みなさんこんにちは。為替の関係で、台中在住中、1食当たりの単価がやばすぎて日々ローテーションする食堂を探し回っているTKJです。
さて、台湾の現地食で有名なもののひとつに魯肉飯があります。この魯肉飯、実は現地の食堂でも格安においしくいただけることを滞在数日たって発見しました。
また、小籠包も日本人には馴染みの深いもので、現地でもリーズナブルに食せます。
台中初心者なので、まずはこの魯肉飯と小籠包を食べることのできる食堂を制覇しようと思います。読者のみなさんも台中に来るときに迷わないようグーグルマップのリンクも合わせて紹介します。
魯肉飯
中正國民小學裏の魔飯食堂
バス停名にもなっている「中正国民小学」の裏、公益路を南に渡ってすぐのところにある魔飯食堂(mó fàn shí táng)。名前がおどろおどろしいですが、いたって普通のローカル食堂です。


この日は魯肉飯(lǔ ròu fàn)大と燙青菜(tàng qīng cài)を注文。75元。店のおっちゃんも気さくな感じでローテーションの一角に入ります。
燙青菜は空心菜かと思ったのですが、小松菜か何かでした。でも普通においしかったです。
美村路の古早飯堂

SOGOの横から南に入る美村路(měi cūn lù)沿いにある古早食堂(gǔ zǎo fàn táng)。古いのか新しいのかわかりません(笑)。美村路は激戦区なので、値段はそれなりにはるかなと思ったのですが、意外にもローカル感があり、地元の人に愛されているような感じです。
- 営業時間:月~日(11:00~20:00)
- 電話番号:0423292200
- 住所:台中市西區美村路一段85號
- 台中 古早飯堂の地図はこちら(Googleマップ)


この日は魯肉飯(lǔ ròu fàn)に贅沢に半熟(bàn shú)荷包蛋(hé bāo dàn)をトッピング。見るからにアジア飯という感じで、50台湾ドル。

別の日の燒烤猪肉飯(shāo kǎo zhū ròu fàn)70元と半熟卵15元。
古早食堂を3ブロックくらい南に行くと50嵐があるので、肉舌を甘舌にするのに便利です。フィリピンのミルクティー屋でヘビロテだった布丁奶茶(bù dīng nǎi chá)、微糖(wēi táng)、去冰(qù bīng)を発注。微糖だと甘さが足らず。午後ティーをちょっと薄くした感じの甘さなので、次回は半糖(bàn táng)に挑戦。
新光三越近くの大聲喊食堂
新光三越へ両替調査へ行った際、隣の大遠百に行く前にどうしてもおなかが空いたので、行ってきてしまったこの大聲喊食堂(dà shēng hǎn shí táng)。ここのおっちゃんが超フレンドリーなので、是非おっちゃんに会うだけでも行ってみてください(笑)。
魯肉飯(lǔ ròu fàn)大が50元。肉以外に辛メンマ的なものが乗ってました。

神仏を目の当たりにしながら飯を食うという貴重な体験をしました。あと、犬がいるのと、おじいちゃんがスクラッチくじに夢中なのと、小さいお嬢ちゃんがいます。

魯肉飯大が50元、小が35元。大家族の台所、居間をそのまま開放したような、ドローカルな食堂でした。
台鉄台中駅近くの福來順
台鉄台中駅近くの福來順(fú lái shùn)。電子街、宮原眼科も近いので観光がてら良いのではないでしょうか。こちらもお店のにーちゃんが気さくなので、ルーローハンと言えばすぐにルーローハンが出てきます。

魯肉飯(lǔ ròu fàn)と燙青菜(tàng qīng cài)を注文。やっと空心菜の登場。

メニューに魯肉飯は書いてなかったのですが、200元を払って140元のおつり。魯肉飯30元と燙青菜30元という計算です。
美村路の富狀元豬腳

宿の日本のかたから教えてもらった富狀元豬腳(fù zhuàngyuán zhū jiǎo)。臺中市民廣場の真ん中を西に行った美村路(měi cūn lù)沿いにあります。魯肉飯だけでなく、豚足なども有。スタッフがお客さんより多いフィリピン式店舗運営(たまたまだったかもしれませんが)。
- 営業時間:火~日(11:00~15:00、16:00~20:00)、月曜休み
- 台中 富狀元豬腳の地図はこちら(Googleマップ)


豚足110元、豚のしっぽ160元などなど、また次回来たいですね。
魯肉飯(lǔ ròu fàn)と潤油豆腐(rùn yóu dòu fu)を注文。豆腐は普通に見たまんまの味。食器類は店奥の棚から取り出すスタイルでした。40元と25元で計65元。
中美街の鹿港肉焿
美村路を一つ西に行った通りにある中美街沿いにある鹿港肉羹(lù gǎng ròu gēng)。実は、店名の最後の文字は店頭の看板「焿」とグーグルマップ「羹」で異なるのですが、「焿」が特殊な感じだからだと推測されます。

食べたのは肉燥飯(ròu zào fàn)と乾麵(qián miàn)。乾麺は過去記事でおなじみですが、肉燥飯とは何なのでしょうか?
【魯肉飯、爌肉飯、肉燥飯って何が違うの〜?】によると、魯肉飯、爌肉飯、肉燥飯は同じだそうです。北部と中部で魯肉飯(lǔ ròu fàn)又は爌肉飯(kuàng ròu fàn)と呼ばれるものが、南部では肉燥飯(ròu zào fàn)と呼ばれるようです。
魯肉飯特集と言いながら別のものに浮気をしてしまったのかと思いましたが、結果良かったです。

