みなさんこんにちは。今日もバンコク散歩編、クロントーイ市場周辺を紹介したいと思います。バンコクでは意図的に日本人宿に泊まっていたのですが、その宿の近くに偶然にもローカル市場がありましたので、前回行ってきたバンコクスラム街の後に散策してきました。
クロントーイ市場とは
クローントゥーイ市場はバンコク最大の新鮮な肉、魚、魚介類などを取り扱う市場です。最寄り駅はクローントゥーイ地区のMRTクローントゥーイ駅又はMRTクイーンシリキット国立コンベンションセンター駅、ラマ4世通り沿いにその市場はあります。市場では、生肉、魚介類、農産物、その他いくつかのアイテム(衣類、台所用品など)が低価格で提供されていて、毎日午前6時から翌午前2時まで営業しています。2010年1月、CNNはバンコクで最も市場らしい市場の1つとして、また二日酔いを避けるための場所としてリストアップしました。
バンコクのコンクリートジャングルの奥深くにある小さな隠れたエリアにある、この広大な市場では近隣住民の独自の生活を垣間見ることができます。無機質な大都市のビル群内にひっそりと隠れていて、せわしないラマ4世通りからは事実上気付かれない、心地よく、都会の喧騒からは想像もつかないゆったりとした環境があります。市場の一部のエリアでは少し血まみれになる可能性がありますが、すべてのエリアが生肉で厳密に満たされているわけではないので、心配はありません。またお腹がすいた場合でも、タイのカレーやその他の地元の定番料理を出す屋台がいくつかあります。
アクセス方法:MRTに乗り、クロントーイ駅まで行き、エスカレーターを出て、ラマ4世とナロン通りの大きな交差点に達するまで、タンラクファイコ/ラマ4世通りを東に10分間歩くと、市場が右手に見えてきます。または、バス乗車の際は45、46、72、102、または107番で行くことも可能です。
MRTクイーンシリキット国立コンベンションセンター駅下車の場合は、ラマ3世通りを4世通りまで南下すると交差点の南西に市場が見えてきます。ラマ3世通りと4世通りの交差点は交通量が多いので、交差点に架かる歩道橋で市場の近くまで行くことになります。
スラム街からクロントーイ市場まで
私は今回スラム街から行きましたので、MRTを使う方法ではなく、反対側からサウトン・コーサ通りを西に向かって進みました。141番のバスが通っているのが見えます。
サウトン・コーサ通りから市場の中に入ると、午後の時間だったためか、殺風景な風景が続きます。写真は西に向いて撮った写真。都心のビル群とマーケットのコントラストが良い味を出しています。
クロントーイ市場の中
地元民用の市場なのに明朗会計な値札が随所に立ててあります。観光で行って何か買いたいと思っても、言葉が通じないと思いますので、安心の値札システムです。プラカノン市場に行った際も値札がついているのを多くみかけましたので、バンコクはそういう文化が根付いているのかも知れません。
衣類も格安で購入可能です。食べ物だけでなく生活用品もここで購入することが可能です。
ココナッツ売り場もたくさん目にしました。値札にはおそらく原価に近い値段が記載。これが観光地に出回り2倍、3倍の値段で売られることとなります。かなり利益率が良い商売ですね(笑)。
本格的に市場があわただしくなりました。未舗装の道路にビニールの屋根、ホーチミンで行ったローカル市場を思い出します。雨が降るともちろん水たまりだらけになります。
この売り場だけすごく赤かったです。よくよく見てみると屋根が赤色のビニールでしたので、赤の色素が強調されているだけでした。日本では、古い肉に赤い照明を当てて、鮮度をごまかすというのを聞いたことがありますが、この店ではそのちょろまかしを最先端でやっているということですね(笑)。
屋内の売り場もありますが、この日は閑散としていました。
モデナで一息
クロントーイ市場の散歩もひと段落つき、ちょっと休憩したいなと思っていた矢先、ラマ4世道路をはさんで反対側にモデナというホテルと商業施設が合体したビルがありましたので、エアコンで汗も乾かそうと向かったのであります。
この施設の1階にあるカフェでタイ風緑茶を飲んで涼みます。
テーブルの下に電源があったので、スマホも充電できて準備完了!
びっくりしたのが、このモデナにあるセブンイレブンにセルフレジが導入されていたことです。誰も使っていませんでしたが、このあたりはひょっとしたら日本より進んでいるのではないかと思います。日本ではローソンが検討段階だというニュースを聞いたような聞いてないような。
そして、ダブルで驚いたのがこれ。レジごとにここでしっかり待ちなさいという、目印。これで、フィリピンでよくある、だれがどのレジに並んでいるかわからないカオス状態を激減できますね。フィリピンでもやって欲しいものです。
懐かしのローカルエリアを再訪
実は今回このクロントーイ市場へ来たのにはもう一つの理由があります。2013年4月にバンコクに初めて来た際に、右も左もわからずに来た場所がこの近辺だったからです。地図をみると偶然にも泊まっていたゲストハウスから近かったので驚きです。いわゆる下記の記事でも言及している点と点がつながる現象です。
当時はもっと露店が多かった気がしますが、この小川に架かる橋から中に入ります。
この袋小路に立つアパート群は健在でした。一種独自のコミュニティーのような、日本の戦後の住宅地のような独特の雰囲気も健在。
よく見るとスラム街にあったような、ちょっとしたコロニアル様式の建物もあります。

そうです、このゲストハウスです。ここを下見するために、こんな辺鄙なエリアに来たのでした。2013年に来た際も写真をたくさん撮ったのですが、アユタヤ行きの電車から飛び降りて、スマホのデータがすべて消えるという不慮の事故を起こしてしまったので、思い出は今は私の頭の中だけにあります(苦笑)。
古い家屋の向こうにそびえる高層ビル群。右下に出入り口があるのを発見し、方角的に宿へ向かう方角なので、行ってみることにしました。
おヌコさんも車の下から別れを惜しんでいます。
なかなかのローカル路地。ホーチミンのヘムを彷彿させるような雰囲気です。
ここもいい感じの曲がり角ぐあいです。
10分くらい歩いたところで、テスコロータスに到着です。
コメント