、週1回くらいで実際の模試を受けて、弱点パート把握後の微調整が必要です。
TOEICも600点くらいに行くと、パート1、2、6は後回しにします。鬼門のパート3、4、5、7に向けてひたすらトレーニングします。
シャドーイング
公式問題集のパート3、4を繰り返し、シャドーイングします。そのままの音声では間が開くので不要な部分は、Windowsであれば「Real Player」、Mac OSであれば「Quick Time」で切り取ってスマホに入れておきましょう。ライザップで推奨される公式問題集の1と2だけでは足りないので、全巻購入したほうが良いです。
文法対策
分厚いTOEIC用文法書を繰り返します。ライザップから推奨されている「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」でも良いと思います。パート5で時間を稼ぐためにも、反射的に答えが出るまで繰り返します。また、単語も文法書の問題と答えの中で覚えていきます。
パート7対策
近年パート7は複雑化の一途をたどっているので、中途半端なパート7対策のテキストや問題集はおすすめできません。本番と同じように、参照資料が複数ある問題が掲載されている問題集か公式問題集を繰り返し解きましょう。
これも公式問題集の1と2だけでは足りないので買い足しが必須です。これらをうまく回すことができれば600点から800点へ行くことが可能です。
働きながらですと、どうしてもだらけたり、スランプに陥る時があるので、そういう時のためにライザップがあります。適時、相談したり、カウンセリングを受けたりして、ペースを乱さないようにしましょう。
フィリピンでTOEICに励んでいた記事
ライザップイングリッシュ公式HP 【かんたん60秒】無料英語力診断&目標カウンセリング予約はこちら
TOEICコースで使用されるテキスト
以下ではTOEICコースで実際に使われたテキストを紹介します。学校から無料配布されるテキストもありますが、公式問題集などは配布されないので、書店かアマゾンで購入しなければなりません。
英単語用テキスト
- キクタン【Entry】2000
- キクタンTOEIC® TEST SCORE 600
- キクタンTOEIC® TEST SCORE 800
- TOEIC®テスト英単語・熟語マスタリー2000
- TOEIC®テスト公式問題で学ぶボキャブラリー
- RIZAP ENGLISH Vocabulary Intermediate
- RIZAP ENGLISH Vocabluary Advanced
文法用テキスト
- TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
- TOEIC®テスト全パート対策英文法
- RIZAP ENGLISH Basic Grammar
- RIZAP ENGLISH Essential Grammar
リスニング用テキスト
- TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問
- RIZAP ENGLISH Listening Drills
リーディング用テキスト
- TOEIC L&R TEST 読解特急2 スピード強化編 (TOEIC TEST 特急シリーズ)
総合・模試用テキスト
- 公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1
- 公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 2
ライザップイングリッシュ公式HP 【かんたん60秒】無料英語力診断&目標カウンセリング予約はこちら
コメント