みなさんこんにちは。今日はタイのアユタヤ編です。先日行ってきましたタイのアユタヤで興味深い博物館があったのでそのことを記事にしたいと思います。
その博物館は「ミリオントイ博物館」。その名のとおり無数のおもちゃが館内に展示されている現代的博物館。バンコクなどの都市部にあるのならなんとなくわかりますが、なぜ仏教遺跡が数多く点在するアユタヤの中州付近にあるのかが謎ですが、実際に行ってみると普通のおもちゃ博物館のような感じでした。
アユタヤツアーでは、おそらく行かない場所だと思うので、個人でふらっと立ち寄った際に行っても良いかもしれません。
アユタヤのミリオントイミュージアム概要
クリク・ユンプン氏(Krirk Yoonpun)が手掛けたミリオントイミュージアムは、古今東西のおもちゃを展示している私立の博物館です。ポピュラーなものから、作品の中には希少価値がるものもあり、クリク氏が子供の頃から集めた個人所有のおもちゃが展示されています。
シーナカリンウィロット大学の子供文学部の講師、クリク・ユンプン氏は、1982年に日本で野間文芸翻訳賞を受賞した後、彼は多くのおもちゃが展示されている北原おもちゃミュージアムを訪れ、その圧倒的な数の多さに圧倒されました。彼はタイに戻ると、過去20年分のおもちゃを集め始めました。今から10年前、彼は現在博物館が建つ、当該エリア(フアレム、プラナコンシーアユタヤ)をたまたま見つけて購入することを決めました。その後、博物館が徐々に建設され、最終的には「クリクヨンプンのミリオントイミュージアム」になりました。
おもちゃ博物館の地図
ミリオントイ博物館はアユタヤの遺跡の数多く残されている中州エリアの北西にあります。
中州の北側の道路を西に走っていると右手に、らしからぬ建物が見えてきます。ただ、「MILLION TOY MUSEUM」という表記がされているので、半信半疑で中に入りましょう。
▽自転車を借りたアユタヤのお宿▽
博物館の入場料
建物自体は正面からみるとこじんまりしていますが、中に入るとけっこう広いです。建物東側が入り口になっているので、外国人は50バーツ払って中に入りましょう。入り口ではキャプテンアメリカ氏が出迎えてくれます。
ミリオントイ博物館の中
ミリオントイガチャポン
館内で目に付くのは、小さいフィギュアの数の多さ、ガチャポンで引いたものもあると思いますが、かなりの資金を投じたことが如実にわかります。
お子様向けミッフィーやキューピー
館内はバラエティ豊かな玩具の数々が展示されています。アキバオタク向けのものから、上記のような小さいお子様ようのぬいぐるみや人形も数多く展示。同じものが数体あっても意味は無いと思いますが、そこはコレクターの真骨頂なのでしょうね。
お宝探偵団に出してもおかしくない骨董品
現代的おもちゃの他、時計やキーホルダー、兜やこけし、五月人形など、昔の骨董品のようなものまでバラエティに富んでいます。中には高値がつくものもあるのかも知れません。
特大フィギュアの迫力
ガラスケースに入れられた小さなフィギュアから、大人の背丈ほどもある特大のフィギュアもあります。ウルトラマンに限っては、よくそんな同じウルトラマンを集めたなというくらい、同じものが置くところに困っているかのごとく2階フロアに並べられています。
昭和時代のマスコットキャラクター
鉄腕アトムやウルトラマンの怪獣のフィギュアも多数展示。幼少時代に買って遊んだ中年男性も多いのではないでしょうか?今考えると、謎の宇宙音がでるスペース銃もガラスケースに大切に保管されています。
となりのトトロなどのジブリシリーズやワンピース
今や飛ぶ鳥を落とす勢いのワンピースのフィギュアやとなりのトトロのフィギュアもあります。
ミリオントイグッズ販売
ミリオントイグッズといっても、日本の駄菓子屋や夜店で売っているようなものが販売されているコーナーがありました。クリク氏が夜店で大人買いした画を想像すると笑えてきます。
博物館レイアウト
博物館は2階建て。2階の奥にはまだまだスペースがありそうだったので、今後も拡張していくことが予想されます。
館内にはもちろん黄金のガネーシャ様も鎮座しています。
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