みなさんこんにちは。今日は今何かと話題のフィリピン留学エージェントについてです。フィリピン留学では名の知れたフィルポータルの運営会社がWeb部門を運営している「SOUDA」という代理店について、情報をシェアしていきたいと思います。
フィリピン留学エージェント「SOUDA」とは
SOUDAとは「株式会社狼たちへの伝言」によりWebサイトが運営され、「株式会社カジノエージェンシージャパン」が留学エージェント事業を行っている少々ややこしいスキームのサービスブランド。
実はこの度、狼たちへの伝言は、兼ねてより協力関係にあった留学エージェントSOUDAを正式に買収することが決定いたしました。
フィルポータルのサイトには2016年12月26日付で上記のような告知がありました。SOUDAというのはサービスブランドかと思っていましたが、会社のように買収できるのですね。買収というか、営業権の譲受けか何かかも知れません。
SOUDAの内部組織
前述のとおりSOUDAは、「狼たちへの伝言」と「カジノエージェンシージャパン」の2つの会社で運用されているフィリピン留学エージェントサービスです。下記でそれら会社の内部事情を調べてみました。
株式会社狼たちへの伝言
2016年2月4日設立。一見すると変わった会社名です。落合信彦の著書名からとったとかとらないとか。SOUDAのWebサイト部門を運営しています。また、フィルポータルの運営も手掛けています。
はてなブックマークに上記のようなものがありました(元記事は削除)。ここから推測すると、もともと個人でやっていたフィルポータルというフィリピン留学ポータルサイト。そのフィルポータルの運営のために「株式会社狼たちへの伝言」という法人を設立したかのように見えます。元記事が削除されているのが少々意味深。
ちなみに坂内氏が2016年2月7日にこれに関してコメントしているので、法人設立もそのあたりかと思われます。
学び フィルポータルが会社になりました。 株式会社狼たちへの伝言 | フィルポータル
フィルポータル
ちなみにそのフィルポータルですが、もともとセブを拠点に活動。しかしながら、ブライチャーと揉めてバギオに移行。BESA(バギオ英語学校協会)をスポンサーにしてやっていたようですが、ここでもBESAと揉めて、現在は営業先の学校を探しているそうです。
フィルポータルのサービス開始時期は不明ですが、最初に書かれた記事は2015年5月3日。5月中には、下記の人たちが記事を書いているので、その人たちが創業メンバーかと思われます。
- 高木 祐寿穂さん
- 近藤 あやさん
- 伊藤 光太さん
- 藤岡 勇気さん
- 坂内 学さん
- 岩辺 智博さん
- Erina Hayamiさん
- つぶ塩さん
- 神農 亮さん
創業メンバーに藤岡 勇気氏も入っているので、おそらく藤岡氏がメンバーを募ってフィルポータルを立ち上げたに違いありません。もともとカジノエージェンシーという会社の経営者だった藤岡氏。フィリピン留学に目を付け、試しに情報サイトを立ち上げ、けっこう波に乗って来たので、法人格を別に取得したという流れでしょうか?
フィルポータルのサイドバーには執筆者一覧があるのですが、そこには、創業メンバーの「つぶ塩」さんと「神農 亮」さんの名前がありません。何かトラブルがあったのだと推測されます。
株式会社カジノエージェンシージャパン
株式会社カジノエージェンシージャパンは広告コンサルタントとして、屋外・屋内広告はもとより、留学事業やカジノコンサル等を手掛けてきました。フィリピン留学エージェントSOUDAのエージェント部門を運用しています。
もともとは2014年に設立された合同会社エム・エス・ジーという会社でしたが、株式会社カジノエージェンシージャパンに組織変更した流れとなります。
SOUDAの時系列
上記で色々述べましたが、整理のために下記で時系列で説明しようと思います。
- 2014年11月:株式会社カジノエージェンシージャパン(旧合同会社エム・エス・ジー)設立
- 2014年12月22日:SOUDAのドメイン[philippines-cebu-ryugaku.com]取得
- 2015年5月3日:フィルポータルサービス開始
- 2016年2月4日:株式会社狼たちへの伝言設立
- 2016年2月:株式会社狼たちへの伝言がフィルポータルの運営を開始
- 2016年12月26日:狼たちへの伝言がSOUDAを買収
フィリピン留学代理店「SOUDA」の評判
SOUDAの評判をいつもどおり個人のブログで探してみたのですが、全くありませんでした。SOU:DAで検索しても全く引っかかりません。悪い評判はもとより、良い評判もありません。謎です。
SOUDAの規約
ブログの口コミが無くとも、そのエージェントの利用規約を読めば、そのエージェントがどんな阿漕な商売をしているかどうか、わかります。SOUDAの場合も規約を読んでみることにしましょう。
当社と申込者間における留学コンサルティング契約(以下「本契約」)の取引条件を定めたものです。
これはSOUDAは留学先を斡旋するのではなく、あくまでコンサル、相談に乗りますよというスタンス。
第9条(本契約の解除)
- 申込者は、当社に通知することによって本契約を解除することができます。解除された場合、以下の費用をご負担頂きます。
- 契約成立日から留学プログラム開始日(予定日)の15日前まで
当社事務手数料 30,000円
留学プログラム費用の全部または一部(各研修期間の規定に従います)- 留学プログラム開始日(予定日)の14日前以降(留学プログラム開始後も含みます)
当社事務手数料 50,000円
留学プログラム費用の全部または一部(各研修期間の規定に従います)
開始日の14日前以降ですと50,000円が手数料としてSOUDAに取られ、学校によっては、全く返ってこない場合もあります。フィリピン留学の最安は4週間で50,000円ですので、それがまるまる吹っ飛んでいく計算になります。
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第12条 (当社の業務責任の範囲)
当社の責任は留学期間の斡旋行為に限定されます。
最初にコンサルと言っておきながらここでは斡旋と表記しています。どっちなんでしょう。
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