今日は、五時半に起きましたが会社へ行く前は頭がぼーっとしていて、そのまま休もうかと思った高木です。
さて先日よりシリーズ化している「深セン観光旅行」特集を今日もお送りいたします。
コアなファンから「マニラ特集じゃないのか」と怒られそうですが、一時的なものですので、お付き合いいただければと思います。
中国のネット事情
先日も少し記事にしましたが、中国のインターネット事情は特殊でグーグルやフェイスブック、ツイッターは基本的に使えません。
代わりに中国版グーグルの「バイドゥ」で検索をすることになりますが、日本語の情報が少なくて検索の効率性はとても悪いです。
なぜ、そんなことをするのかというと政府が中国にいる人々の言動を逐一チェックしているからに他なりません。社会主義国家だけに、海外のサイトに刺激を受けて、反政府運動をおこされたくないわけです。
この中国でのネット規制を俗に金盾工程(金盾プロジェクト、英語ではGolden Shield ProjectやGreat Firewall of China)と呼ばれています。
しかしながらこの金盾、すり抜ける方法が2つありまして、一つはVPNを使う方法、もう一つは、海外製のSIMカードをローミングして使用するという方法です。
中国でVPNを試してみた
過去記事のとおりまずは無料のOpenVPN Connectをスマホに入れて、記事のとおりやってみましたが、うんともスンとも言いませんでした。
【裏技】日本にいないと接続できないネットサービスにフィリピンや中国から無料でアクセスする方法
2018年に入って、このVPNは中国政府よりさらなる規制を受け、いつも以上にネットにつながりにくくなっているとのこと。根気よく使えるVPNを探しましょうと言っていますが、そんな時間はないのです。
香港空港で香港製のSIMカードを購入
VPNがだめであればもう一つの方法、海外SIMカードをローミングして使用するしかありません。
今回香港国際空港経由で深センに向かったので、その選び方と購入方法を紹介したいと思います。
中国移動
まず始めに香港空港到着ロビー内にある中国移動というショップに行ってきました。
これが店頭にあった料金表。今思えばここで真ん中の「中国内地及香港」というSIMカードを買えばスマホでインターネットが見れたのになぜここで買わなかったのかはド忘れしました。
ただ、後述しますが、ネットだけでなくSMS付きのものでないと深センなどの中国本土では不便なので、今思えばこの左にある広東、香港、マカオでデータ通信と通話ができるものがベストバイでした。
店員さんには、もうひとつのショップが近くにあるわよと言われて軽くあしらわれました。
1010
その後に行ったのがこの1010というショップ。
いろいろあるようでしたが、香港内でしか使えないとのことでした。
セブンイレブン
途方に暮れた矢先、ふと目の前にセブンイレブンの文字が飛び込んできました。確か、シンガポールやタイではコンビニでSIMカードを買った覚えがあるので、ひょっとしたらと思い、セブンイレブンに飛び込みました。
するとありました!!中国国内でインターネットが使えるというSIMをゲットしました。しかも108香港ドルに値下げされていて、さらになぜかレジで80香港ドルになりました!
ただ、後々になってすごく後悔したのですが、中国に行くときはインターネットだけでなくSMSのテキストメッセージが打てるSIMカードを絶対に買ってください。
Wechatの認証や乗り捨て自転車に認証にSMSが使われるので、インターネットだけのSIMですと、数少ないSMS付きのSIMを探すため私は深セン内を歩き回りました(苦笑)。
地図
ざっくりですが、中国移動、1010、セブンイレブンの地図を載せておきます。Level5と書いていますが、いちおう到着ロビーです。
香港空港内でのSIMの選び方、買い方まとめ
SIMカードは香港空港でも買えるけど日本国内でも買える
ネットだけのSIMの場合、香港国際空港のセブンイレブンか中国移動のショップで買う方法もありますが、事前に日本のアマゾンで購入するという方法もあります。
香港到着が深夜帯でショップが開いているかわからない場合はアマゾンで買っておきましょう。
その後中国国内で必要に応じてSMS付きのSIMを購入するという流れです。深センでのSIMの買い方はまた次回以降の記事で紹介します。
インターネット+SMSのSIMを購入
事前にアマゾンでネット+SMS+通話SIMを購入ということであれば下記ぐらいでしょうか。
10+1日間使用可能、100分通話、100通SMSがついているというすぐれもの。これを買っておけば、特に香港を経由しなくとも日本から直接中国に飛んでも良いです。
値段的にこれが中国移動ショップの看板の左にあったものだと思いますので香港空港でも購入可能だと思います。
最近はエアシムというシムの入れ替えをしなくとも自動でローミングする香港発のSIMもあります(2019/6/15追記)
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