肉燥飯には肉の他、まさにたくあんが乗っていました。

殺菌マシンの中から取り出すお箸システム。画期的。

肉燥飯40元と乾麵40元で80元。

鹿港肉焿を北上すると向上市場がありますので、お口直しに持ってこい。

エッグタルトが一つ20元。メニューではなぜか30元。ハオツーでした。
美村路の排骨大王

美村路の排骨大王(pái gǔ dà wáng)。魔飯食堂といいコンビです。場所は古早食堂と50嵐の間くらい。よそ見してるとスルーしそうな地味さの外観でした。調べると夜遅くまでやっていますので、ほとんど20時くらいで閉まる店が多い中有難い店。
- 営業時間:月~金(17:00~1:00)、日曜休み
- 台中 排骨大王の地図はこちら(Googleマップ)

魯肉飯50元と炒麺40元。魯肉飯には、小さいながらも揚げ豆腐が入っていました。日本人とわかると「ありがとう」と言ってくれる気さくなおっちゃんだったので、サービスだったのか!?
小籠包
大里老街の傻師傅湯包

- 営業時間:日水金土(6:00~13:00)、月火木(6:00~13:00、16:30~20:00)
- 台中 傻師傅湯包の地図はこちら(Googleマップ)
菩薩寺のついでに行った大里老街にあった傻師傅湯包(shǎ shīfù tāng bāo)。小籠湯包(xiǎo lóng tāng bāo)が8個で70元。ちなみに小籠包と小籠湯包の違いは、前者が「皮厚め+肉汁少なめ」なのに対し、後者が「皮薄め+肉汁多め」というところです。

ちょっと辛めにしてもらいました。

ちょうど良い辛さと、そこまで熱くなかったので一口でほおばれました。美味しかったです。

エアコンが無いので暑かったですが、小籠包製造過程が垣間見れて良かったです。あと、お金を払ったのに、後から追いかけてきて、「お代忘れてない?」と言われたのでびっくりしました。単に向こうの勘違いでした。
第五市場の吉老闆

第五市場の南、林森路沿いにある吉老闆(jí lǎo bǎn)。小籠包は80元。普通にうまい。
- 営業時間:月金以外(6:00~13:30)、月金休み
- 台中 吉老闆の地図はこちら(Googleマップ)
- 詳細記事:台中観光第五市場「今と昔、そして自然満喫」半日コース
向上路一段の饕之鄉
この饕之鄉(tāo zhī xiāng)は、有名なのであまり言うことは無いかも知れません。人気店だけあって、店舗は3店舗分のスペースを使っています。

他店同様、注文したいものを紙に書きますが、他店と違いお金は後払い。

前述のとおり、店内スペースが広いので、テーブルも好きには選べず番号形式。料理がもう来てました。

小籠包も普通にうまい。8個120元。

タレはセルフ、後追いの一品料理も作り置きでありました。
小籠包総括
小籠包をいくつか食べ歩きましたが、結論として全部うまい。違いがあるのは店舗の造りや清潔感。清潔感ならやはり、人気店の「饕之鄉」に軍配が挙がります。
その他ローカル飯
ルーロー飯と小籠包を制覇する中で、ついでに立ち寄ったローカル食堂を下で紹介します。
科博館水煎包

- 営業時間:水~日(12:00~19:00)、月火休み
- 地図:https://maps.app.goo.gl/Nzp2L9khLuvJHcoe6
科学博物館近くの水煎包(shuǐ jiān bāo)。地元に根付いた人気店。常に行列ができてます。
値段はリーズナブル。ただ、どんな味がするのか、最初は味ガチャです。基本は肉まんと考えたら良いのでハズレは無いと信じたいです。

肉鬆蔥捲(ròu sōng cōng juǎn)は見た目ぱさぱさした繊維状のものが入っていました。東南アジアでよく見かける無駄に甘いやつかなと思いましたが別物。普通にうまい。15元。

店名回収の水煎包(shuǐ jiān bāo)。20元だけあってボリューム満点。あと買いたてだと、焦げ目もサクサクでまじうま。コショウも効いていてそのままでも問題ないのですが、キャベツの水っぽさと相殺するためにソースをつければ味変ついでに一石二鳥です。

酸菜花捲(suān cài huā juǎn)は野菜盛りだくさん。じゃっかんピーマンの主張が強いです。水煎包の下位互換の感じ。

葡萄奶酥(pú táo nǎi sū)。黒豆かと思った黒いものはブドウ。スイーツとして食べるのが吉。言葉がわからないと陥るトラップです。
美村路の九初

美村路(měi cūn lù)を南下、前述の古早飯堂、50嵐を通り過ぎ、公益路(gōn gyì lù)を横断。富狀元豬腳を過ぎたあたりにある九初(jiǔ chū)。餃子のお店です。水餃子を食べれる所は多いですが、焼き餃子の美味しいお店はここ。
- 営業時間:月~日(11:00~16:00、17:00~20:30)
- 台中 九初の地図はこちら(Googleマップ)

オーソドックスな高麗菜鮮肉煎餃(Gāo lí cài xiān ròu jiān jiǎo)をオーダー。85元。お昼3時くらいに行ったのでお客さんは少なかったのですが、出てくるのが遅かったです。あと、焼き加減がもうちょっと欲しかった。

餃子のタレはセルフ形式。自分好みに作れるのがうれしいですね。

セルフオーダー機のようなものもありましたが、レジで直接注文しました。


次に来た時に注文しやすいようにセルフオーダー機の写真を撮りました。写真があるとわかりやすいですね。

後々調べると16時から1時間休憩に入るようで、店を出た直後にシャッターが閉まってしまいました。オーダーが来るのが遅かったのと焼き加減が中途半端だったのは、早く休憩に入りたかったからだったのでしょう。次は、あまり時間をずらさないようリベンジしたいと思います。








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