さて、今回はフィリピンの大学に行ってきたよシリーズの第4弾アテネオ大学。デラサール大学と肩を並べるお金持ちご子息専用大学だ。今回は諸事情により写真を一切撮らなかったので文章又は引用資料で説明したい。適当にイメージを膨らまして欲しい。
さすがと言わざるをえない大学構内
時間は夕方、ちょうど帰宅ラッシュの時だろうか。大学の前を通るカティプナンアベニューは相変わらずの渋滞であった。なかなか進まない車の中をパチンコの玉のようにバイクが走っていく。
通常の大学はこの時間帯になるとジープニーやFXでごったがえす。だが、この大学は自家用車がごったがえす。しかも構内への乗り入れが可能なので、構内は車だらけだ。ここは警備員の腕の見せどころ。ダンスを踊るかのように身振り手振りで親御さんの車を誘導する。10メートルに一人は警備員がいたかと思う。しかも、英語がけっこう通じる。アテネオマネーは外国人には優しい。
ゲート3を通り、警備員にIDを渡し、3番目の建物を右にいったところにアドミッションオフィスがあると聞いたが、これを信用してはならない。たとえアテネオ警備員でもだ。フィリピン人の道案内ほど不確かなものはない。
適当にいったところで別の警備員に聞く。当たりだ。
英語の通じるアドミッションオフィス
さっそくアドミッションオフィスに大学院への入学方法を聞いてみた。しかし、手土産のパンフレットを渡されADAAオフィスに行ってくれと言われる。オフィスの前にはWifiがあるのかパソコンを使っている生徒がたむろっている。その身なりや立ち振る舞いは、さすがアテネオと言いたいくらい洗練されていた。日本の大学となんら変わりのない様子に、この大学で学びたいと思った瞬間でもあった。
ADAAオフィスの前にある小窓からその旨を聞いてみると今度はフェイバーホールの2Fのインターナショナル何とかへ行ってくれとことだ。ちょっとたらい回し感があるが、ここはフィリピン、たらい回しという概念が無い。
さっそくフェイバーホールへ行き1Fの警備員に聞いてみると実はインターナショナルナントカは3Fであった。そこへ行きさっそくその旨を聞いてみると、感じの良い青年が応対してくれた。英語も聞き取りやすい。大学院へも入れるが、科目等履修生もできるかもしれ無い。その青年の女ボスに確認し、後日連絡をくれる約束をとりつけた。
ザ・フィリピンへ戻る
帰路は適当な出口を探すのではなく、来たゲートへ戻りIDを受け取らなければならない。来た道は1方通行なので、別の道から戻る。案の定警備員の説明はド下手だ。ただ、自家用車の運転マナーは抜群に良いので割り込み、無謀、急発進運転が無い。見ていて清々しい。
その後、ID CLAIMという看板を頼りに無事IDを奪還し、大学を出る。
基本的にオススメの大学だが、交通の便が悪いのと学費が他の大学と比べて高いのがネックだ。ただ、学生も英語を普通に話せるし、構内の施設も整っている。
下記はホームページからの引用。2セメスター制で次回は10月から始まる。
INTERNATIONAL APPLICANTS(外国人申請者)
Applying from Abroad(海外からの申請)
- Intersession – January 31(インターセッション(学期と学期の間):1月31日)
- First Semester – March 31(第1セメスター:3月31日)
- Second Semester – July 15(第2セメスター:7月15日)
Applying from the Philippines(フィリピンからの申請)
- Intersession – March 2(インターセッション(学期と学期の間):3月2日)
- First Semester – May 15(第1セメスター:5月15日)
- Second Semester – September 15(第2セメスター:9月15日)
<フィリピンの大学へ行ってきたシリーズ>
- 第1弾 サントトーマス大学(University of Santo Tomas)
- 第2弾 PSBA(Philippine School of Business Administration)
- 第3弾 デラサール大学(De La Salle University)
- 第4弾 アテネオ大学(Ateneo de Manila University)
- 第5弾 ラ・コンソラチオン大学(La Consolacion College)
<フィリピンの大学ランキング2015>
コメント
[…] アテネオ大学(フィリピンの大学ランキング2015年第3位)へ大学院入学する方法 […]