今日は、趣向を変えてワードプレスのサーバー移行方法をシェアしたいと思います。
以前にも紹介したのですが、ところどころ抜けがありましたので再度、一連の流れを画像を交えて紹介したいと思います。
前回はけっこう時間がかかったと思うのですが、今回は午前中だけで済みましたので、予め手順を知っておくことは大事だなと改めて思いました。
ドメイン移行準備
All-in-One WP Migrationで移行元のデータをエクスポート
まずは移行元のワードプレスの管理画面で移行元のデータをAll-in-One WP Migrationを使ってエクスポートします。
過去記事:【ワードプレスのサーバー移行】まだphpマイアドミンで疲弊しているの?WP Migrationつかっちゃえばいいじゃん。
アドオンドメインの作成
ミックスホストの管理画面からアドオンドメインのアイコンをクリックします。
新しいドメイン名には、移行元のドメインを入力します。wwwは不要です。
サブドメインは謎ですが、新しいドメイン名を入力すると自動的に入力されるのでそれを利用します。
ドキュメントルートはphpファイル等のデータをアップロードするフォルダですが、これも自動的に入力されるのでそれを利用します。
移行元でのネームサーバーの変更
ネームサーバーを変更する前に、移行元でAll-in-One WP Migrationのエクスポートでたがダウンロードされているか、必ず確認しましょう。
ネームサーバーを変更すると、一時的に元のワードプレスにはログインできなくなるので注意。
移行元のドメイン一覧で当該ドメインのネームサーバーを変更するアイコンをクリックします。
ミックスホストのネームサーバーは下記ですので、移行元のDNSに下記を入力します。
- ネームサーバー1: ns1.mixhost.jp
- ネームサーバー2: ns2.mixhost.jp
- ネームサーバー3: ns3.mixhost.jp
- ネームサーバー4: ns4.mixhost.jp
- ネームサーバー5: ns5.mixhost.jp
参考:ネームサーバーの設定方法
設定後ネームサーバーはすぐには切り替わりませんので、24時間から72時間程度待ちます。環境によってはすぐ反映される場合もあります。
移行先でワードプレスのインストール
ネームサーバーが変更されたら、ミックスホストの管理画面でワードプレスをインストールします。
ネームサーバーが変更されていると移行するドメインが選択できるようになっているので、それを選択します。
他の項目は後で変更できるので、特に変更する必要はありません。
移行先のワードプレスでデータをインポート
移行先サーバーでワードプレスがインストールできたら、テーマは全く異なるものが入っていますが、気にせずAll-in-One WP Migrationを新規でインストールします。
上記画像のようにAll-in-One WP Migrationのバックアップから復元するには、有料プランが必要です。ここではインポートを選びましょう。
以前の記事では、ミックスホストの/public_html/ドメイン名/wp-content/ai1wm-backups/へアップロードすれば、ミックスホストのワードプレスでバックアップを復元できるような記述をしましたが、今回はできませんでした。謎です。
過去記事:【ワードプレスのサーバー移行】エラー連発だけど、一つずつ丁寧に紐解いていく。最後に起こった大問題とは。
ほとんどの場合はデフォルトの最大アップロードファイルサイズが128MBになっているので、移行先サーバーのwp-admin、wp-contents、wp-includesフォルダと同じ階層にある.htaccessファイルに下記を追加します。
php_value upload_max_filesize 528M
php_value post_max_size 528M
php_value memory_limit 256M
php_value max_execution_time 300
php_value max_input_time 300
追加後は528MBまでアップロードが可能になります。データのインポート後は、念の為上記は削除して元に戻しておきましょう。
その後は、予め移行元でエクスポートしたデータをインポートすれば、以前の環境がまるまる移行完了です。
【ワードプレスサーバー移行3部作と番外編】
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